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ストーリーを持たないアラフォー男性が、書籍出版やイベント登壇に至った自己紹介

初めまして。本間 正道と申します。まずは下の図をご覧ください。

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ご覧いただいた通り、市場価値という言葉が世に出回るまで社内での仕事に励んでいた、どこにでもいる平凡なサラリーマンでした。

そんな僕が今は・・・

①書籍の商業出版のお話をいただく↓(2020年6月26日発売)

②サンクチュアリ出版様にてイベント登壇のお誘いをいただく↓(2020年7月23日実施

③Amazonの仕組みで出版した本が月刊人事マネジメントに掲載(2021年8月号掲載)

月刊人事マネジメント

今回はどうして特にストーリーを持ち合わせていない平凡なサラリーマンが上記3点に至ったのか、いくつかの挑戦と失敗を共有します。

1、講師派遣会社に登録

2017年度末に日本中が副業解禁の機運が高まる中、僕が勤務する学校法人も2018年度の就業規則より副業は申請がなされれば許可される体制に移行しました。

そこで札幌市に本社を構える講師派遣会社に登録し、模擬講義を経て、晴れて講師としてデビューすることになりました。

しかし、2018年度に実施した講義回数はわずか3回。目に見える実績や、分かりやすい資格を持ち合わせていない人間へのオファーはなく、講師派遣会社でオファーを待つよりもオファーをされるような人間になることが先決だと悟り、講師派遣会社での講師の継続は断念しました。

2、出版企画書の送付

1の経験から、全国の書店に著書が並ぶような人材であれば人前での講演の機会をいただけるのではないかと考え、出版社に出版企画書を送付することに考えがいたります。

まさに「井の中の蛙」ですよね。そのときは商業出版がどれだけ狭き門か、全く理解していませんでした。

参考までに、僕が考えた企画書のタイトル案の変遷を以下に記載します。

2019年9月中旬

『なぜ、あなたにはやりたいことがないのか』

2019年9月末(前案の送付からわずか半月で軌道修正するぐらい、結果を急いでいました)

『リーダーのこだわりが人を育て、信念こそが人を変える』

→10月下旬にある出版社様から500部の売り上げ補償35万円負担という形ならとお話をいただき、丁重にお断りする。

2019年11月末

『今いる人材の「三つ子の魂」は変えられる』

→企画のたまご屋さんに配信いただけたものの、どこの編集者の方からも手が挙がらなかったと報告をいただく。

2020年3月下旬

『結局人の本質は、変えられる~他責型人材を貴重な戦力に変えるマネジメント』

→どの出版社様からも反応なし

ここでも、そもそも商業出版をできるほどの人材になる必要があるのだと悟り、まずは自分自身を高めていく必要性を痛感しました。

3、Voicyのパーソナリティーにエントリーする

自分自身を高める上で僕はラジオ音声アプリのVoicyを毎日聴いて、とても勉強になっていたことから発信する側になりたいと何度か申請をしました。しかし、ここでも何者でもない僕では狭き門だと痛感します。

4、倫理法人会への登録

まず、リアルな兼業で実績を上げるには自分には本業以外の人脈がないと感じたので、経営者の方々と繋がりたいという一心で札幌の倫理法人会に2019年11月下旬に加入することにしました。

モーニングセミナーは勉強になったことと、朝から学ぼうという意欲を持つ経営者の方々の姿勢に大変刺激をいただきました。

しかし、僕にとって倫理法人会は人脈を広げたかったという想いで入会したにもかかわらず、多くの方は学びに来ていました。当たり前ですよね。

仕事の報酬は仕事、と言われるように朝食の場で一緒の時間を過ごしているだけでは、信頼を勝ち取ることは難しいと判断し、札幌市のコロナ禍がいったん落ち着く時を見計らって筋は通したと熟考し、2020年7月に退会を決意しました。

5、セミナーコンテストにエントリー

facebookを通じてセミナーコンテストの存在を知り、2019年11月に第2回札幌大会にエントリーしました。

2020年2月に2回対策講座を受け、セミナーを作る上での基本を学びました。これは今でも執筆するときの視点や、セミナーを構成する視点として活きています。

しかし、本番は3月の予定でしたがコロナ禍の関係から7月に延期し、対面からオンラインへと形も変わりました。先日7月に札幌大会が行われ、残念ながら2位という結果で終わりました。

審査員の方々の票数では1位とのことでしたが、一般の方の票数の差という結果です。一般の方というのは、出場者がどれだけ日頃から関係性のある応援者を集められるかにかかっていました。つまり内容だけでなく、どれだけ応援してもらえる存在なのかという点も、コンテストを勝ち抜く鍵だったのです。

僕はコンテスト出場に際し、友人、知人に声をかけるという行動を一切していなかったので、僕としてはこの2位という結果に納得をしています。

6、Twitterを始める

1~4の挑戦の中で、自分を知ってもらう大切さに目覚めた僕は2019年9月30日にTwitterを開設し、自分の価値観を発信し始めました。

フォローしていただいた方々の推移はこちらの通りです。


twitter.推移

まずは自分のことを知ってもらう、そういった意味ではtwitterを始めたのは僕にとってとても大切な転機になりました。

7、noteに記事を公開する

twitterで繋がれた方が3,000名を超えた頃、だいたい2020年2月1日頃からnoteで記事を書き始めました。

本来、2の出版企画書が採用になったら書きたかった内容を、先に書き始めることにしました。どんな記事を書いているかは、ぜひマガジンから飛んでいただきたいです。

採用されるかはわからないし、出版に至ることが確約されているわけではない中でしたが、いつか何かに繋がれば良いなという想いでとにかく書き続けました。

すると、noteの記事、並びにtwitterでの発信をご覧いただいたそれぞれ異なる出版社の方々より、出版のお話とイベント登壇のお話をいただくことになりました。平凡なサラリーマンに貴重な機会をいただけて、今でもとても感謝しています。お話をいただいたメッセージは大切に保管しています。

そうです。「特にストーリーを持ち合わせていない平凡なサラリーマン」が出版へと至った背景は、twitterとnoteを根気よく続けていたら、見つけていただいたというとても泥臭い結論でした。

今、僕が持っている夢です。

⑴ベストセラーを執筆できるほどの人材になること

⑵Voicyのパーソナリティになること

⑶兼業である個人事業を軌道に乗せること

①社員研修(上司育成・中堅社員)・人材教育顧問・マネジメントコンサルティング

②専門学校に特化した経営コンサルタント(入学者増・退学率減少・教務改革)

③個人対象のメンター・コーチ

④採用支援(戦略設計・説明会刷新・採用コンセプト策定・プレゼントレーニング)

8、Youtubeに動画を公開する

山登りより川下り。僕が目標を達成する方法の信条です。川下りとはクランボルツで有名な「計画的偶発性理論」を指しています。「計画的」に「偶然」の機会を手にしていく、そんな選択を表しています。

山登りは山を決めて、必要な準備を明確にし、確実に遂行していきます。それに対して川下りは川の流れの分岐点にさしかかったら、その都度現れる景色を楽しみながら進んでいく、そんな態度で目的地に向かうというイメージです。

僕は2021年3月31日に動画を公開し始めました。もはやレッドオーシャンであるYoutubeに乗り出します。今さらではありますが、僕のことを知っていただくチャンネルを増やしたいという意図です。

この選択が僕をどこに連れていってくれるのか、今から楽しみです。

「リーダーが変われば、チームが変わる」をテーマにしています。こちらからぜひ応援をお願いいたします☟


9、教育参謀として人材教育事業を開業する

2020年12月にリーダー教育・人材教育の顧問・研修・講演を請け負う個人事業を開業しました。こちらでもTwitterを起点としたご縁で、人材系スタートアップの企業様より顧問のお話をいただきます。それだけ僕にとってTwitterで価値観を発信するというのは意義がある活動と言えます。

10、教育参謀としてコアの願いを事業に反映

前職の学校法人では「教育者の教育者」であり、学校のトップマネジメントを担っていました。その経験や実績についてどれだけ市場価値があるのか、新卒からずっと同じ職場だった僕には測ることができません。

しかし、2021年5月に経営コンサルタントとして転職したことで、自分の市場価値を見つめ始めます。やはり前職での経験は、教育業界のものであったとしても他業界、他業種で通用する、そのことを胸を張って言えるようになりました。そこで、前職と現職の知見を掛け合わせた事業にたどりつきます。つまり「学問を研究する」という位置づけの大学ではなく、「社会人を育成する場」という位置づけを担う専門学校の経営指導、事業再生に強く関心を持ち始めました。

▶専門学校入学者増加支援コンサルティング

https://playbook-consulting.biz/promotion/

▶専門学校組織風土・教務改革コンサルティング

https://playbook-consulting.biz/education/

11、月刊人事マネジメントに連載を寄稿

2021年11月号から6か月の連載が決まりました。連載タイトルは「中途採用者が即戦力として活躍するための6つの仕掛け」です。この挑戦が僕をどこに連れていってくれるのか、今から楽しみです。

まだ何者でもない僕ですが、継続していくことでどこにたどり着くのか、計画的偶発性理論である「川下り型」の目標達成、つまりどんな流れに分岐するか読めないとしても、そのときどきの景色を楽しみながら目的地までたどり着く方法で楽しんでいきます。ぜひ応援をお願いいたします。

働くとは、時間をお金に換えるのではなく、経験を人の喜びに換えること。

これからも続ける「挑戦」を通じて、少しでも人の喜びに換えられるように今後も経験を積んでいきます。

ここまでお読みくださり感謝。続きはまた違う記事で。

【経歴】

立教大学を卒業後、全国7位の大手学校法人に入職。8年間教員として従事。3,000人をまとめるプロジェクトリーダーを経験。9年目からは専門学校の責任者としてトップマネジメントに従事。携わった学校全ての粗利向上、人材定着、退学率の低下を達成。直近の専門学校では2019年度の入学者177名に対し、2021年度は237名。退学率は2017年度9.6から2020年度は2.4%まで低減。それらの経験を活かして現在は転職し、経営企画部として経営コンサルティング、グループ3社の新卒採用に従事。経営から採用、人材教育まで多岐にわたる分野で貢献。

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教育参謀 本間 正道
Email: playbook.consultant@gmail.com
twitterID:@masamichihon

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