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魅惑のたいらぎ貝


「たいらぎ貝」
大きいうちわみたいな2枚貝。


お寿司屋さんに行くとたまに見かけるくらいで、
なかなかお目にかかることがありませんね。


そんな私の大好きな「たいらぎ貝」の魅力を紹介します。




「たいらぎ貝」を知ったきっかけ

たいらぎの貝柱とひも

よく行くスーパーで「たいらぎ貝」を見かけて、
お寿司屋で働いている時のことを思い出しました。

たまに社長さんが立ち寄ってはよく食べていた
「たいらぎ貝」という大きな貝のことを好んで注文していましたね。

そんなきっかけで知ることができた「たいらぎ貝」。


存在は知ってはいましたが、
恥ずかしながら貝に魅力を感じていなかったので、今まで食べる機会がありませんでした。

いい機会だと思い購入して、
食べてみると、驚くほどおいしかった。

そして、スーパーに行くたびに「たいらぎ貝」を探すくらい魅了されました。


「たいらぎ貝」の魅力を自分なりに分解して紹介していきます。




貝柱のぷりっとしたフォルム

大きなうちわみたいな黒い2枚貝。
海の中では、細い部分が砂に埋まって立って過ごしているようです。



貝を開くと、真ん中に大きな「貝柱」がでてきます。

「貝柱」は大きく、ぷりっとしたかわいい見た目。

魅惑的なフォルムをしているので、見続けていても飽きません。


周囲についている「ひも」と言われる部分も食べることができます。



カクレエビ。多い時には3匹ほどいます。

また、高確率で見た目のかわいいエビ「カクレエビ」でてきます。

少し硬いので素揚げにするとおいしくいただけます。また、お味噌汁に入れても美味しかったです。


このように「たいらぎ貝」の大きな黒い貝殻の中には、かわいい世界が広がっています。




歯切れの良い食感の貝柱

お刺身で食べる際に切り方を変えることで、

  • 歯切れのよい食感

  • 柔らかい食感

2種類の食感を楽しむことができます。



お刺身にするときに繊維と同じ方向に切ることで、

繊維を残し、歯切れの良い食感になります。

この歯切れの良い食感がたまらなく、癖になる食感です。


さらに醤油とわさびをつけて食べると、

  • 癖になる歯切れの良い食感

  • 少し独特な甘味とうま味

  • 醤油の塩っ気

  • ツンっとしたわさびの風味

すべてが合わさって、至福の時を過ごすことができ、ついついお酒が進みます。

この食感を楽しむために「たいらぎ貝」見つけるたびに購入しています。


また、繊維に対して垂直に切ることで、

柔らかい食感になります。

柔らかい触感が好きな人にはこちらのほうがいいかもしれませんが、たいらぎ貝の貝柱を楽しむのであれば、歯切れの良い食感を楽しむ切り方がおすすめです。




貝柱を加熱でうま味を凝縮して、弾力感を

お刺身でもおいしいですが、表面を焼くことで
うま味が凝縮したような味わいになります。


「たいらぎ貝」の食べ方で一番好きな食べ方です。


私の場合は、分厚めに切った切り貝柱を串に刺して、ガスコンロの上で表面を炙ります。

まんべんなく焦げ目が付けるくらいで串を外し、
身に醤油をつけ、のりで挟んで磯辺焼きにします。



貝柱を焼いたことで、ギュッとうま味と甘味が詰り、香ばしさがプラスされます。

また、歯切れの良さを残しつつ、弾力のある触感に変化します。

そこに醤油と海苔の風味が加わり、口いっぱいに複雑なうま味が広がります。


「たいらぎ貝」を見たら、磯辺焼きを思い出して、

ついつい購入してしまいます。




焼いても和えてもおいしいひも

手前の串にささっているもの

ひもの部分もおいしく食べれます。


ぬるっとしていますが、
塩で揉むことでぬめりを取り、細かく切る。

あとは、
茹でてポン酢などと和えたり、
串に刺して焼いて香ばしくしたり、

お酒のあてにぴったりな一品に。


弾力があり、噛めば噛むほど味がでてきます。




なかなか売っていない

スーパーでは、なかなか売っていないの実状。

ネットでは、値段は少し高めですが、生きているものも売っているみたいです。


評価がないのでなんとも言えませんが、
気になる方は一度検討するのも良いかもしれません。




まとめ

生でも焼いてもおいしい「たいらぎ貝」。
一番オススメの食べ方は、磯辺焼きです。


繊維に沿った切り方で、歯切れの良い食感にして食べることで、この貝のいいところを味わうことができます。


また、焼くことで、うま味を凝縮したような味わいになり、弾力のある触感になります。


スーパーで見かけたり、ネットで売っていれば、
一度食べてみてはいかがでしょうか。


ほかにもおいしい貝がありましたら、
コメントで教えていただけると嬉しいです。


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