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関西を離れて(社会人日記3つ目ぐらい)

 

なんで関西を離れたの?


 就職活動中は関西から離れることだけしかほぼ考えていなかったように思える。
それは昔の恋愛を断ち切りたくての一心だったし、あの頃は本当にそれしか考えていなかったと思う。

それぐらいに過去の恋愛に引きずられていたんだと今になって気がつくし、今でも時々思う。
あの恋愛は自分にとって、本当に字の如く「切っても切れない縁」なのだ。
どれだけ離してもふとした瞬間に引きずり込まれるし、物理的な距離を離しても、胸を抉られるような孤独感と劣等感に包まれることもある。

そんな、自分の明るい未来の為の意思決定とはほど遠い就活をした自分をたまに呪ってみたりするけど、関西にあのまま暮らしていたかと思うと、少しゾッとする。そう思った次の瞬間には、やっぱりこっちで良かったのだ。
なんて自分を安心させてみたりする。

今の生活はどう?

 なんだか時がゆっくり流れているような。決して思いっきり楽しいわけではない。かといって特段の不満があるわけでもない。
なんか、「人気のないネオン街に一人突っ立っている」ような感じ。

僕の住んでいる街は騒がしそうで、住んでみればおとなしい。それでいて、その中で友達がいない僕は、たまに夜になると街の真ん中でかけて孤独を再確認してみる。

そんな風に自分の今の現状を頭に置きつつ、日常に隠されている。小さな幸せを拾い集める。
・毎日来るばあちゃんからのLINE
・仕事終わりに飲むコーヒー
・家でソファーに座りながら過ごすこの時間

今までばあちゃんのLINEも鬱陶しかった、けれどもいざ友達がいないとなると、そのLINEでさえも尊いものだ。なんてわがままな孫だろうと感じつつも家族のありがたさを再確認する。

そんな風に今まで幸せを感じていなかったけれど、環境が変化して幸せに感じることってもっとたくさんあると思う。

関西を離れたけど、こっちはこっちの楽しさというものがあるはずだから、
どんな環境でも小さな幸せを見つけられるようにしていたいな。

小さな幸せどーこっかな?♪


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