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新宿日撮り歩記

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仕事に遊びに縁の深い新宿の写真を自分の思いと共に載せています。(芸術性ゼロ)
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2023年10月の記事一覧

【新宿住友ビル】新宿日撮り歩記

【新宿住友ビル】新宿日撮り歩記

何年か前に大改修をして1階部分に広々とした空間ができました。
展示会などに使われているようです。

その改修がおこなわれる前のこと。
視覚障害のある知人が言っていたことがあります。

あのビルのエレベーターには音声案内がないんです。だから自分にはエレベーターが今、何階にいるのかが分からないので、一緒に乗っている人たちには申し訳ないけど、行き先階ボタンをぜんぶ押して、エレベータが止まるたびに「1階、

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【人魚像】新宿日撮り歩記

【人魚像】新宿日撮り歩記

北新宿の神田川沿いにある「人魚像」。

台座が草に覆われているので、まったく見ることができませんが、誰が、いつ、何の目的で置いたものか、そして、作者が誰なのか、すべて不明です。
そもそも台座にそういうことが書いてあるのかどうかも含めて。

上半身が人間で下半身が魚なので、一応「人魚」とは書きましたが、一般に知られている人魚はたいがい美しいと思いますが、これはねぇ…

人魚は地域によって吉兆だったり

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【東京都庁舎2(造形物)】新宿日撮り歩記

【東京都庁舎2(造形物)】新宿日撮り歩記

「東京都庁見学のご案内」というウェブサイトによると「都庁舎には彫刻やレリーフなど38点のアートワークが設置されて」いるそうです。

「皆さまからの血税をこのような文化活動に使わせていただきました」と言われたとしても、
「それは素晴らしい!」とは思えないんですよねぇ。

「植木も綺麗に手入れされてるし、いったいいくらかかってるんだろ」とか「そもそも公官庁の庁舎にこういうものが必要なんだろうか」とか「

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【東京都庁舎】新宿日撮り歩記

【東京都庁舎】新宿日撮り歩記

建築家の丹下健三氏の設計によるもので、1991年(平成3年)4月1日に東京都の業務が開始されました。

完成時には日本一の高さで、金を使いすぎなど批判を浴びましたが、それももう昔の話となりました。

先の東京オリンピック同様、民意を問うことなく断行。
「喉ぼと過ぎればなんとやら」「やったもん勝ち」と、私としては良い印象を持っていませんが、そんなことを思っていてもどうにもなりません。
せいぜい風景を

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【早稲田大学】新宿日撮り歩記

【早稲田大学】新宿日撮り歩記

「ニセ学生」って今でもいるんですかね?
最近はどこも保安が厳しくなってるからもうできないのかな。
私は早稲田大学の出ではないのですが、ある教授の講義を聴きたくて授業に潜り込んだことがあります。
こういうけしからん輩を「ニセ学生」といいます。
と言っても、1年間というわけではなく、何回かだけ。
「これって建造物侵入罪になるのかなぁ」なんてことがちらりと頭をよぎりましたが、幸い捕まることはありませんで

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【てるまー湯】新宿日撮り歩記

【てるまー湯】新宿日撮り歩記

新宿区歌舞伎町1丁目1−2
歌舞伎町にある24時間365日営業の天然温泉です。(新宿区歌舞伎町1丁目1−2)
月〜木の日中は12時間で一般2,700円。
お風呂やサウナはもちろん、くつろげる場所もあってとても快適な施設です。
最近はこういう「銭湯」が増えていますね。

伝統的な銭湯はどうかというと、「新宿浴場組合」のウェブサイトによると新宿区内には18の銭湯があるそうです。
「こんなに減っちゃった

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【常圓寺】新宿日撮り歩記

【常圓寺】新宿日撮り歩記

三度たく 米さへこはし やはらかし おもふままには ならぬ 世の中

ほとんど判読できませんが、江戸時代の狂歌師「便々館 湖鯉鮒(べんべんかん こりふ)」の歌が刻まれているそうです。
鍋や飯盒でお米を炊くと、何度やっても硬かったり柔らかかったり、なかなかうまくいかないものです。

西新宿の高層ビル群を望むこのお寺。
春には見事な桜を見せてくれます。

通勤路にあるので、イライラしているとき、憂鬱な

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【末廣亭】新宿日撮り歩記

【末廣亭】新宿日撮り歩記

東京都内に4ヶ所ある定席寄席の一つ。
定席は「じょうせき」と読みます。
大晦日を除く毎日、落語以外にも漫才、漫談、大神楽、奇術などが15分から20分ごとに入れ替わり立ち替わり演じられます。
この末廣亭は約300席で、畳の桟敷席もある唯一の寄席で、特別興行以外は昼夜入れ替えなしでなので、その気になれば12時から20時半まで一般3,000円で楽しむことができます。

もう数十年前のことですが、この末廣

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【角筈】新宿日撮り歩記

【角筈】新宿日撮り歩記

昨日は「淀橋」について投稿しました。
今日も今はなき地名の一つ「角筈」。
「つのはず」と読みます。
JR新宿駅を挟んだ西新宿や歌舞伎町あたりの地名でした。
1978年(昭和53年)に町名としての「角筈」はなくなりましたが、その名が残っている場所はありました。

・角筈二丁目バス停

・角筈地域センター他

・角筈公園

・角筈橋

・TSUNOHAZU

・角筈ガード

・ツノハズ

【淀橋區】新宿日撮り歩記

【淀橋區】新宿日撮り歩記

「よどばし」という音を聞いてほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのは「ヨドバシカメラ」ではないでしょうか?
「淀橋」という地名は現在はありませんが、1932年(昭和7年)から1947年(昭和22年) までは「淀橋區」として、その後1970年(昭和45年)まで「新宿区淀橋」としてあった地名です。

淀橋區は「ヨドバシカメラ」がある西新宿、歌舞伎町、早稲田大学を含む広い地域でした。
淀橋區の1945年(

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【伊勢丹】新宿日撮り歩記

【伊勢丹】新宿日撮り歩記

新宿に行くと、いつも当たり前にそこにある伊勢丹。

お向かいの三越がなくなり、あのライオンが新宿から姿を消したのはいつだったでしょう。
昭和初期に建てられたデパートの建物って重厚ですよね。
どこだか忘れたけど、外観だけでなく、中も大理石の幅が広い階段や吹き抜けがあったり。
あ、あの古~いエレベータはまだあるんでしょうかね。
エレベータガールが操作してましたがまだいるのかな。
エレベータガールといえ

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【芸能花伝舎】新宿日撮り歩記

【芸能花伝舎】新宿日撮り歩記

西新宿のビルの谷間に1997年に閉校した淀橋第三小学校の校舎を利用した貸スペースがあります。

運営しているのは公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)で、さまざまな芸能活動用に借りることができます。

学校だったころの内部を残してある部分もあり、学校風景の撮影にも使われているそうです。

かつては第七まであったこの地域の小学校ですが、現在も小学校として存在するのは三つで、「淀橋」の名を残し

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【ビル】新宿日撮り歩記

【ビル】新宿日撮り歩記

無味乾燥と思われがちな高層ビルの林の中でふと見つけた景色。

自然や歴史のある風景も好きですが、近代建築にも惹かれるものがあります。

【熊野神社】新宿日撮り歩記

【熊野神社】新宿日撮り歩記

中央公園の向こうにある熊野神社。

室町時代からあるとか。

手水舎の写真を撮っていると、後ろに迷惑そうな顔をした人。

早朝でしたが、ポツポツと参拝の人が訪れていました。

近所の人たちかな。

大都会の中でホッと一息つける場所です。
#熊野神社 #西新宿 #新宿 #神社 #新宿日撮り歩記