新刊 『1階革命』 (著:田中元子/晶文社)Amazon予約はじまりました。副題は「私設公民館『喫茶ランドリー』とまちづくり」。書店は12月20日ごろから並びます。
この度、晶文社よりグランドレベル田中元子の新しい書籍『1階革命−私設公民館『喫茶ランドリー』とまちづくり」が晶文社より発売されることになりました。Amazonでの予約注文は昨日から、書店での販売は2022年12月20日の予定となります。
表紙は、こんな素敵になりました。表紙絵は、グラフィックアーティストの伊藤桂司さん、ブックデザインはアジールの佐藤直樹さん・菊地昌隆さんにお願いしました。
今回の書籍の位置づけは、田中の前著『マイパブリックとグランドレベル − 今日からはじめるまちづくり』(晶文社)の続編的な位置づけとなります。
前著が出版された5年前当時、田中はまだ株式会社グランドレベルを立ち上げて1年が経った頃。それこそ本を執筆編集をしながら、その裏ではじめてのプロジェクトとなった「喫茶ランドリー」の計画が進んでいました。
当時は「喫茶ランドリー」が、誕生する直前。得たの知れないモンスターが生まれそうな予感は感じつつも、言語化できることはもちろん少なかった故に、マイパ本では一言も「喫茶ランドリー」には触れていません。
ですので、今回の書籍はまさにある物件と出会い「喫茶ランドリー」をデザインしていくところから話しがはじまります。
そして、日々の運営をはじめ、多くの方がいらしてくだる中で、その後、全国でさまざまな設計デザインの仕事をさせていただくようになりました。喫茶ランドリーで培った独特なデザイン手法と、それらを活かしたさまざまな事例についても取り上げていきます。後半では、ベンチプロジェクト、そしてウォーカブルの話まで。
(このnoteでは、ほとんど喫茶ランドリー以外のプロジェクトを取り上げてこなかったので、ぜひ見ていただきたいです)
ちなみに帯はこんな感じにしていただきました。
本の最後には「1階革命」というタイトルに込めた想いも綴られています。まちに関わること、ひとに関わること、設計デザインに関すること、興味がある方には、ぜひ手に取っていただけましたら、嬉しいです。
また、関連イベントも開催していきますので、興味のある方は、株式会社グランドレベルのFacebookをチェックしておいてください。よろしくお願いいします!
それでは、今日はこの辺で。
1階づくりはまちづくり
大西正紀(おおにしまさき)
ハード・ソフト・コミュニケーションを一体でデザインする「1階づくり」を軸に、さまざまな「建築」「施設」「まち」をスーパーアクティブに再生する株式会社グランドレベルのディレクター兼アーキテクト兼編集者。日々、グランドレベル、ベンチ、幸福について研究を行う。喫茶ランドリーオーナー。
*喫茶ランドリーの話、グランドレベルの話、まだまだ聞きたい方は、気軽にメッセージをください!
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