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【シリーズ】30日ではじめるミニマリスト26日目【家族像】

本日のテーマは、家族像です。

本作は、手放すべきものを取り上げて紹介する形式をとっています。

テーマを一語で表現するのに迷いました。

言い換えるならば、「家族とはこうあるべきという偏見・先入観」「世間・親世代が自分に押し付ける家族像」です。

ゼロベースで自分の生き方、家族やパートナーとの距離感を考えましょうというお話です。

家族の形・距離感はそれぞれで良い

パートナーとの関係についてです。

将来的に子供をもつ予定の男女カップルであれば、法律婚をするのがベターだと考えます。

相続や代理権といった面では、法律上の親でないと不便になる部分が多いためです。

法律婚の悩ましい点は、同居義務が発生する点です。

両者が円満で別居の合意(会うペースの合意)がある場合はいいのですが、関係がこじれた場合に「同居義務違反」という責めを負うことがあります。

「同居の何が悪いのか?」と思われる方もいるのでパートナーや家族との距離感について続けます。

対人関係において、相手との距離感が近いことがストレスになるケースがあります。

たとえば、オフィスで上司が常に同席していると、絶えず監視されているようで緊張し疲れるなどは分かりやすいでしょう。

同じことで、家に帰った後のプライベートでも一人になる時間が多く必要なタイプ(後半で言及する内向型)が存在します。

「早く家に帰って、家族で食卓を囲むのが何よりの癒しである」という価値観もあれば、「遠距離通勤は大変だけど、家に着くまでの1時間だけは自分の好きな本を読める、考え事が出来る」という価値観もあります。

もちろん、同じ人物でも両方が混じることもあるでしょう。

「べき論」で子供を持たなくて良い

ヒトも動物ですので、オスとメスが交配することで子供ができ、世代を繋いでいきます。

ヒトという種の繁栄・存続を考えれば、子供をつくるのが「当たり前」です。

子供を授かった方、子育て中の方、子供を持つのを楽しみにしている方、その選択・価値観は極めて正常です。

その意味で、私の主張は異端です。

私が言いたいのは、以下のような考え方は手放してほしいということです。

誰かが決めた「べき論」を疑ってゼロベースで考えましょう。

①子供を作ることが社会貢献
⇒バッチリ稼いで納税するなり、世のパパ・ママ世代が喜ぶサービスを運営するなり別の方法で貢献すればよく、国力や人口動態など為政者や国家に忖度してライフスタイルを決める必要はない。また、老後のセーフティネットとして子供をあてにしない。

②世継ぎが居ないのは親不孝、子が生きた証
⇒親や他者の期待に応えるのが、自分の人生ではない。自身のDNAを残せない意味で、生物としての「淘汰」であることは否めない。だが、人生の中で出会う人と相互に影響を与えるので、創造・発信を続けていればDNA以外の情報やらノウハウを後世に残し、伝えられる。他人の発明や功績が遠く離れた貴方の生活を快適にしている。

著者の場合

著者は婚姻をしたことがなく、把握している限りでは子供も居ません。

したがって、経験者のみが知りうる「子供を持つ喜び・苦しみ」が分かりません。

現時点で感じていることは、ひとつ屋根の下に誰かと暮らすのは刺激過多でしんどいです。わが子であっても愚図る子供は苦手ということです。

原因が分かっていて、私が内向的で刺激に弱いタイプであること。

誰かとの会話や共同生活、子育ては強烈な刺激の連続です。

ちなみに、適性検査で有名な「ストレングスファインダー」で上位に「内省」、下位に「コミュニケーション」が含まれます。

・外向的な人間は、刺激に鈍感で他者に寛容である。コミュニケーションが得意で、交流が少なすぎると元気がなくなる。

・内向的な人間は、刺激に敏感で他者に消耗する。コミュニケーションが不得意で、一人の時間がないと元気がなくなる。

 参考までに、私が直近で一番腑に落ちた「内向型」に関する本をご紹介します。外向型は社会を形成し、内向型は境地を求める。各人の役割がある。

 供の泣き声が不快に感じるのは当たり前で、そのようにデザインされているから。

ヒトは泣き声や愚図る様子を観察し、適切に子をケアするように設計されているからです。

なので、泣き声を止める方法を誤り、暴力を振るったり、無視してベランダに出してしまったりするのが「虐待」です。

食べこぼしやお漏らしより、なにより怖いのが「泣き声」。

聴覚特化のHSP傾向を自覚しているので、わが子であってもノイローゼになる自信があります(苦笑)。あと、よく吠える小型犬が苦手です。

父は小学校教諭、母は保育士という「子供好き」な両親から生まれたはずなのですが、小さい子供が苦手です。

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