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緊張どきどき!直したい!

皆さん、緊張する事ってありますか?
日常生活ではあまり体験することが少ないのではないかと思いますが
まあ、どんな時にこんな感情になるかというと、

例えば
人前で話をする、プレゼンや、会議で意見を言う、朝礼の司会や
とにかく何か自分が注目されることをしなければいけない時など緊張
するっていう人が多いのではないかと思います。



とはいえ
この緊張という感情なんですが・・・
人間の感情にはすべてのどんな感情にも
必ず良い部分と悪い部分が兼ね備えています。

例えば
人前でのスピーチで緊張する場合、なぜ緊張するのでしょう?
手足が震え、頭が真っ白になるほど緊張する人もいれば、
独り言のように全く緊張もせず、すらすら口から生まれてきたような人もいますよね。
慣れ?? それだけではないのも事実です。

その違いはどこにあるでしょう?

人前で緊張する人の心の底にある恐怖心は、

うまく言えなかったらどうしよう・・
失敗したらどうしよう・・・
みんなが自分をできないやつだと思うに違いないし・・・
沢山の目が自分に注目してる、見られてる。
自分かっこよくできるか・・・?

など
さまざまな感情がうずまいています。

でもなぜこのような感情が生まれてくるのでしょうか?
それは
過去に起きた体験でできてしまっている自分の中のプログラムが原因なんです。

例えば
もしかしたら小さいころ人前でしゃべった経験で
大失敗して親から怒られた記憶や周りにばかにされて悲しかった、
なんていう記憶があったり・・・。

逆に小さいころに同じような経験をしても周りから拍手喝采で
とてもうれしい記憶が残ってたりすれば
人前でのスピーチも得意だ!になって緊張どころか快感に思える人間になっている人もいるでしょう。

これでお分かりのようにこの二つを分け隔てるのは自分の過去の記憶、経験からできた自分のプログラムが原因なんですね。

そんなこと言ったら過去の記憶はもう変える事はできないんだから
どうしようもない!って言いたいですが、
これも変えることができるんです!

そうです!
このプログラムを書き換えればいくらでも変わることはできるのです!


人はでき事自体に感情が動いているのではなく、事実のイメージからでた感情、悲しかったや辛かったという感情に意識が反応しています。
「失敗したから→馬鹿にされた→悲しかった」の失敗した事実は
事実自体は変えることはできないのですが、失敗したことのイメージや意味付けはいくらでも書き換えることができます。
この思考プログラムを書きかえればどのようにでも人は変わることはできるのです。

この失敗した事実からでたイメージや意味付けをほかの視点から見たり捉え方を変えたり、また新たな体験をすることによって自分自身のプログラムを書き替えることができるのです。

どういうことかというと、
会議で話をしなければいけないとしましょう。
これに伴い、過去に失敗したプログラムがあると、
うまくしゃべれるか、失敗しないか、かっこよくできるかとかいろいろ感情がわいて過去の失敗した時の悲しかった、辛かった感情が湧いてきます。

この辛かった感情を起こさせないために
今日は失敗はしないぞ!もうあんなつらい思いはしないぞ!
と頭では思おうとするのですが、


ところがここで
人間の潜在意識が防衛反応を起こすのです。
潜在意識は自分を守るため、安心安全の場に連れて行こうとするので
「また人前でしゃべると失敗して辛い思いをするから、そんなことやめておこうよ」となり、ここから失敗したらどうしよう!という緊張反応が生まれるのです。


このプログラムを書き換えるための手段として

1つ目は
少しずつ自分で成功体験をつくって書き換えていく、というものがあります。
例えば、一度に大勢相手ではなく、
「2,3人を相手にしていつもおしゃべりしている感覚」で体験してみる
そしてうまくできたらハードルを少しずつ上げていき
成功体験を積み重ねて過去の経験を上書きしていきます。
成功体験の積み重ねで自分に自信もついてきて、そのうち人前で話すことが楽しく難なくできている自分を見ることができればもう記憶はしっかり上書きされています。

少しずつ地道に成功体験を積む作業ですから時間はかかるかもしれませんが、段階を踏んできっと変わっていく自分を感じることができればそれも喜ばしいのではないかと思います。

この成功体験の積み重ねを踏まえた上であとどんな手段があるか、はまた次回書かせていただきますね。




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