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足して、かけて、割って、まずは動いて。そうやってシナジーが生まれていくのだろうか。

こんにちは。先週末。土曜日はあるイベントで採用活動、サッカーのテレビ観戦。そして日曜日はと言えばMy妻とフリーマーケットで散在したあとフランス料理をいただきました。いろんなことが折り重り、相乗効果を生み出されている気がする。なかなか出不精ではあるけれど充実した二日間でした。

ウニのフレンチトースト。絶品。
魚料理もシェフの想いが詰まっている。
メインのイチボ。めっちゃ美味かった。

視点。

最近、人材に関して色々と研究を重ねています。IT会社でもあるので、職務や職種がわりと多岐に渡っており、色々な人を巻き込みながら日々を過ごしている状況。先週末にお呼ばれした人材イベントで聴いた内容がこの週末中リフレインしていました。それくらいインパクトが強烈すぎる言葉でした。

そもそもどのような仕事においてもマクロな視点とミクロな視点が存在し、その両面で物事を捉えていかなければならない。特に人材という観点でそんな視点を行き来しているところです。イベント終了後にメンバーとカフェで話している際、7つの習慣のこの言葉が頭をよぎり、目頭が熱くなった。

シナジーのちからが解き放たれると、信じられないほどのエネルギーを生み出した。例年のお決まりのパターンはきれいに消えてなくなり、会議は熱気に包まれた。一人ひとりが心を開いて発言を熱心に聴き、受け止める。そこに新しい洞察が加わり、それまで思ってもみなかった選択肢が次々と出てきた。会議が終わる頃には、会社が直面する重要課題を全員が、まったく新しい視点から理解していた。

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「第6の習慣:シナジーを創り出す」ビジネスでのシナジー より引用

13歳から鍛える具体と抽象。

考えてみるとまるでこれは「具体化」と「抽象化」の往復運動でもあるなとも考えてしまいました。同時に細谷功先生の名著「具体と抽象」も思い出しました。そのとき、ふと、以前audiobookから案内が届いていたのに気づき、何気なく「13歳から鍛える具体と抽象」を聴き始めることにしたのです。

思考とは単純であると同時に複雑である。聴いていてそんなことを思ってしまいました。13歳だけが聴くのではなく大人こそインプットしていきたい内容だなと、つくづく自分自身の知識経験不足を露呈する結果となった。夢と目標の違いなんて本当に!そんな週末を過ごしていたわけでございます。

仮説を言葉にして伝える、聴く。

レゴ®シリアスプレイ®なんて最たるもので、具体と抽象を行ったり来たりすることだけで数時間を過ごすというかなりハードなワークショップでもありますね。レゴ作品と思考が絡み合っていき、最終的(これももしかすると過程なのかもですが)に言葉が生まれていく。そして共有されていくのです。

人材に関しても答えのない答えを探し続けるわけですから、その自分の仮説や思いを言葉にして伝えるそして聴くことが大事だなと思います。だからちょっと、さらなる色んな人に聞いて回ろうとか考えています。また少々、変な人のレッテルを貼られかねないですが、避けられない道でもありますね。

シナジーを胸に刻む。今。

要するに(要するに、は抽象化の言葉)本気で向かわないと道は開けないってことです。なんとなく良い形に・・・なんて考えていたら駄目なんだなと改めて身を引き締めています。次のステップに行くために、次の仲間を巻き込むために、そのうえでシナジーを創り出すために、できることをひたすらに。

スティーブン・Rコヴィー博士の「シナジーとは、簡単に言えば、全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくなるということである」を胸に刻み、前へと進み続けることにした。この駄文を書いているだけで魂がなんだか高ぶってきた気がする。今の思いを大事にしたい。素直にそう思っています。

最後に。

とにかく今は仲間と生きる。それしか思い浮かばないけどそれでいいと考えたりしている。頭を動かし手を動かし魂を動かす。とても自分自身にリーダーシップがあるとは言えないですが、足して、かけて、割って、まずは動いていこうと思います。フランス料理、最高のコースのような組み合わせで。

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