繰り返しとループと若さの話。
以前、縁あってじゃがたら復活祭のお手伝いをさせて時に、ギターのEBBYさんと楽屋で話している時の話。
「同じフレーズをずっと弾いてるとだんだんテンパってくる」みたいな記述を何かで読んで、いたく感動して当時の自分のバンドでも、同じフレーズをひたすら繰り返すようになったんです。と伝えた。
するとEBBYさんが「あぁいうずっとおんなじフレーズを弾き続けるのって、歳をとった今はなかなかできなくなったんだよね。あれは今思うと若さがないとできないことだったんだよな」と話してくれた。横にいたOTOさんも「わかる」というようなやりとりがあった。
これ、僕としてはすごく示唆に富んでいて、何かを繰り返し飽きずにやれるというのが若さの特権なのかもしれないな…と思わされました。音楽だけでなく、日常生活においても、何がしかの反骨精神というの、こういう繰り返しからしか生まれないような気もする。
確かに少しずつできることが増えると、余計なことをやりたくなってしまう気分は、今になって当時よりも立体的にわかる。
これは、今になって本当にありがたい言葉だったよなぁと感じています。
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