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「副業とコミュニティについて。」登壇。答えにはなってなかったかもしれないけど。

昨日、wayslinkさんという企業の交流会で「副業/コミュニティ」について話して欲しいというご依頼をいただいて、久々に登壇をさせていただきました。

以下、ほんのちょっと言えなかったことも加えつつ、うっすらとブラッシュアップはしていますが、こんな内容を話したぞってことを。

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どうもはじめまして。

株式会社〆の代表取締役をやっております。泉水と申します。

今年で5年目を迎える会社でして、何をやっているかというと、WEB制作から紙媒体、広告出稿などクリエイティブと呼ばれる仕事を内外合わせてだいたい4~5人で請け負っています。まぁ普通の会社ですが、ユニークなのは、事業モデルの構築からプロジェクトに参画できるのと、制作後の顧客分析アナリティクス解析などコンサルテーションなどをご一緒していることです。
なので、本当にありがたいことに創業以来、ゆるゆるとご一緒できている企業・リピート企業が7~8割くらいあります。定期的なコンサルティングを請け負ってもいますので、たくさんのクライアントさんとコミュニティに近い形を作れているかなと思います。

いわゆる副業チャンネルなのですが、僕自身も泉水マサチェリーというふざけた作家名で、音楽活動をしていたりします。

どうもビジネスのフィールドとかけ離れているようですが、こういうアートにも全力で立ち向かうことで、自分自身も含めて、会社に関わる全員がアーティストとしての信頼をいただけると思っています。

ありがたいことに、年々売り上げも上がっているので、色々と好きなことをできるようになってきました。特に大きいのが、オフィスです。

今年から、「CM」という名前でカフェ併設のオフィスを作りました。池尻大橋徒歩5分の路面店です。平日の8割型そこで仕事をしているので、皆さんぜひお近くに来たらご連絡ください。
ありがたいことに、友達やクライアントさんが、ふらりと来て遊ぶように仕事をして帰ってくれます。

この場所は、僕たち自身が今回のテーマでもある、コミュニティを作るための僕らにとっての夢の場所です。ここには、利害関係を気にしない仲間や友達、クライアントさんが数多く集まったりしています。明確なコンセプトではなく、非常にファジーで、〆という会社、そして僕らと直接関わった人にしか魅力の100%がわかってもらえないのです。簡単に話せる秘密基地なんて、意味がないですから。本当に興味のある人はぜひ積極的に連絡してくれたら嬉しいです。そういうちょっとした勇気で世界はできていますので、ぜひ。

以上、テーマであります「複業・コミュニティ」についてのほぼ全てです。時間が全然余ってますよね。

時間余るから、何を話そうと思ったんですけど、僕はもともと20代は、酔っ払って下北沢の路上で寝てたような人間なので、ビジネス的な話があまり好きじゃないんです。

今回は「複業」ということ…僕でいうと音楽がそうだと思われていると思うんです。今回お声がけをいただけたのも、その流れだと思うんですが、最近では、「副業」注目が集まってますよね。

でも、僕「副業」を持とうなんて思ったことないです。音楽を副業って捉えたことすらない。大好きでやってただけです。

「副業を持とう」ってのの深層に何があるのかっていうと、個人個人の社会への不安とかってのが潜んでるんではないかなと思います。

会社への還元…とかって、どうも嘘くさいというと失礼ですけど、なんか貧乏くさい議論だし、建前じゃないの?っていう気持ちが拭えない。企業側にとっても都合のいい話ですよね。

なので、そもそも「仕事」ってなんですか?ってところから考えるべきだと思うんですよね。じゃないと、一生、あなたにとって、都合のいい副業なんて見つからない。

仕事ってみなさんにとってなんですか?

僕の場合、仕事とはなんのためにやってるかをお話してみようと思います。

小さな頃に「宇宙の果てはどうなってるんだ?」「死ってなんだ?」ということを考えたときに、頭の奥がもやっとして、途方もない気持ちになったことはありませんか?

僕はそのことが忘れられません。

こういう「人間とはなんなんだろう?」ということの疑問の答えを探し続けることこそ、私たちの仕事の目的だと思います。

そういった、ある種子供じみた、青臭い、でも日常の忙しさの中で忘れてしまいそうになる疑問に答えるひとつの手段が仕事だと僕は思っています。

僕は、一生をかけて、この疑問「人間とはなんなんだろう?」を考えることを心の真ん中に置いていくべきだと思うんです。

今の世界で生きてくのは、大なり小なりこのビジネスというものに逃れ難く関わって生きていかなきゃいけない。ほぼ100%の人間が。だからこそ、ビジネスには人間の歴史の最新が詰まっているのではないかと思っています。

僕にとって、「人間とはなんなんだろう?」に答えてくれるのが、仕事なんです。僕は仕事をこう定義してから、音楽はこの問いに答えてくれるから、僕にとっての仕事になったんです。

僕たちが一番大切にしている経営理念が「かっこいい大人でいよう」です。

これは、各々で「かっこよくあろう」と思って毎日を過ごすことです。それぞれが、それぞれの「かっこいいと思うこと」を毎日するということが、それが副業を見つける近道であり、未来の不安への一番の対処になると思っています。

そして、株式会社〆では「私たちにとって一番重要な仕事は、世界について考え続けることだ。」を行動指針にしています。

現代は、1人で勝つことなく、ちゃんと社会全体のことを考えないといけない。でないと、上の世代のできなかったことをもう一度繰り返すことになってしまう。

どうぞ、この世界のことや、人間とは何か?を話すようにすることを願っています。

それが、世界のためになるのではないかと思いますし、皆さんの素敵な副業が見つかる道であり、素敵なコミュニティで話されるべき話だと思います。

ちょっと戸惑わせてしまうような話だったかもしれませんし、皆さんのニーズとは違うかもしれないですが、ひとまずはご静聴ありがとうございました。

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…というようなことを話したけど、どうだったんだろう。オンライン登壇だったので、どうも反応がダイレクトにわからんかったのは残念です。

終わった後に、参加していた小林愛海さんにグラレコをプレゼントしてもらいました。嬉しい。

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