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masa の紹介。「masa英文法」とは。

はじめに

私 masa は、
  学校やTOEICといった受験英語のことは、さっぱりわからない。
点数に関わるような配慮は一切できないため、ご注意いただきたい。

「masa英文法」とは

ゆっくりでもいいから、英語が身に付いたら幸せだな、と思いながら、
やり直し英語を始めて、2023年3月現在、まだ1年の英語学習者である。
文法学習の比率が高くて、語彙学習, Listening, Speaking はこれからだ。

私は理数系が文系よりは得意で、文系の学習はとても苦手だった。
やり直しする前は、英語学習はどこか諦めていて
全然覚えられないと思いながらも、奇跡でも起きてほしい、
突然英語がわかるようにならないものかと常々思っていた。
もちろん無理だった...TOEIC最後の記録は280点足らずだった。

それから10年以上、英語学習には全く触れずにいたのだが、
ふとした切っ掛けでやり直し英語を始め、書籍やネットの情報に、
以前には見たこともなかった内容や考え方をたくさん見つけ、
次第に引き込まれていったのだ。

そして自分でも信じられないことに、
今でも英語学習は続いているし、今後も続きそうである。

ただ、学習は順調ではなく、思った以上に苦戦した。
私の学習で悩ませられたのは大きなところで以下4点である。

①英和辞典
②自分の日本語力
③5文型
④品詞の定義

①で見つけた訳で覚えても、うまく訳せない例文に出会うのだ。
そして何度も別な訳も覚えるなど繰り返しているうちに気づいてきた。

①②で感じた問題点が次のものであった。

・日本語の表現が持つ曖昧さ
・日本語への自分の理解力
・英和辞典の著者の日本語の理解力、表現力
・日本語理解のギャップによる英和辞典からの誤った理解
・国語辞典の定義と日常用語の意味のギャップもあるかな
・英和辞典の最初の訳は、翻訳者を意識したものという疑惑

これら問題点は、英英辞典(Oxford)を使えるようになって、
飛躍的に改善していった。

翻訳アプリ(Google, Appleなど)の助けを借りながら、なんとかかんとか、
英英辞典で正しいと思われる意味を理解し、
英和辞典で自分の日本語理解からピッタリな表現を探す。

それでも無ければ、自分の理解に近い語を頭から捻り出して、
ネットで類似語を調べて、そこからピッタリな表現を探している。
このような作業を1つ1つ始めているところである。

学校やTOEICといった受験英語に急いでいるわけでもないため、
この方法でゆっくり身につけていこうと考えている。

この方法を始めてみて幸せなことは、記憶することが大の苦手な
私にとって、とても都合が良さそうなことである。
英語1語に対しての、覚える訳の数をかなり減らせるのだ。
1語の訳を何個も覚えようとして挫折していた自分には光明である。

さて、③④についてだが、
これらは定義が曖昧な感じがして使いづらかったものだ。
5文型は分詞構文が出てきたあたりでよくわからなくなり、
品詞定義は、文に配置された語順や形でそう呼んでいるだけと思えたのだ。

だが、辞典を使って学習していると、
品詞は配置というよりも意味的分類で見てしまうのだ。
そして、意味的なものとして捉えていると何度も戸惑う経験をした。

そしてこれも、英英辞典を使い始めてみると、和英辞典との違いに気づく。

・品詞の定義解釈が違うものもちらほら。
・5文型に絡めた説明がない。
・和英辞典にあるのに、見つからない用法定義がある。
・1語の1意味ごとに、一般的に使われている用法が載っている。

また、なんとか使い方を学んでコーパス分析が使えるようになると、
実際に使われている英文を、分析して確認しながら学習することになり、
日本で得られる英文法の情報にも、次第に違和感を感じるようになったのだ。

ここまで来ると、私のモヤモヤや疑問は一生晴れそうもないと気づく。
そう、英語に限らず日本語であっても、言語とは生き物のようなものだ。
それを全ての人々が共有し納得できる確かな理論は無いのである。

極端に言ってしまえば、ネットや書籍で有用な情報を発信してくださる方、
辞典を作成している著者であっても、独自解釈により構築した理論を
ご自身で納得できたものとして持っていると思うのだ。

だから我々が有用と感じる情報とは、
そのそれぞれの理論に立って説明されているものである。

説明のベースとなる理論に差異があれば、有用に感じていた同じような言葉で
あっても、そこに含意されている意味が変わってくる。
どこか曖昧に感じた部分はそのせいかもしれない。

だから、これまで学習してきた内容を整理するついでに、
自分なりの解釈で、文型や品詞を別の呼称を使って定義しようと決めたのだ。
そして、語の意味も、自分の辞書を作るつもりで1つずつしっかりと。

英文法の独自解釈、masa理論構築は、このようにして始まった。
せっかくだからと、これまで学習してきた中での疑問やモヤモヤは
全て解決できるように構築していった。

1つ1つ組み立てては矛盾に気付き、何度も何度もやり直した。そして、
朝3時頃の半覚醒状態になると、毎日新しい閃きが舞い込んできては起こされ、
考察を止めることができず、休みたくても休めない日々が続いたのだ。

このような結果として今、大部分の独自解釈が出来上がったところである。
まだまだ考察する小部分はあるが、根幹部分は大丈夫だと考えている。
(大丈夫だと思ってからも何度か見直ししたからだ)

そうして、出来上がった内容を見てみると、
一般的な英文法の見方を少し変えているだけで、
否定している内容にはなっていないと感じている。
だが、曖昧だった部分を独自解釈したことで、
自分にとって、とても使い易いものになっている。

自分のために、自分の解釈で、一般的な英文法を
使いやすくした形として用意できたものである。
何かあっても、その都度、独自解釈により修正していけばよい。
自分で考えたものであるから、どこかに問題が見つかっても把握し易い。

ネットに溢れる情報や書籍から得られる情報、
英和辞典や和英辞典なども、活用範囲が少し変わっただけで、
今もまったく問題なく活用できている。

むしろ自分の独自理論が出来たから、それら情報から見えてくる世界も
全く違ったものになっている。より深く理解できている気がするし、
自分の構築した理論が通用しているようにも感じるのだ。

Google翻訳も昔から比べたら、比較するまでもなく高性能に進化した。
そこにはプログラムされた英文法理論がある。
例えAIとはいえ、高度で複雑なプログラムによっての結果であるはずだ。
それは、独自解釈により作った Google理論であり、Google英文法である。

だから私は翻訳アプリを使いながら、こういう理論かな?
そうしたら、この英文ならこういう翻訳が返ってくるかな?
などと想像しながら翻訳アプリと付き合っている。

翻訳アプリは独自理論があったからこそ進化できたのである。
だから、確かな理論を自分の中に持たなければ、成長が難しく、
特に私は、英語を身につけられないだろうと感じたのだ。

もし私のように、英文法のモヤモヤや疑問が気になりながらも
学習されている方がいるならば、自分のためのxxxx英文法を考えて
整理することをオススメしたい。

自分が今、英会話するとしたなら、これまで学んできた英文法をどのように
使うのかを定義したものが、xxxx英文法となるのである。

相手の英文をどのように解釈するのか。自分はどのように英文を作るのか。
そして定義できたら、使いながらxxxx英文法を進化・更新させていく。
実際に使うつもりで整理すると、曖昧な部分にも気づきやすく学習効率も良い。

そして、そういう方々の整理の参考になればと思い、
独自解釈 masa理論を、「masa英文法」と呼称して
一部を紹介してみようと考えたのである。

ただ、仕事や学習の合間で進めていくため、
どのように進められるか自分でも予想できていない。
内容によっては、有料記事として紹介するつもりでもいる。

正直なところ、自分の中で埋もれさせるには勿体無いと思って、
今までにまとめた全てをポンと1回で載せて終えるつもりでいたのだ。

だが人に見せるつもりで改めて見てみると、
自分の整理した内容を客観的に見れて、読みづらさに気づいてしまう。

かなり内容を絞ってまとめ直してもみたのだが、
それを付き合いのある方に見ていただいて相談したところ、
それでも読める人は限られるだろうと。

小出しにしてでも、例文も交えて丁寧に説明する感じにした方がよいと
アドバイスいただいたため、方針が変わってしまった。
だから自分でも、まだ進め方を模索しながらの発信である。

このような考えで紹介していこうと考えているので、
もし記事を見つけて興味を持たれたならば、眺めていっていただければと思う。

ただ、この場で紹介するものは、あくまでも、
各々の考察のヒントとなればと思ってのものである。

また、紹介するのは、その時点でのmasa理論の定義内容となる。
日々の学習の中で定義内容が変わったとしても、この場で修正する予定はない。

残念ながら英会話での実用実績も未だなく、
私のためだけに作った masa理論であるから、
読者の方々に何か不都合があっても責任は持てない。

日本語の表現も曖昧である。文章を書くのも苦手なため、
私の意図が完全に伝わるとも思えていない。

是非の判断は、各々の責任において行なっていただきたい。

それでは、「masa英文法の世界」へようこそ!

masa理論の拠り所

masa英文法の独自解釈理論は、次にあげた4種の知識と、
考察の原点となる「語句の形が違えば意味が違う」の言葉を頼りに、
考察し構築している道半ばのものである。

・ネット(情報や動画)や書籍等に公開され説明された数々の英語知識
 とくに、英語ネイティブの方々の意見を重視
・コーパス分析による用法の現実性(多用されているか)の確認
・各種の英和・和英辞典、
 そして、英英辞典「Oxford Advanced Learner's Dictionary」
・各種の翻訳ツール、とくに「Google翻訳」「Apple翻訳」

この場を借りて、これら情報を発信してくださっている世界中の方々に、
「ありがとうございます」


masa理論構築の前提条件(考察方針)

・できる限りシンプルな理論にする。
 (難しい理論は自分では使いこなせない)

・現実に使われている用法こそが正しい。
 (コーパスで一定数以上使われていない用法は除く)
   →一定数以上という基準は主観判断。
    ただし、例え少なくても、使われ方の傾向はチェックしておきたい。
    
・例外という用法は無い。
 (例外と感じるなら理論の綻びである。別物として定義し考察する。)

・あいまい性を許容する。
 (言語に曖昧さ・抽象表現は付きもの。組み合わせによって具体性を増す)

・不思議な用法でも、ひとまず自分が納得できる理由があれば良い。
 (慣用表現、流行語、スラング、宗教観、地域性、etc.)
 (独自解釈、多少のこじつけ、etc.)


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