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サッカーを楽しむ=継続のご褒美

母校のトレーナーとして3年目。新学年となって新人戦に向けて活動を続けるサッカー部のトレーナー派遣者として、OBコーチとして、不定期ではありますが時間の合間を縫って練習や試合、課外活動に参加させていただいております。

相変わらず草サッカーも楽しませてもらっており、自身の草サッカーチーム年内最終戦は相手が若く上手なチームだったものの、CITY時代の後輩たちが数人駆けつけてくれたこともあって、めちゃめちゃ楽しく結局勝った。無論、3日動けないレベルで疲れたが。

僕自身高校からサッカーを始めて、それこそ話にならないところから、なんとか試合に絡めるところまで来たわけですが、それはサポートしてくれた家族、常に刺激を与え続けてくれたチームメート、スポーツクラスだったのでクラスメート。そして何より、現在総監督、監督を務めている当時の監督、コーチのおかげ以外何者でもありません。

当時は他のOBコーチにも目をかけて頂いたおかげで(180cmあるのに80人いる部員の中でダントツ下手だったこともあり、目立っていたから)高校卒業後も今までサッカーを楽しませてもらう素養ができたと思っています。

それなりの強度を誇る高校なら当然の環境に身を置いていただけですが、何より継続して高い強度の中に身をおけたことはかけがえのない財産です。

年末に遠征があり、帰京後2日間の練習で2022年の練習を締めました。
遠征で気になったことが如実にその2日間のトレーニングで出てきました。

リフレッシュも兼ねて、後輩コーチや、弊院から派遣しているトレーナー、ゲストとして呼び寄せたサッカー芸人に何人か現役を混ぜて、相手は現主力級のチームで急遽8:8のハーフコートゲームを行いました。

大人たちは私の38歳を筆頭に36歳二人、30歳、23歳。当然運動量では勝てるわけもないですが、一度ボールを握ると丁寧につなぎながらゴール前へ。ゴール前では手数をかけて「遊び」ました。

リフレッシュゲームなので失礼なイメージはない遊びでしたが、大人たちに混ざった現役選手、相手となった選手たちへの刺激は想像以上で「なんであんなに動けないのにボールがポンポンつながるんだ」「大人チームめちゃボール繋がって楽しいよ」「欲しいところでボールが入る・・」などの感想が漏れました。

なぜ大人たちが楽しくボールをつなぐことができるのか。それは大きく下記2点に集約されているのかなと思います。

・経験(知識):セオリーを把握している
・技術:繋ぐための止める蹴る、的確なポジショニング

正直自分自身も気の知れたメンバーと気持ちの良いサッカーができましたが、それは今までの財産があっただけです。そもそも単純な技術で言えば私より現役の子の方が遥かに上手です。でも試合では技術と経験でカバーできます。それなりのレベルなら。

「サッカー(試合)を楽しむ」とは


年内最後の練習、前日のハーフコートゲームを踏まえて、選手たちには少々厳しい表現でメッセージを伝えました。

よく楽しもうとか楽しんでやろう!って聞くけど、
個人的には「楽しもう」という表現は好きじゃない。
楽しむステージに立つ為の努力がある。
ウイイレも格闘ゲームも今流行のゲームも最初はみんなできない。
でもゲームだから楽しくプログラミングされた中で技術と知識を習得して
ゲームを楽しめるようになる。
サッカーも一緒。ただ、サッカーはスポーツであり、
競技である特性上、楽しむためにはそれ相応の努力が必要。
社会人もそう。週末に楽しもう。趣味を充実させよう。と思ったら、
仕事がんばったり収入をあげたり、普段節約したりしなければならない。
つまり継続してそれ相応の努力をしなければ
楽しむことができない仕様になっている。

サッカーで言えば日常の練習でそれ相応の努力の上で技術を習得して経験を積んだ人間こそ、「試合を楽しめる」ステージに立つことができる。

厳しい言い方だけど、まだ相応のレベルでサッカー(試合)を楽しめる技術と経験を持っている選手は少ない。

来年は楽しむ為の努力を主体的にできるように
取り組めるようにしたら良いと思う。



言われて気持ちの良い言葉ではないかも知れないが、こんな私レベルでも今でもサッカーを楽しめるのは継続して努力ができたからだ。言うなればそのご褒美で社会人になってもサッカーをさせてもらっている。

当然簡単なことではないが、そのご褒美が大きいことを知っているので、
今きついことでも乗り越えてもらいたい。

そしてそのご褒美は俺レベルでこの内容なのだからみんなには
もっともっと大きなご褒美をゲットできるチャンスがまだまだある。

継続して取り組んだ先のご褒美・・・?と思ったら公私共に
お世話になってるパイセンにアプローチした動画を思い出しました。

似たようなマインドや経験を持っているんだなと嬉しく思ったので
つらつらと書き連ねました。

生徒たちには大人、先輩としてその「努力」をなるべくポジティブに取り組めるような状態にしてあげていきたいと思います。

そんなパイセンがオーナーを務めるお店が17日から周年期間ということで、私自身も18.19日に汁なし坦々麺を提げて参加します。

是非お越しくださいw


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