出会いが人を変える〜るろうに剣心に学べ〜
映画をみてきました。るろうに剣心の最新作です。
内容としては剣心が人斬り抜刀斎だった時のお話です。
詳しく話すとネタバレになるので内容は話しませんが、映画をみて感じたことをシェアしていきます。
人間味のない
抜刀斎として生きてきた剣心は、自分=抜刀斎であって、人を切るのは時代のためということを自分に言い聞かせていた。
人を切っても何も思わない、感じないそんな人間でした。
ここまでひどくなくても多くの人が人間味がないと僕は思います。
家族のためとか、生きるためとか、仕事だからとか、付き合いだからといってやりたくもないことやって、でも、そんな自分は正しいと世間的なありきたりな理由をつけて自分を騙している。
笑っていても笑っていない。怒っているのに怒っていない。そんな人間ばかりなのが現実ではないでしょうか?
愛は人を変える
この映画にはともよという女性が登場します。剣心はこの女性に愛を受け人の心を閉ざしていた剣心が少しずつ人間らしくなっていきます。
基本的にいつもの繰り返しをしていると『変化』というものは生まれません。人が変化するタイミングというのは...
『他人の愛を受けたとき』です。
自分の懐に入り込み、理解しようとして、愛を注ぐ。
そして、人は心が動く。そして、人は変わる。
愛というのは大きければ大きいほど、力は強い。
他人のために
時代のための剣を振ってきた抜刀斎が愛のために剣を振る。
人というのはターミングポイントがあってそこには必ず『人』が存在する。
経験や思い、感情、愛、別れ、悲しみ、怒り
それぞれ感じることがあって自分というものが出来上がっていく。
「〇〇さんにされたあの行動が嬉しかったから私も後輩にはこうしてあげよう」
ということが皆さんの中にもあると思う。
そのことに気づいたのなら、次は自分が他人のためにしてあげるのだ。
これが、人間というものであって、この世の中の価値だと僕は思う。
自分という人間をわかっているつもりになって偽って、でも、本当はそんな自分に満足していなくて、けど、どうすることもできない時にあなたに出会った。僕は自分で自分を探して見つけた。そして、大事なことに気付かされた。『ありのままの自分でいいのだ』と...僕はこのことを様々な形で届けていく。それが、僕の本当の想いであり、届けたい価値である。
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