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最高の教育者

【ラジオ体操158日目】

こんばんは。
過去にnoteに書いてきたことを、読んでいるわけでもないのに実践している人と出会って、話を聞いたら鳥肌が止まらなかったコマリストです。


今日は『理想の教育とは』というテーマで書いていきたいと思います。


最近は、インターネットが発達しているので、子育てに関しても本当にいろんなところから情報を得られるようになりました。


そこで、疑問に思うのは”昔の人はどうやって育児をしていたのか”ということ。


私自身の幼少期はガラケーすら浸透していなかった時代なので、子育てに関する知識はせいぜい書籍か、両親から聞くしかなかったはずです。


今みたいにアレルギーテストをしっかり受けさせるようなことも無かったでしょうし、〇歳まではこの食品を与えてはだめ!みたいなものも知られていなかったはず。


それなのに、近所でアナフィラキシーショックを起こして運ばれたり、亡くなったという話を聞かなかったのは、なんでなんでしょう?


色々出回っている情報って、本当に正しい情報なんでしょうか。。ビジネス的な臭いしかしない気がするのは私だけなのかなw


前置きが長くなりすぎました。
今日は、最近話した人が実践している教育が、私が理想と考えているものを実践しすぎていて、興奮したという話を書いておきたいと思います。

Fさんの子育て

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私が話をしたFさんは、ある団体で出会った方の中でもものすごく変わった方です。


すでにその団体を退任されていますが、ものすごく面倒見が良い人で、かなり年齢も上なのに、バカな話が一緒にできる人です。


そんなFさんは過去に結婚をしていた経歴の方で、自由を手に入れつつ3人の息子さんと生活をしています。


Fさんは、教育論者でもなければ、教育に関する勉強をした方でもありません。


けれど、実践している教育方法が素晴らしすぎて、鳥肌が立つレベルだったんです。


まず、子どもと対峙する際には、必ず”子供と同じ視点”に立って、対話しています。


難しいように聞こえますが、分かりやすく言うと、子どもが好きなアニメには一緒になって本気でハマって、子どもが好きなゲームで、本気で子供と張り合う。


そう。”本気で”取り組むんです。
本気でハマりすぎて、コスプレした写真などを送ってきやがるので、『気持ち悪い』といじってますが、この姿勢には本当に脱帽です。
#ホントは尊敬してます

親としての向き合い方

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日常的に子供と同じ視点で世界を見て、時間を共有されているFさんの子どもたちが、Fさん大好きなのは言うまでもありませんよね。


そして、最も驚いたのは、私が少し前に書いた2つのnoteの内容を、自然体で実践していたこと。


該当記事はコチラです。

正直に言います。
私が書いているこれらの内容は、100人が読んだら100人が共感してくれるものではないと思っています。


せいぜい5人いればいいかな程度の、割と偏った考え方だと思うんです。


例えば、

受験を控えている子供に対する親の正しい接し方は、”合格を応援する”のではなく、”結果なんてどうでもいい。本人の努力を認める”


これは、分かっていたって応援したくなる親が多いと思うし、下手したらどうでもいいなんて無関心だ!と気分を悪くする人もいるかもしれませんね。


で、Fさんはどうだったのか。


3者面談で担任の先生から「お父さんはどこの高校に行ってほしいと思ってますか?」と聞かれた時に


『本人がやりたいことがあって決めた学校ならどこでも良い。私立でも公立でも関係ないから、とにかく自分で決めてやりたいことをやってほしい』と答えたそうです。


むかつくけど、カッコイイですよね(笑)
先生も「私立でも良いという親御さんは珍しいですよ」と言っていたとか。


そして、別のケースでは、姪っ子があまり働いてほしくないアルバイトをしようとして相談してきた時に、否定するのではなく「何のためにやるのか」を本人に確認したそうです。


『お金』と答えたその子に対して、金が必要ならこれをやる。本当にそこで働きたい理由を答えてみなさいと言って、50万の現金を差し出した。


結果的にその子は、お金を受取ることなく泣き崩れて、「本当は自分に向き合ってほしかった、構ってほしかった」という本音を吐き出して泣いてしまった。


繰り返しになりますが、むかつくけどかっこいいですよね。


私のnoteを読んでいるわけでもないのに、Fさんが私と同じような価値観を持っているということを知ってしまったので、これからも仲良くしてあげようと思いますw


Fさんが実践している教育は、私がこれから実践していきたいと思う理想の教育です。


そして、実践するのがかなり難しいものだと思います。


Fさんは近々、地域の中学生に向けた講演会を依頼されているとのことでした。絶対ヤジを飛ばしに行ってやろうと作戦を練りつつ、Fさんが実践していることの1割でも子供たちに届いたらいいなと本気で思っています。


Fさんをべた褒めする会になってしまいましたが、子育てに悩んでいる方が読んでいたら、何かの参考にでもなったら嬉しいです。

じゃ、またね!

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