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ゴルフの教え〈135/1000〉

【ラジオ体操440日目】
『ニコチンレス生活161日目』

こんばんは。
同じ結果であっても、伝える相手が変われば言葉を変えなければいけないことを思い知ったコマリストです。


今日は『10人いたら教え方も10通り』というテーマで書いていきたいと思います。


私は今、10年以上継続したトレーニングを一時休止して、ゴルフを1から教えてもらっています。


ゴルフに関しては、完全に独学なので、ちゃんとレッスンを受けたことなどありません。


もちろん雑誌等で紹介されている理論に加え、最近はYouTube動画でも理論や練習法を学ぶことが出来るのは知っています。


それでも、レッスンプロに教えてもらえば劇的に変化があるんじゃないかと期待しているわけです。


で、そんな私が初心者の方に対するアドバイスを聞きながら感じたのは・・。


今日は、ゴルフと仕事における面白い共通点を見つけてしまったというお話です。


ゴルフに限らずスポーツ全般に言えることだと思うので、ゴルフをやらない人にも伝わるように書きますね。

10人10通り

ゴルフのレッスンを受けていて発見した仕事との共通点とは何なのか。


それは、
たとえ同じ問題であっても、その改善方法は複数存在し、合う方法は人によって異なる。


ゴルフで言えば、初心者は90%近くの方が右に飛んで右に曲がる”スライス”に悩まされます。


これを治す方法として、逆の動きにあたる”引っ掛け”を意図的に打つというものがあります。


もちろんこの方法以外にも、スライスを治す方法はありますが、分かりやすいのでこちらを例にします。


さて、この”引っ掛け”を打つ時。


①身体を止めて打つ
②手打ちする
③右手を強く返す
④左手首を掌屈して身体を回す
⑤最後まで右体重で打つ
⑥左手首を払うように使う


などなど、私が少し考えただけでこれだけ出てくるので、他にも沢山あると思います。


でね、面白いのがこの①~⑤は、言っていることもやっていることも違うんですが、結果的に目指している動きは同じなんです。


そして、どれかひとつのアドバイス”だけ”が劇的に効果を発揮する。


もう一度整理しますが、
出ている症状は『スライス』。
打ちたい球は「引っ掛け」。
打つ方法は無限。
#私は6つ出したけど
#もっともっとあります


で、無限にある方法の中から、その人に最もマッチするものをチョイスして伝えると劇的な効果が現れる。


ゴルフのレッスンプロがやっている仕事は本当に奥が深いし難易度が高いなと感じました。


それと同時に、仕事にもすごく共通すると感じたわけです。

仕事との共通点

今回の話、なぜ仕事に通じると感じたのかを説明していきます。


特に、過去の経験や実績が重視されるような仕事において、こんなことをよく聞かれます。
#私の仕事


”どんな実績がおありなんですか?”
”過去にどんな会社で仕事をしたんですか?”


これらの質問は、こちらが扱っている商品やサービスが目に見えるようなものでは無いからされるものです。


つまり、相手側に不安な気持ちがあるということ。


で、私はこの質問に対して、丁寧に回答しつつ、こんなことを伝えます。


100社あれば、その打ち手は100通り。


なぜなら、似たような問題が発生していたとしても、業界も会社の規模も顧客も社会情勢も違う。


問題以外の何もかもが異なる状況で打ち手が同じになるはずが無い。


こんなことは、冷静に考えれば誰でもわかる事です。


それでも不安だからこんな質問をしているという相手の気持ちを汲んで、丁寧に話を聞いて、適切なアドバイスが出来れば信用を勝ち取ることはできる。


ということで、経験がないから、実績がないから契約が取れないというのは嘘だと思っています。


さて、この話、先程のゴルフの話とすごく似ていると思いませんか?


顕在化している問題は同じでも、本人の骨格や柔軟性、筋肉量、体重、他スポーツの経験など条件が全然違います。


だからこそ、効果的なアドバイスが一人一人異なるということです。


スポーツをしている時くらい、こんなこと考えずに楽しみなよ!


そんな声も聞こえてきそうですが、職業病ですね笑


仕事とスポーツの共通点。
皆さんも別の共通点に気づいていたりしませんか?

じゃ、またね!

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