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価値の測定

【ラジオ体操295日目】
『ニコチンレス生活16日目』

こんばんは。
アラウンド○○という言葉のせいで、誕生日が来ることを心から恐れているコマリストです。


今日は『言葉にすると価値が生まれる』というテーマで書いていきたいと思います。


働いた時間の対価として賃金が支払われる時代は終焉を迎える。これからは生み出した価値の対価として報酬を得ていくのだ。


誰が言ったのか、こんな言葉を最近耳にしました。


この言葉をどう捉えるのかは人それぞれだと思いますが、一つ疑問に思うことがあります。


それは、「価値とは何か?」ということ。


過去の記事にも書いたことがあると思いますが、私自身は『価値=言葉で表すことができるもの』と定義しています。


そして、”アラウンド〇〇”という言葉を生みだした人が憎い(笑)


今日は、そもそも価値とは何であるのか、そしてその価値の大きさはどのように測定されるのかということについての考察です。


冒頭の言葉に思う部分がある人は、是非読んでみて下さい。

価値とは

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さて、価値とは何なのか?明確な定義は存在しないような気がします。


辞書的な意味を調べても、哲学的な意味のようなものが沢山並んでいるだけで、しっくりくるものはありません。


そもそも、モノの価値を決めるのは人です。


商品やサービスであれば購入するお客さんが、価値を判断して対価としてお金を支払う。


研究成果や論文のようなものであれば、その領域の専門家が、価値を判断して表彰したりする。


さらに、ある人にとってはものすごく価値があっても、別の人にとっては全く価値がないという場合もあります。


つまり、価値とは相対的に決まるものではなく判断を下す人の主観によって決まるということになります。


こんなものをどうやって測定し、対価となる報酬を支払うというのか?


商品やサービスの開発段階であれば「価値=売上」だという人もいるけれど、価値が高いものが必ず売れるかというとそうとは限らないと思います。


さて、冒頭の「生み出した価値の対価」なるものは、どのように測定されてどのように評価されるのか。


スタートアップならまだしも、ルール変更に莫大な時間とエネルギーが必要となる大企業や、リスクを取りにくい中小企業はどう対応するというのか。


本当に興味深い内容です。

価値測定のヒント

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ここまで、価値とは何なのか。どうやって測定するのかということについて疑問を投げかけてきました。


投げっぱなしでもいいんですが、今の時点でコマリストとしてどう考えているのかということにも触れておこうと思います。


私はこれまで、
”価値とは言葉で表すことが出来るもの”


ということを何度か書いてきました。


これは、私がその考え方について信頼しているYさんという方の教えでもあります。


簡単に説明しますね。


机の上に透明の液体が入ったビンがあった場合、この液体が何なのか分からないので、液体の価値は無いに等しい


けれど、このビンに『〇〇の天然水』と言葉がつけられた瞬間に、飲料水だったり清潔な水だったりという価値が伝わります。


同じビンに『塩酸』という言葉が付けられたら、化学薬品という価値や危険物という価値が伝わります。


この時、この液体の『価値』はいつ生まれたと言えるでしょう?


正確に言えば、液体がビンに封入されるよりもずっとずっと前から液体の価値は変化していませんよね。


けれど、この価値は、言葉になって誰かに伝わった瞬間に初めて認識される。


つまり、言葉で表された瞬間に価値は生まれ、認識されることで浸透する。


さて、価値とは何なのかということについて、1つの考え方をご理解頂いたところで、価値測定のヒントを書き残しておきます。


ヒント①
言葉で表された瞬間に生まれるということは、「今そこに無い価値」も言葉を使って生み出すことが出来る。
ヒント②
「形容詞の前に来る副詞」に注目し、測定条件を付加することで価値測定のルールは決められる。


ヒント①については説明不要だと思いますが、ヒント②について、少しだけ説明します。


形容詞と価値は関連性が非常に強いです。というより”形容詞≒価値を言葉にしたもの”と言っても過言ではありません。


すごく美味しい。
めっちゃ綺麗。
かなり珍しい。


これらの言葉は、価値を人に伝える言葉です。


で、この形容詞に大小を付けているのが直前に来ている副詞です。


ということで、「すごく」「めっちゃ」「かなり」のような副詞に”どのくらい?”と質問を投げかけて、ルールを決める。


これで、価値の測定が可能となる。


あくまで、1つの考え方なのでこれが答えという訳ではありません。


皆さんなりの『価値の測定方法』があれば、コメントで教えて下さい。

じゃ、またね!



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