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WEB版初任者指導通信【喫食後の指導を考える】

みなさん、おはようございます。小学校教員をしている丸岡です。日本各地の銅像を見て回ったり道徳の授業の研究をしたりしています。

最近は、2冊同時にこれまでの自分が実践してきたことを「授業技術」「学級経営」と2つのカテゴリーでまとめさせていただきました。※絶賛発売中!!

これまで学ばせていただいた先人たちの実践と心理学やコーチングを交えた独自の実践をわかりやすくまとめさせていただきました。


「いろんな人に紹介したいと思える本でした。この本は、学級経営で行われていることを心理学やコーチングの視点で意味付ています。教師が、普段当たり前にやっていることでも意味付けられることで、自分のやっていることに自信をもてるし、さらに高め深める活動にしたくなります。若い教師は、もちろんベテランほど読んで欲しいと思いました。」2時間でわかる学級経営の基礎・基本を読んで



「一つひとつの技術の根拠が心理的アプローチ 実践的アプローチ、脳科学的アプローチと、客観的に書かれています。だから、わかりやすいし、自分もやってみようと思えます。勤務経験の浅い先生や、初任者指導をされる先生にお勧めしたいです。」2時間でわかる授業技術の基礎・基本を読んで

などの感想をいただいています!

学級経営・授業技術の基礎基本を学びたい方はぜひお読みください。

さて。

本日は「喫食後の指導を考える」というテーマでお話させていただきます。


給食の時間も残りわずかで終了。


だんだんと食べ終わる子どもも出てきます。 

今は、コロナの中なので、「食べ終わっても静かにしている」という場合も多いかと思いますが、それでも「おしゃべり」「立ち歩き」などが気になる時間帯でもあります。


当然ですが、子どもと言うのは大人以上に「何もなければ何かしたい」というものです。

することがなければ、おしゃべりや立ち歩きが出るのが自然なことだといえるでしょう。


(TOSS代表の向山洋一先生は「授業の原則十か条の中に「空白禁止の原則」を入れていました。授業の中でももちろんそうですが、学校生活の中でも「空白」はいつも意識したいことです。もちろん、意図的に空白をつくるということもあるでしょう」)


そんな空白の生まれやすい給食の食べ終わった後の時間なので、また指導のポイントがあります。

ここでの指導のポイントは、

食べ終わった子への指示

です。


先ほども示した通り、空白の時間をつくらないようにできるだけ努めます。

例えば、

食べ終わった子は読書

など、はっきりとやることを示しておきます。


そして、喫食時間についてもおさえておきたいところです。
私はいつも チャイムの鳴る5 分前に「ごちそうさま」ができるようにしています。
 

5 分前にごちそうさま→教室で片付け→チャイムと同時に出発


という感じです。


また、食べ終わるのに時間のかかる学級であれば、もぐもぐタイムを取り入れてもいいでしょう。

時間は「ごちそうさま」終了5分前に設定します。

この時間はだれも話をしないようにします。


その間に、読み聞かせをしてあげるという手もあります。


(読み聞かせ中は、片付けも禁止にし、静かに聞けるようにする)

ごちそうさまの後は、給食当番が食器を返しに行きます。(「給食当番は立ちましょう」とあいさつの時に係が言い、意識付けてからあいさつをするのもいいでしょう)


この際、給食当番の子どもは机を下げずに当番の仕事を行い、当番ではない子でクラスみんなの机を下げてやります。

すると、給食当番の子どもたちにとっての時間短縮にもつながり、当番の子どもの昼休みも十分に確保してやることができるのです。


いかがだったでしょうか?

本日もお読みいただきありがとうございました♪

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