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【タイ】バンコクから日帰りバス旅 お菓子と陶器の島"クレット島"で過ごした休日

2024年5月某日。
カンボジアのシェムリアップからポイペト、アランヤプラテートを経由してミニバンで9時間。バンコクへやって来ました。約6年ぶりのバンコク!
前回来たときは1か月間滞在していたのでよく知っているつもりでしたがBTSが伸びていたり、高層ビルが増えていたりと変化も感じました。

前回来た時にバンコク周辺の主要な観光地は巡り尽くしていたので今回は何をしようかと考えてGoogleMapを見ていたところ、発見したのがクレット島!


クレット島はバンコクのやや北


バンコクから日帰りで行けて観光もできる!お菓子と陶器の島としても知られているらしく、お土産も買える!ということで早速一人で行ってきました。


バンコクからクレット島への行き方

クレット島は”島”と付いていますが、海に浮かぶ島ではなく”川の中州にある村”みたいなイメージです。
タクシーを手配するのが一番楽かと思いますが、今回はバスで向かいました。


バス車内


バスはビクトリーモニュメントから出ています。166番のバスで高速にのり、1時間ほどで最寄りのバス停Major Hollywood Pakkret前で下車します。歩道橋が目印です。たしか22バーツくらいだったと思います。


バス停の目印

(Major Hollywood Pakkretは映画館なのですが、夕方には周辺に屋台が出ていているのでこちらもおすすめです!)


クレット島への道

バス停からクレット島への船着き場までは、大きい一本道をひたすらまっすぐ20分歩きます。この道は車道も歩道もとても綺麗に整備されていて周辺は学校など教育施設のようで一人で歩いても安全だと思いました。ゴミ一つ落ちていなくてびっくりです。

渡し船

歩いていると船着き場に到着。反対岸に見えるのがクレット島です。ここからクレット島までの船はたったの3バーツで、人数が集まったら出発するようでした。観光用ではなく地元の人の足になっている船です。



ノスタルジックで生活感の溢れる島

クレット島上陸

クレット島に上陸。
第一印象は静かでのんびりとした時間が流れる島!観光客が少なくて雰囲気がいい!


ノスタルジック


なにか有名な観光スポットがあるというわけではないのですが、生活感が溢れて雰囲気がとにかく良い。細い道の脇に民家が並び、歩いていると小さい寺院がポツリポツリと現れます。
車は通れない細い道が続くので移動は徒歩かレンタサイクルです。

歩いていると川で子供が遊んでいたり、洗濯物が干してあったり、庭で野菜を育てていたりと生活の中に溶け込んだような気持ちになれます。

路地

この塀やカーブミラーが日本の田舎っぽい感じがする。

カフェ、バー、屋台などもあります。フルーツジュースや飴細工、花の天ぷら(?)などタイらしいものも売っていて、全部じっくり見ているとあっという間に時間が過ぎていきます。

売店
宮島の商店街みたい



心を掴まれたお菓子と陶器

クレット島はお菓子と陶器が有名なようで歩いていると陶器の工房やお菓子屋さんを何件か見つけました。

クレット島のお菓子

繊細な形や色が可愛らしい。店にもよりますが1個10バーツ前後で好きなものを選ばせてもらいました。
オレンジのものはとにかく甘い。のどが焼けるほど甘かったです。
他のパステルカラーのものは米粉やココナッツのような味を感じました。珍しいので日本へのお土産にも1パック買って帰りました。

好きな色を選びました

味見をさせてくれるお店もあったので散歩しながら好みの店を探すのも楽しいと思います。


陶器

陶器はお土産にぴったりな小さいものから大きいものまで種類も形も様々で、店先で作っている様子を見ることができました。陶芸体験もできるらしく、作った作品はその日のうちに持って帰ることもできるらしいです。


陶器の部分が陸、青が川

陶器でクレット島の形を象ったアートを発見しました。


ゆっくりとした時間が流れる川沿いのレストラン

ランチに選んだのはTieow ingnamという川沿いの麺料理店。

エビが入ったこちらのパッタイ(119バーツ)がとにかくおいしかった!

おいしいパッタイ


今まで屋台やフードコートのパッタイしか食べてこなかったのでお洒落な盛り付けにもテンションが上がりました。

バタフライピーのレモネード(39バーツ)もおいしかったです。
エアコンはないのですが風がよく通って、川を見ながら食事ができる心地よい店でした。


そしてもう一軒立ち寄ったのがこちらの店。ヨクイェンクエンボク。ここでもパッタイやカレーなどタイ料理が楽しめるお店です。

外観


外観から既にお洒落なのですが秘密基地のような店内も素敵!自転車やハンモックが置かれていてレトロなインテリアも可愛い。


店内

川沿いに面していて壁がないので、川に足をぶらぶらさせる感じで座ります。
ここでは大好きなタイティ―を頂きました。小さなやかんに入ったタイティ―。文句なしのおいしさでした。

足元には小魚が泳いでいたり、たまに目の前を船が通ったりと癒される。ここに住んだらきっと毎日通ってしまいます。



「OTOP」一村一品運動について知る

タイの雑貨屋などを見ていると「OTOP」のシールが貼ってある商品があります。クレット島でもいつくか見かけ、何だろうと思い調べてみると

「OTOP(オートップ)」とは、タイ政府がすすめる「一村一品運動」のことで、全国76県7,000以上の村が登録し、1村(One Tambon)につき1種類の主要製品(One Product)を作っています。

https://www.thailandtravel.or.jp/souvenir-vol01/

その地域ならではの素材や伝統があるものは
OTOP商品として認められるようです。
品質も保証され、お土産選びの一つの基準にもなり良い取り組みだと思いました。


わたしがお土産を購入したこちらのお店も店先にOTOPのマークが付いています。

こちらはハーブを使ったアロマの製品を取り扱うナチュラル志向なお店です。女性へのお土産に喜ばれそうな感じです。


お手頃価格

スタッフの女性が商品の一つ一つを丁寧に説明して、香りを嗅がせてくれました。
全て天然の素材を使っているらしく、レモンやユーカリのようなスッキリするような香りでした。
友達へのお土産に何個か買ったのですが、小さい瓶に入っているので飛行機で持って帰るのも問題なしです。

購入品

私が選んだのは、左から石鹸、アロマ(ヤードム風)、虫除けスプレー、首とか筋肉のマッサージをするやつ(ひんやり感じる)

香りや効果の説明を聞いて、実際に試して良かったものを選びました。いい買い物ができて楽しかったです。




帰路

帰路

街歩きも料理も楽しんで、またバンコクに帰ります。島の人も優しく、名残惜しかったです。

帰りも行きと同じルートでビクトリーモニュメント行きのバスを探すとバンコク中心部まで戻れます。

久しぶりのタイを満喫できる素敵な1日でした。

クレット島おすすめです。

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