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心を近くに置くために、

今日は人との付き合い方の事を書こうと思う。

以前の私は間違いなくSNS依存症だった。というより人との繋がり依存症だった。誰かと繋がっていないと不安で寂しくて仕方なかった。それを解決する為のツールとしてSNSを使っていた。

6月末に自分に限界が来て自殺未遂をしてから私は人との付き合い方を変えた。同じように人間関係で悩んでいる人がいたら少しでも参考にしてもらえたら。

①ツイッターのアカウントを消す

6年くらいやっていたTwitterアカウントをまず消した。こうやって言うのは簡単だが、息をするようにツイートしていた自分にとってはかなりキツかった。アカウントを作り直したり、前の垢を復活させてみたりと、何回も無駄に足掻いてしまった。
Twitterでしかやり取りできなかった人がたくさんいたのがどうしても心残りだったのだ。

それでも今になってみるとなんであんなに執着していたのだろうか、と呆気ないくらいにTwitterがない生活に慣れてしまった。

Twitterはたくさん情報が入ってくる。常に誰かと繋がっている気持ちになれる。その分、やればやるほど少しずつ心は削れていた気がする。

②グループLINEに入らない

これはかなり自分的には効果的だった。既存のグループLINEは全て抜けたし招待されても全部拒否をした。グループLINEって自分が見てなくてもどんどん話が続いていく。知らない間に通知の数ばかりが増え疲れていくんだ。ただでさえ連絡不精な私が一番心の負担になってたのは多分これだったと思う。色んなグループLINEに入っていると常に誰かと話している気がしてたまらなく疲れる。
グループLINEを抜けても本当に用事がある人は個別で送ってくれる。抜けたところでなんの支障もないから本当に安心して欲しい。
もうLINEのない世界は考えられないが、いつかメールだけの世界にまた戻ってくれたらいいなとは今でも思ってしまう。

③一度でも面倒だと思った飲み会には参加しない

そもそも私は酒がすきだ。言うなれば飲み会が好きだ。なのでわりとどんな飲み会でも参加してきた。それ自体は全然嫌じゃなかったし、めんどくせぇと思っても行ってしまえば楽しかった。
でもコロナで飲み会という概念がなくなった時に「あれ?別に飲み会ってなくても生きれるんじゃね?」と気づいた。そうなんだよ、酒を飲まなくたって人間関係は築けるんだよ。酒の勢いに甘えてばかりでこんな単純なことをすっかり忘れてしまっていた。

なのでもう今は自分が行きたい所にしか行かない。少しでも心に取っ掛かりがある飲み会には出ない。傲慢なやり方かもしれないけれど嫌な思いをするのは自分なんだ。自分の心は私は自分で守りたい。

④少しでも嫌な言い方する人とは友達だったとしても自分から関わらない

露骨じゃなくてもなんとなく見下された言い方や突っかかる言い方や嫌味を言われた時「んんん???」と思っても、友達だから…先輩だから…知り合いだから…大体こんな感じで皆我慢して話を聞いたりするだろう。

いやほんとマジで、そんなもん知るか。先輩ならまだしも友達なら尚更やめとけと思う。普通友達に対して嫌な思いして欲しいと思うか?
悪意がないなんて言い訳にならない。ナイフで人を刺して「殺すつもりなかった」って言ってるようなもんだ。

そういう人は悪意がないのではなく想像力が著しく欠如しているだけ。
鈍いとか不器用とか悪意がないとか、「私サバサバ系なんでぇ〜」みたいな言葉が免罪符になるならこの世はいじめだって正義になってしまう。そんな世界はクソすぎる。

長い間人間をやってて言葉の善悪を判別出来ない人にこちらも気を遣う必要はない。
そういう人は人が離れていっても大抵自分のせいとは考えずに周りのせいにする。一生気付かないし見下している私たちの言葉は心には響いてくれない。何を言っても無駄なので言い争うよりさりげなくフェードアウトしたほうがいい。

ちなみに今回私からフェードアウトした人もいるけれど、自殺未遂をしてからは相手から距離を置かれる事も多かった。
まぁそりゃ付き合い方わからんよな。
でもそうやって嫌だなと思ったら離れていってくれた方が私も距離の取り方が分かるのでその方が全然精神的にいい。

こんな感じで人との関わりを徹底していくと不思議なことに、前よりも関わる人が減って常に誰かと繋がっていなくても寂しい気持ちや不安な気持ちがなくなった。

誰かと繋がっていなくても、1人じゃないと自信を持てる人間関係が築けたからかもしれない。

繋がりが多いとその分自分に届く言葉も多い。その中の心ない言葉にすぐにネガティブになってしまったり、誰かの言葉が気になってしまうことは、決してあなたの心が弱いせいではないということを忘れないで欲しい。

弱いからと自分を責めて傷付けられることに鈍くなる必要はないのだ。
本当の気持ちを遠ざけずに、傷付けられることに敏感のままでいい。
友達だから、気にしないんじゃない。
友達だから、気になって当たり前なんだ。

人間関係に悩んでこれを読んでいる人は誰かを切り捨てることも誰かを嫌うことも出来なくて苦しんでいる、きっと優しい人なはずだ。

優しいままでいい。
強くなんかならなくてもいい。
だけれど自分の心は自分の手で守ってあげられるくらい、近くに置いておいてほしい。

その為の手助けに、この文がなれたらと思う。

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