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【音楽バトン】私とうちなー、石垣島|音楽と文:天願チアゴ@石垣島|石垣島の奏で vol.2

皆さん、こんにちは!天願チアゴです。
ブラジル人のポルトガル語教師、そしてピアニストです。

私とうちなー

私は4年間石垣島に住んでいて、ここが私の故郷のように感じます。
石垣島の人々、食べ物、海、音楽が好きです!
三線は弾けず、八重山の民謡を歌うことはできませんが、聴くことが大好きです。何かが私を先祖と結びつけてくれます。

…先祖?そうです!
私はうちなーんちゅの子孫です。
私の姓(天願)は、曾祖父がうるま市で生まれたためです。
曽祖父は祖父が3歳のときに、家族と一緒にブラジルに移住しました。
祖母の家では、家族が集まって祝うときに、カセットテープで沖縄の音楽を聴いていた思い出があります。若い頃から音楽を聴くことが好きです。

天願ファミリー・ブラジルに移住した時のパスポート (曽祖父、曽祖母、祖父3歳、祖父の弟)

私と音楽

私は子供の頃、キリスト教会に通っていて、ピアノや合唱曲を聴くのが好きでした。その影響で、10代の頃に教会でピアノを弾き始めて、その後、サンパウロの音楽院「Souza Lima」で音楽を学びました。

音楽院では、合唱のレッスンも受けていました。私はヴォーカルアレンジが好きになって、合唱を学ぶために「Universidade Livre de Música」(ULM)で合唱指導とサンパウロ市立音楽学校でピアノを学びました。

ULMの合唱の授業で、私は指揮者で教授のRegina Hiromi Kinjo (金城・ヒロミ・レジーナ)と、彼女の指揮する合唱団をピアノで伴奏するようになりました。その時から、私はますます合唱に興味を持って、指揮を学ぶことを決めました。

私は「カンタレイラ大学」で音楽部を卒業しました。
その大学では、指揮者のナオミ・ムナカタから指揮の授業を受けました。
そして、大学へ通いつつNGOで働くことも始めました。
そのNGOでは、貧しい地域の子供たちに合唱指導を行い、指揮をしました。

NGOの合唱団
大学卒業コンサート ー 合唱団を指揮中 (2008年)

 大学を卒業した後、「Criar&Tocar」というONGのプロジェクトのコーディネーターになりました。また、小学校の音楽教師として働き、週末には「Toccata Coral&Orquestra」(結婚式の合唱団とオーケストラ)を指揮しました。

▼結婚式で指揮している私です!▼

私とブラジル、そして石垣島

私はブラジルで生まれ育ち、愛し、感謝している国です。しかし、2014年にトラウマを経験した強盗事件があったため、安全性を求めて日本に移住することを決めました。実際、日本は世界でも最も安全な国の1つです!
名古屋で4年間住んだ後、石垣島に引っ越しました。

石垣島で素晴らしいと思うことの1つは音楽です。どこに行っても誰かが楽器を演奏したり歌ったりしています!私にとっては、日本の音楽の街です!
石垣島の雰囲気が音楽や人生にとってインスピレーションになると感じています!美しい海を見て目覚めることは特権です。

私はここで、私の第2の実家を見つけました。

次回のミュージシャンは? 


石垣にいるソングライター野田まゆみさんにバトンを渡したいと思います!弾き語りライブもしてるし、「ぱぴぷぺ!ポップ!」と「ラリルレ!ロック!」というイベントのプロデューサーもしてるし、それで記事を楽しみにしています♪


▼この記事を書いた人▼

天願チアゴ

石垣島在住で、ブラジル人。ポルトガル語教師で、ピアニスト。
沖縄県うるま市生まれの曽祖父を持つ。
Instagram:


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