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古文の勉強法③
愛が強すぎて分割して記事を書いた「古文の勉強法」ですが、今回で最後となります。①と②は以下のリンクからご覧ください。
これまでは、考え方や勉強方法について書いてきましたが、今回はノートの作り方について書こうと思います。私は高校3年間ずっと同じノートの取り方をしていました。おすすめのノートの書き方を教えてくださった先生もいらっしゃいましたが、私はこのノートの取り方が一番合っていると感じたので、この方法を3年間貫きました。
どこにでもある横罫ノートを縦にして使います。私は、見やすさを重視してA罫を使用していました。
これを、
![](https://assets.st-note.com/img/1664634689195-64AMShZ1n7.png)
こうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1664635291962-FEERMSONKL.jpg)
ページの使い方について画像で説明します。
![](https://assets.st-note.com/img/1664756768995-bHXkFbfyv0.png?width=1200)
【予習】
・本文を書き写す
画像の青の矢印です。少し大きめの字で教科書の本文を書き写していきます。この時頭の中で音読しながら書き写していました。
・重要語句や文法に印をつける⇨本文横やメモ欄に詳しく書く
重要語句は緑の四角で囲み、助詞は丸印、敬語は波線の四角などです。品詞分解は「意味/活用の種類・基本形・活用形」の順番で書いていました。
例)動詞:サ変「す」未(=未然形)
助動詞:断定「なり」用(=連用形)
のような感じです。
敬語は、「常態・敬語の種類・敬意の方向」を書きます。敬意の方向というのは誰から誰に対してを分かるようにします。地の文であれば敬意の始まりは大体作者で、会話文であれば話者スタートです。
例)「言ふ」謙 作者→天皇 (謙譲語→K、尊敬語→S、丁寧語→T )
補 尊 作者→中納言 (「給ふ」「候ふ」など補助警護の場合は”補”)
・指示語の内容を考える
「さ」や「それ」という指示語をまるで囲み、その中身を矢印で示しておきます。
・現代語訳する
文法事項を踏まえて現代語訳していきます。この時に省略された主語や指示語をできるだけ補うように意識していました。
【授業】
大事だと思ったことをノートに書き込んで、現代語訳や品詞分解を添削するだけです。
【復習】
毎日はしていませんでした。主に定期テストの前に内容を思い出すために行っていました。ノートを見ずに現代語訳して添削します。
古文については、予習をとても大切にしていました。慣れてくると授業での添削も最小限になってくるので、ノートを書くことよりも先生の話を聞いて定期テストに出そうなところを予想することに時間を使っていました。
では、私の実際の古文ノートの画像を添付します。直筆という個人情報なので、これ以降は有料とさせていただきます。ご了承ください。
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