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筋トレの効果を倍増するストレッチと本番のパフォーマンスをブーストするストレッチ!

ストレッチには怪我の予防だったり、パフォーマンスの向上、あるいは健康増進のためなど多岐に渡って大事な効果があります。

ただ、使い方を誤ると逆効果だったりするので正しい知識を備えておくことが必要です。

ストレートには大きく静的ストレッチと動的ストレッチの2種類あります。

割と多いのが、運動前のウォームアップで静的ストレッチをするという人。

これをやってしまうとかえってパフォーマンスが悪くなったり、怪我のリスクを高めてしまいます

では、それぞれのストレッチについて見ていきましょう。

静的ストレッチとは?

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「static stretch」とも呼ばれ、その名のとおり静止状態で筋肉を一方方向に伸ばしていくストレッチです。長座体前屈などそうですね。

緊張が解け、筋肉が柔軟になり、本来の血液ポンプの役割が活性化するため、代謝が促進され健康効果が高まります。

·ストレスの悪影響を緩和する

ストレスに晒され、コルチゾールが過剰分泌すると、血流が抑えられてしまいます。そんなときに静的ストレッチをすると慢性ストレスの悪影響を和らげる効果があります。

神経質な人ほど身体が硬くなる傾向が強いです。ストレスにより筋肉が硬直·炎症を起こしやすいでしょう。

おそらく慢性ストレスでなんかだるい、と感じたときには身体が硬くなっているはずです。

ストレスを感じやすい人ほどこまめに静的ストレッチをすると良いでしょう。血行が促進されることで脳に酸素が回るようになり、やる気も回復するはずです。

·運動後のクールダウンに行う

特に激しい運動を行った後は、筋肉が炎症を起こして硬くなります。

運動後、まだ身体が温かいうちに行うのも良いのですが、少し時間が経って、身体が硬くなりかけるときにも静的ストレッチを行っておきたいです。

運動後に静的ストレッチを行うことで筋肉痛が緩和される可能性があることがわかっています。確かにアフターケアを怠って筋肉が硬くなってしまうと血流も悪くなるので回復が遅くなりそうですね。

·寝る前に行う

静的ストレッチを行うことで身体が緩み、緊張が解けるため睡眠の質が向上します。

ちなみにデスクワークをしているときに眠くなるとつい伸びをしてしまいますよね?

あれは実は寝る準備をするための反応です。デスクワークの合間に静的ストレッチを行ってしまうとかえって眠くなってしまうので注意しましょう。

·激しい運動前はNG!

静的ストレッチを行うと筋肉が伸びてしまいます。一見よさそうに思えるかもしれませんが、これは伸びきったゴムのようなものです。

輪ゴムを飛ばすならば、伸びてしまったゴムを使うよりも、新品の伸びしろをたくさん残しているゴムを使ったほうがよく飛びますよね?反発力が利くから

伸張反射と呼ばれる、筋肉の反発力こそが運動力の源なので、運動前に筋肉を伸ばしきってしまうと本来の瞬発力が活かせなくなってしまいます。

また、静的ストレッチには関節を緩める効果もあるため、脱臼しやすくなるかもしれません。

静的ストレッチはあくまでもリラクゼーションのために使いましょう。

·準備体操ではなく筋トレの認識で!

運動直前に行うとパフォーマンスが落ちてしまったり、かえって怪我しやすくなりますが、日常的に静的ストレッチを行っておくと、怪我しにくい身体になり身体能力も向上します。これ大事

やはり習慣として静的ストレッチを行っていたグループは身体能力が向上したという報告もあります。

ラグビーでトライのギネス記録を打ち立てたあの世界に誇る大畑大介選手はストレッチをおこなうようになってから、瞬発力が劇的に向上したという逸話もあるほどです。

静的ストレッチは日常的におこなうと筋肉が鍛えられて身体能力向上の効果があるので筋トレと同じようなものでしょう。

身体が硬いと自覚がある人はまだまだ潜在能力を大いに秘めていると言えそうです。

また、筋肉が増えるほど身体は硬くなりがちです。と、いうのも筋トレは筋肉を縮める動きがメインです。そして筋繊維が太くなるほど伸びづらくなります。

そのため、筋トレと逆方向の伸ばす運動をするストレッチを筋トレと同じだけしたいです。

是非トレーニングとストレッチを組み合わせて伸縮自在で反発力の利く筋肉を作っていきましょう。

運動前のアップには動的ストレッチを!


「dynamic stretch」とも呼ばれ、腕や足をさまざまな方向に曲げ伸ばしたり、ねじったりなど関節を動かしながら筋肉を伸ばすストレッチです。

一瞬だけ稼働限界まで伸ばしてすぐ戻すことを連続的に行って反発運動の負荷や運動の要領を筋肉や関節に覚えさせます。

伸ばすというよりは、稼働準備を促すことによって怪我を予防するという感じです。筋肉の収縮を、関節を動かすことによってサポートして可動域を広げます。

静的ストレッチならば、関節を固定した状態で筋肉を伸ばすので、関節の稼働の準備はしないということでもあります。

筋肉の反発力を保ったまま、関節の稼働も利くようになるため、運動前に動的ストレッチをすると運動能力が向上します

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