見出し画像

3³=27

いつもの数列

27,54,108,216,432,864…

数字や幾何学が好きな方、霜月やよいさんの記事やTwitterを読まれている方はよく目にする数字・数列ですね。

今回はそのいつも登場する数列についての解説記事です。
数字が出てきますが難しいことは抜きにして、何故にそれほど登場する数列なのか、そして”数字の妙”を見ていきましょうというライト目な記事です。

今回の記事も視点と頭は柔らかく!それでは早速内容に入っていきましょう。


333と666

まずは冒頭に登場した数列「27,54,108,216,432,864」について。
数列自体は実に単純でして、27を倍にしていった数列。

ですが、この数列の深淵さを理解するにはもう一捻り必要です。
視点と頭を柔らかくします。

数列の最初の数、27を別の見方に変換してみましょう。

27=3³=3×3×3

なぜ3回掛けるの?と疑問が浮かんだかもしれません。答えはシンプルで縦×横×高さの三次元だから3回掛けます。立方体の体積も3乗。立方数。
この事の解説は少し複雑になるので別の記事で解説します。

神とは何ですか?
長さ、幅、高さ、及び深さ

聖ベルナルド


数列に視点を戻します。

27,54,108,216,432,864

27(=3³=3×3×3)以外にも3乗の数字(立方数)がまだ隠れています。
それは216。

216=6×6×6=6³
6の3乗、6の立方数です。

ここで27の倍数の深淵さが出揃いました。

27の倍数の特別さは、ただ倍々に数が増えているだけでなく、3×3×3=27から始まり、6×6×6=216を通過していく倍数だから特別なんです。
言い換えれば「333から始まり、666を通過する数列」。

27,54,108,216,432,864

数字に馴染みのない人や、なまじ齧った程度の似非オカルティストな人にとって「666」はネガティブイメージが一般的ですよね?
ですが、本来であればその様なイメージを抱くのは余程の信者でなければ不自然です。信者でもどっぷりな人でもないのにどこでそのイメージを植えつけられたのでしょう?
333や666には善悪はありません。大衆から知恵を隠すために善悪のレッテルを貼り、知恵に近付かせない・気付かせない様にされてきました。その名残は現代にまで残っており、知恵狩りの弊害のひとつが「333から始まり、666を通過する数列」。善悪は関係ありません。


ちなみに、3と6は、ロディンフラクタルにおいて特別な数で上の数字とも呼ばれる369の3と6。

ロディンフラクタルの解説も別の記事で

そんな上の数字である3と6の立方数を通過していくいつもの数列は、この世のありとあらゆる所に登場します。何故なら理に関する数字の数列だから。


と、抽象的になってきているので、次の項ではその具体例として数字の符合・数字の妙を見ていきましょう。



数字の妙

では「27,54,108,216,432,864」の数字の妙をスケール様々に見ていきます。

上のスケールから。太陽と月から。
直径864000マイルの太陽の質量は地球の333000倍、(3×3×3=3³=27)
太陽・月の自転周期は27日
月の直径は2160マイル、(216=6×6×6=6³)
そして地球との数字。

スケールを上げて黄道十二宮。
一周25920年、360度の黄道十二宮を春分点が一度進むのに72年。一つの宮を抜けるのに2160年。一周四時代、一時代は6480年。四時代一周で25920年。


お次は地球、太陽、シリウス、銀河の中心との距離。

時計は知恵そのもの。今度は地球にスケールを落として地球時間。
一日を秒にすると、60秒×60分×24時間=86400秒。
上の式の見方を変えれば6.6.6(2+4)
一週間は、86400秒×7日=604800秒、分では60分×24時間×7日=10080分。
ひと月を分にすれば60分×24時間×30日=43200分。秒では2592000秒。


最後はスケールを人間までに落として。
人間の手の骨の数は27本。
手を合わせれば54。足の骨も合わせれば108。



999は?

ちょっと脱線。333と666が登場するのに999(9×9×9=729)はいつもの数列に登場しません。ですが、この世にこれしか無いものにしっかり顔を覗かせています。
地球の半径は3960マイル。直径では7920マイル。729の数字を入れ替えて369と一緒に999の登場です。

他にも面白いことに気付いたので今回紹介したいと思います。それはさわはらさんの動画↓33番目の素数である「137」の回で登場した数字。(317は66番目の素数)

(記事で引用したいと相談したところ、さわはらさんがわざわざ切り抜き編集して下さいました!ありがとうございます!)
微細構造定数という数値が登場します。

微細構造定数の値はα = 7.2973525693(11)×10−3
逆数はα-1 = 137.035999084(21)

1/137 = 0.0072992700729927
光の速さは299792458m/s

聞き慣れない単語や長い数字が出てきましたが、大事なのは数字の妙・符合です。「333から始まり、666を通過する数列」には登場しませんが、数字の符合を見出せたのなら、理に関する事。



終わり

ここまで「333から始まり、666を通過する数列」について見てきましたが、333や666に善悪はなかったですよね?
そしていつもの数列がスケールを超え、多く登場することに驚きませんでしたか?(私は初めて知ったとき大興奮しましたw)

今回紹介した符合はほんの一部で、まだまだ多くの数字の妙があります。
そして、これほどの符合はこの世にこれしか無いものに多く現れています。だからこそ「上の数字の数列」と呼ばれ、その大切さ故に象徴され、残されてきました。

世間一般には悪魔の数字だ何だと揶揄される数字ですが、レッテルを剥がし、実際に知れば深淵な数字・数列であることが理解できたかと思います。

今回紹介した数字の妙で、少しでも「ほー」と感心していただけた様でしたら、視点と頭が柔らかくなったということ。この手の知識にご興味があれば、次回の記事もお付き合いください。





※無断での引用・転載禁止※
本記事を引用・転載されたい方はTwitterにてメールして頂けましたら対応します。
noteプロフィールにあります、Twitterアイコンからどうぞ。