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御礼のメッセージ

先日
「雅子さまへ御礼」という
メッセージを頂きました。

20代後半の青年からです。

昨年の夏頃に
精神医療や向精神薬に疑問疑惑を抱き、
減薬を始め、
秋には断薬して、
現在は精神科を卒業されてます。

昨年の夏頃から、
私のブログを読んでくださり、
減薬や離脱症状を乗り越えるのに、
心の杖になりました、

とても嬉しい言葉を頂きました。


彼のメッセージを少し紹介させていただきます。
(ご本人に了解得てます)



彼は
仕事の多忙さや人間関係のゴタゴタ、
失恋などから、
メンタルが不安定になり、
心療内科に行き、
そこで中程度のうつ病と診断され、
レクサプロなどの抗うつ薬SSRIを処方されたそうです。
(この辺り、私と全く同じです)


そして、
アクチベーションで
死にたくてたまらなくなったそう。



私と同じく、
当時はその自殺衝動、希死念慮が
抗うつ薬SSRIが原因と気づけなかったと
言ってます。
(きづける人なんていないと思います)


睡眠薬の処方など増え、
ついには抗精神薬エビリファイが処方
されたあたりで、

「おかしい!」と気づいたようです。
(とても賢い青年です)

精神科医のことを
「薬を処方するしかできないじゃないか!」

思い、
心療内科から評判の良い内科に転院しました。


転院先の内科医は、

うつ状態だった可能性はあるが、
せいぜい適応障害か神経症。
中程度のうつ病という判断はおかしい!

診断しました。



彼が賢明だと感じたのは、
別の精神科や精神科医への転院でなく、
内科へ転院したことだと思います。

精神科医同士は、
お互い批判し合わない、
診断を否定しないという暗黙の了解が
あるそうです。



なので
大抵転院しても、
その前の精神科医が診断した病名を
否定されることは少ないからです。


彼は
ひとり暮らしをしながら、
減薬断薬を成功させました。

途中
理由のない不安やパニックに苦しみ、
耐え抜きました。


ちなみに
離脱症状では、
この理由もない不安や恐怖やパニックが
現れます。

私もこの反跳性不安とパニックには、
本当に苦しみました。

1人で乗り越えたなんて尊敬します。


彼は
精神医療に疑問を抱き、
私も過去にブログで紹介しましたが

井原裕医師の本や、
ウィタカー
「心の病の流行と精神科治療薬の真実」

ヒーリー
「抗うつ薬の功罪」
カーシュ
「抗うつ薬は本当に効くのか」
ジュエル・パリス
「現代精神医学を迷路に追い込んだ過剰診断」


などを読んだそうです。


話は少し変わりますが、
私がブログを書き始め、
SNSで発信したりしてきて、

彼のように数名の方から、
お礼や感謝のメールを頂きました。

ほんの数名の方ですが、
少しでも私が微力になれたと思うと、
とても嬉しいです。


ほんの数名でも精神科から卒業して、
向精神薬から断薬できて、
自分の人生を取り戻すことのお手伝いが
ちょっぴりでもできたと、
私も胸が熱くなります。

そして、
この人達には共通点があります。

皆様、
とても賢い人達なのです。

上記の本なども、
けっこう難しい本です。
バカでは読めません。


でも、
自分が受けてる精神医療に疑惑疑問を抱いたら、
そのような本に辿り着くのでしょう。

真実を主治医は教えてくれませんからね。


日本の本だと、
内海聡医師や井原裕医師くらいしか
思い当たりませんが、

海外の本には、
もっと切り込んだ納得いく名著があります。

ブログには何回か書いてますが、
向精神薬を断薬して、
精神科から卒業するには、

もちろん
離脱症状を乗り越える意思の強さが
必要になりますが、
その意思を支えるのに、
それらの精神医療への知識が必須と
私は思ってます。


何故なら、
そのような知識がないと、
離脱症状の辛さに揺らいだり、
主治医の言う言葉に惑わされるからです。


精神科の主治医がなんと言おうと、
揺るがない知識に基づいた意思が必要と
思います。

それこそ、
そこらへんの精神科医より知識をつけてやる!

くらいの気持ちでいいと思います。

それこそ、
主治医を説得したり、
論破するくらいの必要があるからです。
(主治医だけでなく、
もしかしたら家族への説得説明も必要になります)




ウィタカーも、
ヒーリーもジュエル・パリスも読んだことない
精神科医だってゴロゴロいるはず。


彼はこのように過去を振り返り
言ってました。

風邪をひいたら内科、
捻挫したら整形外科、
不安や鬱々したら心療内科

という思い込みで、
簡単に心療内科に行ったことを反省してる。



これは、
私も全く同様です。

社会も
精神科、心療内科へのハードルを下げて、
もっと気軽に行きましょう!


プロパガンダを撒き散らしてますが、
私も
まんまとそこに引っかかってしまった
愚か者でした。


彼も言ってますが、

自分自身で、
不安や抑うつをもたらしてる
根本の原因を見極め、
そこの対処をすることが大切。



私もそれが全てだと思ってます。

昔でいう大うつ病や、
脳の器質性や他の病気が原因の鬱以外の、

現在の大半のうつ病である、
原因がある心因性のウツは、
薬では治らず、
そのように自分を見つめ直し、
対処していく。

それが正解だと思います。


薬で治るならいいんですよ、
飲めば治るなら。

でも
治りませんからね。

自分で立ち直るしかないです。

長くなりましたが、
わたしこそ、
彼に感謝とお礼を申し上げたいと思います。

メッセージありがとうございました。

奇遇にも、
彼は私の大学の後輩でした。

この本のタイトルと見出し!

もう
現代の精神医療の抱えてる問題が
全てここに要約されてると思います。

DSMマニュアルが諸悪の根源ですよ!

人生のあらゆる不幸に病名をつける!!


もうこれに尽きる!

不幸が訪れない人間なんていませんからね。

その不幸でメンタルが弱ったら、
精神病名つけられて、
向精神薬処方されて
精神疾患患者にさせられます。


悪魔のマニュアルですよ。

下手したら、
精神医療のエンドレスループから
抜け出せず、
一生精神疾患患者になります!!




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