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諦めない大切さ

スキーに行ってきました!!


スキーは大好きなんです。


初めてスキーに行ったのは、
大学1年生の冬。

サークルでスキーに連れてってもらいました。

同じくスキーが初めての1年生数人を
連れて行ってもらい、
サークルの先輩が初心者を教えてくれました。


初めてですからねぇ、
止まれなくて雪溜まりに突っ込みました。

それが楽しくて楽しくて、
こんな楽しいことあるのか!


大好きになりました。


ちなみに、
同級の男の子は、
それでスキー大嫌いになりましたが。


子供が小さい時もスキーには連れていきました。

スキー場の託児所を利用したり。

幼稚園児の頃からは、
子供達にもスキーを滑らせました。

成長した子供たちと家族スキーにも
よく行きました。

いい思い出です。


夫と娘はすぐに休憩してお茶するタイプ。
私と息子はガンガン滑るタイプ。


7,8年前に、
サロモンの新しい板と、
スキー靴を買いました。


1回使っただけで、
その後は病み期間に突入して、
スキーなんて夢のまた夢になりました。


正直、
スキーなんてもう卒業かなと諦めてました。


夫が、 
スキーはもう卒業!

スキーしない宣言しちゃったし。


「山の会」でも、
スキーはあまり行きません。


さすがに1人でスキーに行くのは
ハードルが高いですから。
(雪国に住んでたら、1人で行きます)


昨年春から仕事を始めましたが、

職場のサークルに
「スキー部」があるんです。

今回、
この「スキー部」に連れて行ってもらいました。


それとなく、
体調を崩して病気していて、
7,8年スキーはしてない。
足手まといになると思うので、
1人で初心者コースで滑ります。


伝えておきました。


結果的には、
すぐ感が戻り普通に滑れました!

といっても、
中級者レベルの下手くそです。


圧雪してない、
ぼこぼこ雪溜まりのコースとか大好きで、
あえて突っ込んでいって、
転んで板が埋まり脱出大変でした。

「若いなぁ、、、」と言われました。

下手なのに
上級者のコブコブ急斜面とか好きで
行きたがりますし(笑)

転んで滑り落ちるのも、
また楽しいものです。

日常でそんなことできないですから。


ところで、
今回のスキーでは、
私はとても感動しました。


知ってましたが、
スキー部の部長さんは、
過去に足を怪我して片足スキーなんです。


スキーキチガイで、
カナダにもスキー行ったり、
スキーしまくりだった部長さん。


30代前半の時に事故に遭い、
片足が不自由になりビッコをひきながら
歩いてます。

リフトに一緒に乗りながら、
過去のお話を聞きました。


もうスキーなんてできないと
いったんは諦めたそうです。

片足が、
歪んだ方向に固定されちゃってるので、
板を履けないから。


でも、 
スキー大好き人間。

以前に練習で敢えて一本スキーで
練習したことを思い出して、

片足一本スキーでもできるじゃないか!


思い直し、
特訓したそうです。


それこそ、
最初は転びながら、
全然滑れなかったそうです。


でも、
20年過ぎた今、

びっくりするくらい上手ですよ!
片足スキーなんてわからないくらい。

キレキレの滑りで
猛スピードで上手に滑ります。


片足は靴を履いてるだけで、
10cmほど浮かして滑ってます。

あまりにも上手なので、
滑ってる姿は片足スキーとはわからないくらい。

リフトに乗ってる時や、
止まってる時に、 

周りの人が
「え!?」と驚いた目で見てます。


この方の片足スキーは見る価値あるよ!
とは
聞いてましたが。
感動レベルの凄さでした。

ご本人からお話を聞いて、
本当に感動しちゃいました。

「諦めない大切さ」

この言葉をしみじみと感じたのです。

比較する分野が違うかもしれませんが、

私が体験した、
精神医療や離脱症状や後遺症の苦しみなんて、 
可愛いものと思えました。

なかには、
離脱症状や脳に後遺症をおうくらいなら、

事故に遭い片足不自由になり、
ビッコひきながら歩く生活の方がマシだわ!

なんて言う人もいるかもしれません。


私も
まだ睡眠も短いし、
手足は痺れてるし、
痛い時もあるし、
遅発性ジスキネジアも完治してません。

でも、 
手足や身体が痺れていても、
外見的にはわからないし、
普通に動かせますから。

さすがにスキーの後は、
ビックリするくらい足が強く痺れて
夜、寝つきにくいくらいでした。

今も、 
強めに痺れております。

中には、
寝たきりや車椅子になる後遺症の人もいて、
それは本当にお気の毒だし、
保証対象になるべきと思ってます。

とにかく、
いろんなことにおいて

「諦めない大切さ」


そして、
諦めず頑張った人は、
他人に感動をも与える。

いい例としては、
パラリンピックなどです。

世の中には、 
いろんな災害や悲劇もあり、 
様々な病気もあります。
命を落とす人もいる。


でも、
生きてるなら、
そこから「諦めない」「立ち上がっていく」

そういう気持ちが、
人間に与えられた知恵なんだと思います。


個人的には、
 
つまんない些細なことですが、

もうスキーなんて行けないと諦めてましたが、 
7〜8年ぶりにゲレンデにたつことが
できて感無量でした。


職場の人達と、
ワイワイとお出かけできたのも楽しかった!

部長さん、
私のこと気に入ってくださったようで

もう部員だ!
今度は飲み会や、
スキープランたてる集まりにも参加してね!
来シーズンもガンガン滑ろうぜ!

と 
言ってくれました。


「シニア化を加速させて申し訳ないけど、
よろしくお願いします」

言っておきました。


最後の向精神薬の一錠を飲んでから、
まだ2年間過ぎてません。
(来月で丸2年)

まさか、
死にかけた自分が、

山の会とスキー部に入り、

ガンガンアウトドアおばさんに
なるなんて夢にも思いませんでした。


でも、
急死に一生を得て、
精神医療からも卒業できたわけですし、

前向きに新たな人生を送りたいと思ってます。


ところで、
断薬したのにいつまでもブログ書いてるとか、
断薬できたなら、
薬害活動云々なんかに関わらなければいいのに、


いう意見もあるようですが、

逆に、
落ち着いてきた今だからこそ、
余力でできるんです。

離脱症状や後遺症が強かった時は、
それどころじゃありませんから。

自分の心身を立て直すので精一杯です。
メンタルも不安定だと、
何かとそういうことに関わると不安定に
なります。
自身が悪化したら元も子もない。

正直、
私は精神医療は改善されるべきと思ってますが、

特に激しい「怒り」の感情や、
精神科医にも恨みや怒りや激しい感情もない。

当事者ではあるけど、
やっと落ち着き冷静に対処できると
自信がついたので、
逆にそういう問題に関われる。
(少なくとも向精神薬を服薬中では、
感情が不安定なので、なかなか冷静に
いろんなことができない


とは思ってます。

もちろん、
自分の生活と楽しみ優先です。

雪景色最高!

不安でしたが、
ナイターも滑れました!

ナイターなんて独身の時以来。
夜のゲレンデも雪がしまって最高なんですよね。

私です!

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