File1. とにかく設定が多い女、かまたさん

・かまたさんについて

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28歳独身。体型は太い(かたぶとりのほう)。髪明るめ。とにかく髪を巻いている。服は公私共にオフィスカジュアル。

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ネイルはジェルじゃなくマニキュア。色はパールピンクとか。




かまたさんとは職場でお会いしました。最初かまたさんを見た時の印象は、


ん?なんか変な人おる…


まあいいや


でした。

かまたさんとは飲み会で一回会ったことがあったのですがその時は彼女がめちゃくちゃ大人しくほぼ話しませんでした。何なら、その時彼女のことをかなり大人しい女性だと思い込んでました。

後日職場のPCにかまたさんから突然ランチのお誘いがあり、ふたりでランチに行きました。


かまたさんの設定① 私は死ぬほどモテまくる


ランチの時かまたさんがおもむろに始めたのは、今朝駅を歩いてたら知らない男からLINE IDが書かれた紙を手渡しされたという話でした。

キモい、困るというニュアンスは一切なく、超うけない!? 超うけるよね!? うっけんだけど!!! といった、そうだねうけるねのカツアゲが行われました。

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その後始めたのは、かまたさんが都外に出向に行っていた去年1年間、現地で5人彼氏がおり、週5で日替わりでデートしていたという話。

メモ: かまたは週休2日です!


出向中、現地でかまたさん1人と男子2人の計3人でテキーラバーに行った際、かまたさんが飲み過ぎて潰れ、偶然通りかかった男友達が救出してくれた際「あのままだったら

お持ち帰りされて3Pだったよ。

危ないところだったね」って言われた話。

メモ:勤務中の休み時間に耳にする「3Pだったよ」というパワーワード

また、そのお持ち帰りしようとしてきた男子2人のうち1人がかまたさんのことを好きになり過ぎてストーカー化したそうです。


最後に、4年前、24歳の頃本社の重役と2人で飲みに行った際潰れてしまい、新橋でタクシーに乗せられそうになったところを偶然通りかかった友達が助けてくれた。

 次の日栗田さんが目覚めると友達に、「あの時私が通りかからなかったらお持ち帰りされてたよ!(あれ?どっかで聞いたことありけり…ハテ?)」って言われた話。

…等、とにかく

毎回かまたさんが潰れる

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毎回お持ち帰りされそうになる

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毎回テッテレー! 間一髪助かる!

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毎回助けてくれた人に「あのままだったら

お持ち帰りされてたよ」って言われる

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毎回 あぶないあぶない☆


という設定の頻出、なんにもしてないのに男が寄ってきて寄ってきてほんと困っちゃうのという話を昼休み1時間まるっとして頂きました。

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あらかじめお伝えしておきますが、私は他人がモテた話が嫌いではないです。正直私は友達にモテた話をします。そして私の友達も私にします。

ただそれらは、自虐も入れつつ(こんなキモい奴に言い寄られた私まじやばくね?等)、反対にもし本当に好きな人からのモテ話ならば皆でドキドキキャーを共有し楽しみつつ行われるもので、

…というかそう、モテ話とは本来友達と楽しむためのものなのです。 

今はだいぶ大人になったので昔ほどではないですが、大学時代などは間違いなく、恋愛そのものよりその後に友達と行われる恋バナの方が楽しかった。

とにかく、そこに競争心はゼロです。目的は自慢ではなく、報告や発表に近いと言えます。

友達1人のモテた話だけで、①相手の男性の心理分析 ②相手の男性の発した言葉のニュアンスから察する言葉の裏側を解析 ③相手の男性の顔の系統、服の系統などによる分析 ④まあとにかく分析 など、報告と分析で1時間30分は盛り上がれるのが女子です。男性から見たらまじ意味わかんねえって感じですよねわかります。

そして更に言うと、

モテてようがなんだろうが

その話がつまんなかったら

いちいち友達に共有しない

のです。これは本当。

それはモテ話だけではなく、すべてにおいてそう。いろんな意味で友達が笑顔になれない話を共有するのは不粋な奴だけだ!!!


いやそれだけではない、何なのでしょう、このかまたさんへの共感出来なさとモヤモヤは。

悲しいかなランチの時つまんない話しかできない女なんてこの世に掃いて捨てるほどいるので、別につまんない話をしたことを責めているわけではないのです。

私は考えた。てか考えなくてもわかってる。

まず、

かまた飲み過ぎい〜

といったところでしょうか。

なんで毎回毎回、大学生でもない大人の女が信頼してない男の前で潰れるまで酒を飲みまくるのでしょうか。そして毎回、通りすがりの友達が登場するこの不思議。


っていうかこの話ぜんぶ


嘘くさくね?


え、てか


普通に嘘じゃね?


とでも言うのでしょうか。


例えば一番わかりやすい、最後に記した重役に迫られた話。ここからは僭越ながらかまたさんの言動への添削をさせて頂きます。以下、ご覧下さい。


本社の重役と2人で飲みに行った際、

①大企業ゆえ、新人社員が重役と2人で飲みに行く機会はありません。(よっぽど重役に何かしらの意味で気に入られて直接お誘い頂くなどしない限り)そもそも仕事上重役と新人が話す機会すらほぼありません。
②飲みに行った場所が立ち飲み屋だったとのことですが、まず女を口説きたい、妻子・立場・お金がある男は女を立ち飲み屋に連れて行きません。そういうおじさんが女連れてくなら個室居酒屋かバー。


潰れてしまい、

新人が何やっとんねん!重役に迷惑や!人生は冒険や!

新橋でタクシーに乗せられそうになったところを偶然通りかかった友達が助けてくれた。 

①新橋で偶然通りかかったとしても認識できない気が。
②と思っていたら重役が「友達に電話して来てもらって」とかまたさんに頼んで来て友達を呼ばせたらしい。お持ち帰り????????????


次の日かまたさんが目覚めると友達に、「あの時私が通りかからなかったらお持ち帰りされてたよ!」って言われた

①これ単純にかまたさんが潰れて重役がガチで困ってた話なのでは(あくまでも本当だとしたら)。 
②ちな次の日かまたさんは直属の上司からしこたま怒られたそうです。(…?)

この話には続きがあるのでそれについては後日書きますが、とりあえずこの時点で私に生じた違和感は以上です。

この時点で、実際に起こった実情とかまたさんの印象と思考の間にかなりギャップが生じていることにお気づきでしょうか。怖くなってまいりましたね?

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しかしかまたはまだまだ止まりません。これから二重三重四重の設定がどんどん増えていき、かまたさんはじわりじわりとご自分のくびをしめていくことになります。


これを見ている人の中でもし嘘をついてまで人の上に立ちたい人がいるのであれば、

嘘は自分の経験にある程度基づいた内容、

現実と想像が一致する範囲にしましょうね。

じゃなきゃ秒でバレる

ってアドバイスをあげたいです。

かまたさんのご発言はどんどんエスカレートして参りますので、vol.2をどうぞお楽しみに。