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X-Pro3との出会い 〜カメラをやっていない人との遊びや旅行について〜

カメラをやっていにない人と出かける場合、カメラはアクセサリーの一つとして扱うのが良いのではないかと思う。

カメラをやっているもの同士ならどんなカメラを持っていこうが別に気にする必要はないかもしれないが、やっていない人にとってはカメラは大きくて異質なものに見えかねない。
スマホもあるのになんでそんな重たいものを持ってくるのだろう?というのが本音だと思う。

このnoteは私がこれまで経験したことを元に書くことである。なので全てを真に受けず何かの参考にしていただけると幸いである。

私の重たい機材たち

私自身出かける際の機材は多いし、あまりに重たい。
そしてこれまでのことを振り返ってみると友達と出かける時でもカメラを中心に一人だけ荷物が多くなりがちだった。
そんな私を友人たちは温かく見守ってくれていたが、それでもいつも荷物多すぎない?とか何しにきたの?とか突っ込まれがちではあった。

ちなみによく持っていった機材は今感じだ。
ソニーα7RIV / a7IV
FE24105F4G
FE24F14GM
TAMRON 70-180mm F2.8 VXD
三脚
場合によっては角形NDフィルターなどなど。

これに加えて着替えやその他のものを持っていくことになる。
そして当然だが荷物が預けられない場合、道中はこれらを背負って移動することになる。
今思えば何をしにいくつもりだったのだろうと思うほかない。


キレイな景色が撮れるかもしれないという貧乏性

旅行に行くからにはキレイな写真を残したい、その気持ちは確かにあった。
そしてどこでどんなシーンが出てくるかわからない。
郊外の温泉宿に行くなら夜は星が見えるかもしれない、それなら三脚と大口径超広角単焦点が必要だ。
友達を撮るならF4通しの標準ズームがほしいし、遠くの景色を切り取るためには望遠もいるのではないか。

こういう起こるかもしれない未知のシーンを想像しては保険のための機材が鞄を埋め尽くしていった。
そして結果としてはどれもほとんど使わない。

使ったとしても後で見返した時に軍牌が上がるのは友達をサッと撮ったスナップ的な写真。

こういう経験を何度も体験してきた。
そうしてやっと気づくことができた。


気づき:貧乏性からの脱却と旅カメラ(X-Pro3)との出会い。

一緒に遊びに行く人たちの趣味、旅の目的に合わせて機材も選定するべきだと。
これには気づいていたが、実際に実行に移せるまでには時間が必要だった。
旅行や遊びがメインなら機材の大部分は使わないという経験を何度も体験する必要だったようだ。

この荷物過多な時に使いたいと思ったのが「Fujifilim X-Pro3」だった。
なぜこのカメラだったのか。

・コンパクトであること。
・見た目に圧迫感がなくオシャレであること
・これだけでいいやと思わせてくれたこと

この3点が旅カメラとしてX-Pro3を選んだ理由である。
これで重量過多なSONY主体から身軽なX-Pro3に切り替わった。


旅カメラ(X-Pro3)のメリット

もし仮にキレイな星空が見えても対応できるし、オートフォーカスもそこそこ早いので友達のスナップにも十分使える。
なにより遊びの旅行というイベントにぴったりな外見をしているのが何よりも惹かれたポイントだった。
これで撮れないのならキッパリ諦める。そういう心得も体得することができた。

これを手にしてからは遊び旅行の時はX-Pro3、撮影旅行の時はSony a7RIV / a7IVという棲み分けができたのだ。

そのイベントに合わせたカメラを持っていくメリットはこのように感じている。
・荷物が軽くなる。
 →これはいうまでもない。だが旅行を楽しむのなら軽いに越したことはない。
・本当に撮りたいものがより明確になる。
 →私の場合、遊びの旅行なら同行者である友達である。景色はその次の次だ。
・道中のペースを乱さない。
 →大きいカメラだと構えるたびに全体の足を止めてしまいテンポが悪くなる気がする。
  みんな寛大なので気にしない様子ではあるが、私自身が気になった。
・遊びに集中できる。
 →大きいカメラを持っていくとカメラマンになってしまう。
・カメラを持っていることがオシャレと言われるようになる。
 →いい意味でカメラが写真の撮れるアクセサリーになった。


遊びたいのか、カメラマンになりたいのか。

友達と旅行や遊びに行く際はカメラを嗜むものととしてはいい写真を撮りたくなる。
だが、一度考えてみてほしい。本当にその機材は必要だろうか。
友達の一人としてその旅に参加するのか、カメラマンとしていい写真を撮影することに徹するのかを。

まあフルサイズのような大きいカメラで撮った写真をあとで褒めてくれたりすることはあるし、見返してくれることも多いみたいで嬉しい。だが、スマホやコンデジで撮った写真でも案外喜ばれる。機材でどうこうするっていうのは体力をいたずらに消費するだけなのでよした方がいいかもしれない。

ただ、これは私が自分で体験したからこそ学ぶことができた事柄なので人によってそれぞれであると思う。
もちろん、同行者が許してくれるのならフルサイズのカメラを持っていくもよし、中判を持っていくもよし、複数台運用もありだ。
だが、遊びの旅行でそこまでカメラに構っていていいのか、遊んだ方がいいのではないか、私はそう感じる。

もちろん、カメラが趣味の友達と撮影旅行をする際には機材に妥協はしない。フル装備だ。

私個人としては、撮れるかもしれないものをきっぱり諦めるというのは結構難しいことだと思うし、だからこそ長年重い機材を遊びに持っていっていた。旅カメラとしての割り切りができたのも最近だと思う。


さいごに。

みなさまの旅カメラはどうだろうか。
もしこういう意見もある、といった場合は気軽にコメントをいただけると幸いである。

ちなみに今現在の旅カメラは「X-Pro3」ではない。
「LEICA M4 or M3 or M4-2」なのだが、その話はまた別の機会にしたいと思う。

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