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ライカ先生が私の手元にやってくるまでのできごと。

今のカメラに行き着いた変遷を振り返ります。
過去のメモを掘り返したものでいつもと口調が違いますが、気にせずに読んでください。

ソニー機、FujiFujifilm X-Pro3、LEICA M3(ELMAR50mm F2.8)の作例もありますのでぜひご覧ください。


ライカ先生を使う前のメイン機

メインはソニー機で撮影対象は風景、その中でも朝日、星といった絶景と呼ばれるものでした。
目に見えてるかわからないくらい暗いところで撮る必要性。
遥か彼方にあるもはや点とも思えるもの
視界に入りきらないスケールの風景

なぜミラーレスを選んだの?(8年前のミラーレスは酷評でした。)
ガジェットと呼ばれるものがすき。
 →一番ガジェット感があったから。
人気がなくて安かった。
軽量小型のカメラが良かった。
 →当時のソニーは小さいものが多かった。

使い出してみると綺麗に撮れる。これにまず感動しました。
そこからマクロレンズとか望遠レンズとか、大口径レンズ、オールドレンズと
色々試した結果、性能を追い求めるように。

特に風景は、撮る場所が限られている
 いい場所に行けても微妙な機材だと、微妙な結果になる。
 それなら最先端の最高のカメラとレンズがいるだろう。
  →α7RIV (画素殴りカメラ)


画質・機能最優先カメラにつかれた。

これがライカを使う第一の気づきになりました。

機能が良すぎてちょっとの失敗も許せなくなってきた。
絶対的な機種を持っていて失敗しているとなると、
自分が下手なのか、それか限界か。なんにせよデジタルは基本的に失敗をなくすために
進化してきているので高性能カメラほど失敗が許せなくなりました。

しかも重箱の隅みたいなところも気になってきて、写真を撮ることが辛くなりました。笑

もっと気楽に撮れるカメラはないかな。
それが以下のカメラに興味を持つきっかけになりました。
フィルムカメラ or X-Pro3


X-Pro3を使い始める。

失敗写真ですら心地よい不思議なカメラだった。
 →失敗を減らすための機能が他のカメラほど重視されていない。
  どちらかというと写真を撮る体験にフォーカスを当てているカメラ。
  このカメラでの被写体は自然と友達と集まったり遊んでいる最中の一コマが多くなる。
  旅行に行く際もソニーを置いていくように。

この頃の使い分け
ソニー ガチ撮影旅行
X-Pro3 楽しい旅行(一応ガチ撮影も可能)


フィルムカメラに興味を持つ。

友達を撮っている時が楽しい
あえてフィルムで撮るのはどうだろう。
撮りたいものが決まってきた。

それを撮るのに過剰すぎる機能は足かせになることに気付いた。
撮られている側も覚えていてもらえるようなカメラや撮影体験があると面白いと思った。
 →X-Pro3

見返したくなる写真も決まってきた。
憧れる大人像もなんとなく決まってきた。

これにマッチしたのがライカ。
使ってみると本当に考えさせられることが多いカメラ。
ライカ先生と呼んでいます。

撮りたいものがかわった結果、ライカを使うようになりました。

ざっくり変遷としてはこんな感じです。
 ソニー ガチガチの風景・絶景ハンター
 X-Pro3 肩の力の抜けたものを撮りたい。
  →手放しましたがいいカメラでした。
 ライカ 大切なもの・日常を撮りたい。

現在ソニーとライカを使っていますが、こんな感じで使い分けています。


まとめ

私は元々風景特化型で値段と性能が全く比例していないライカの存在が本当に謎でした笑
ソニーは毎年性能向上がすごいのに、ライカは進化していないまでに見える。
だから、ライカ=お金持ちのステータスくらいにしか思っていなかったです。
正直ライカの作例見てもうまいとは思うことはなかったですし笑
今思えばライカの評価軸はそこじゃないんですけど、ソニー万歳の当時の私には価値が全くわかりませんでした。

ソニーのカメラは本当に凄いんです。
見えるものなら全部写せるんじゃないかと思えるくらいに。しかも目で見えるよりも綺麗に。
だから風景撮影にはもってこいでした。ですが、そんな最高のカメラなのに疲れてきました。

高性能なのになぜ微ブレしているんだ。とかノイズが思ったより多いとか、AFポイントがおかしいとか。
重箱の隅みたいなところがどんどん気になってきて写真に対して狭量な自分が出てきました。
そうなってくると写真を撮るのがつまらなくなってくるんですよね。
撮れば撮るほど自分の首を締め上げていくようなそんな感じです。
その辺りでもっと軽い気持ちで撮影できるカメラはないかと思い出しました。

そこで出てきたののが、Fujifilm X-Pro3でした。
このカメラは撮る体験を第一に考えたカメラでして、高性能なはずなのに不便というへんなカメラです。
これも出始めの頃、私はバカにしていました。(こんな使いにくいカメラ誰が買うねん←)

ですが、使ってみるとこれが心地よい。
そして撮影対象も自然と変わってきたことに気づきました。
 →身の回りのもの、友達を撮るように。
出てくる写真もピンボケが多かったり失敗しているのも多々ありますが、まあいいでしょうと思えますw
 →特にMFレンズを飲み会で使った時のピンボケとかは自分の視界っぽくて面白い笑

X-Pro3を使い始めて1年くらいで、Fujifilmが敬愛するLEICAに興味を持ちました。笑
LEICAってなにがいいのか。この辺りから考え出しましたね。
デジタルは高いし、それだとX-Pro3と役割が被りすぎるのでフィルムのライカを見るようになりました。

そして気がついたら、手元にやってきていました笑

作例

ソニー


X-Pro3

LEICA先生

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