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人生の一コマ 第24話

今日は多次元と今生のトラブルの繋がりを感じた出来事を書いてみる事にした。


     今回は「 人生の一コマ 」の22話と 23話 の内容が 展開していきます。


そして  これは  ボールペンが多次元を旅して戻って来た体験をした我が子と

一緒に体験した話だ。

    

 私は夫が他界した時から

様々な次元が一緒に存在している感覚があり

時間の概念も 小学校の時 植えつけられた何時間 何分後 と言う

感覚は  私には 存在していなかった。

私は  この一瞬に全てが存在している感覚になっていた。

この感覚を義務教育中の我が子に伝える事は

我が子に混乱をもたせるものと思い私からは話す事は無かった。

しかし ボールペンが多次元を旅をして目の前に戻ってくる

体験をしてしまうと もう 黙っている必要はないと思った。

別の言い方をすると。

我が子の 魂が 人生を語り出す時が来たのだという事だ。


     我が子が 熱心に勉強をしていたのは

高校を一年生の5月で 登校する意欲を失い 退学をし

自力で高校の勉強をしていた 時だ。

自宅で勉強に集中しながら 家事についても身につけていた。

親子の会話は 息抜きがてら出かける  

スーパーマーケットへの買い出し付き  ドライブで

人生の真髄に迫る会話をよくしていた。

   

    ある夜

我が子が 腹痛を 訴えて来た。

深夜になると 冷や汗が 流れるような 激痛となった。

「お腹が引き裂かれて内臓がえぐられているようだ。」と 言って来た。

私は 静かに

「病院へ行く」 と聞いた

「いい」 と 言った来た。

我が子を エネルギーで 観察すると。

過去からの メッセージが 現れていた。

私は 気功を施し そのエネルギーと向き合った。

次第に 症状は やわらぎ

本人も痛みが薄らいだと言っている。

時計を見ると 時間は 3時30分過ぎだ。

夏だったので もうすぐ 夜明けがくる。

我が子に 『どうしたい』と 聞いた。

『あの 神社に行きたい。』 と 答えが返ってきた。

あの神社とは 我が子が 好きな神社の事だ。

車で 1時間30分はかかるが出かける事にした。

神社に着くと

早朝の空気は  優しく   先ほどまで向き合っていた 、荒々しいエネルギーの

残りを 洗い流してくれた。

我が子も境内を静かに散策し 何かを感じているようだ。

そして  しばらくすると 『もう大丈夫だよ』と言った来た。

私は 我が子の指導霊(ガイド) から

ドライブに誘いなさいと言われたので 誘ってみた。

『いいよ』との返事。

私達親子を乗せた車は 通学や出勤をする人たちの横を走り始めた。


『どこへ行くの』      子

『行き先はまだ教えられていないけど  車を走らせるね。いいかな。』    私

『いいよ』     子

     

私は その頃  エネルギー体が 必要な体験をするために連れて行ってくれる事を

宇宙ナビ と 呼ぶようになっていた。


   私達親子を乗せた車は 宇宙ナビ に従い走った。

二つの県をまたぎ   三つ目の県に 必要とする場所があった。

     私達は  目的地に着き  車を 駐車場に駐めた。

そこからは お城が見えた。

 私はこのお城に見覚えがあった。独身の頃 来た城だ。

私達親子は 天守閣に向かって歩き出した。

しばらく歩くと 二人の歩みが同時に止まった。

『ここからは 一人で行くよ。』 子

『そうだね ココで待ってる』 私

どれくらいの時間  待っていたのだろうか。

しばらくすると   青ざめた顔の 我が子が 戻って来た。

『どうしたの』 私

『侍姿の 自分がいた。年齢も今の自分と同じ位だった。』 子

     ここからは その時の様子を話してくれた内容だ。

天守閣の入り口に 刀を腰に刺した 侍姿の自分がいた。      子

その侍姿の自分は城下を悲しみの表情をして見渡していた。      子

『もうだめだ』         侍

『無念だが 終わりだ。』      侍

『君は諦めるかもしれないが 、今生の私は諦めないよ。』          子

「そうキッパリ 言って 戻って来た。」            子


        そう話してくれた   我が子は 鋭い 表情をしていた。


『天守閣には 入って来たの 』          私

『その必要は無い。』               子


 我が子は   はっきりと言い切った。

昨夜の お腹が斬り裂ける痛み、  内臓が えぐられているような感覚。

霊障だと 感じた事。

全てが  繋がった。

そして  我が子も  此処へ来た事を納得した。

我が子は この出来事から 今生を 生きる 迷いが 無くなり。

取り組んでいた資格試験の勉強も 1年半で成し遂げた。


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