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シンガポールがブロックチェーンに期待する領域とは?

シンガポールでは金融とブロックチェーンの文脈で数々のプロジェクトがスタートしています。

勿論、金融以外の分野にも波及しつつありますがその動きを紹介します。

アジアの銀行大手DBSは国際間でのコモディティ取引企業Trafiguraグループと連携して新たなサービスを検証しています。

ICC TradeFlowというオープンソースのサービスは国際間取引での紙のプロセスを削減することを念頭に動いています。

このプラットフォームはシンガポール情報通信省内のメディア開発庁が提供するTrade Trust network上で行われ、トレードファイナンス分野などの開発を促進していく狙いです。

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シンガポールメディア開発庁とTribe Acceleratorが調査したレポートによると、いくつかの産業でブロックチェーン技術の開発は徐々に進められています。

大手企業だけでなく、スタートアップとの連携事例なども数多く誕生しています。

メディア開発庁では新たな技術ソリューションの開発なども進めてお理、金融分野などは今後の連携も含めて注目されています。

シンガポール金融管理局は従来のサンドボックスシステムより前段階で試験が行いやすくなる仕組みを金融商品やサービス向けにスタートしています。

債券取引を可能にするBondbloXはこのプログラムに承認され、債券取引の下限値を1000ドルまで引き下げるような取り組みをスタートしています。

シンガポール国立大学のコンピューターサイエンスとRippleは新たにFintech関連のラボをスタートしています。

ここでは次の基軸となるFintech関連のプロジェクトを支援し、技術者の育成などにも繋げていく予定です。

年間1000人の学生をFintech領域へ排出していく予定で、コースを通じて大学の学生向けに産業の理解も促進していく計画です。

金融分野のシンガポールの動きは参考になるので、今後も注目です。

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