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ブロックチェーンによって金融の裾やは広がるのか?

金融システムへのアクセスは人口が拡大するに伴って検討されている一つの大きな課題です。

実際にスタートしているプロジェクトなども参考にしてみたいです。

世界自然保護基金 (WWF) フィリピンはユニオンバンクフィリピンと連携して、Traceyと呼ばれる漁民向けのブロックチェーンを活用したトレーサビリティアプリを提供しています。

漁民やサプライチェーン上で商取引を行う人たちの取引データを事前に認証し、世界自然保護基金や国の機関、税関などでの手続きを効率化し、取引記録に対して支払いを行う仕組みの構築を進めています。

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マイクロファイナンスは現在世界中で徐々に広がりつつあるトレンドで、過去5年間の推移で見ると年間11.5%の割合で融資の金額が成長傾向にあります。

借り手の増加も大きなトレンドになっている一方で成長率に関しては2012年以降は7%と、それまでの過去10年間の20%と比較すると徐々に縮小きている状況です。

中国の人民銀行はフィンテックとAI分野、ブロックチェーンなどを含めた技術の開発を幅広く進めていくと発表しています。

これにより金融にアクセスできる人たちの領域を広げていきた考えで、17のFintechに関する研究会もスタートしています。

インドネシア銀行はデジタル通貨の発表をいち早く発表しており、ブロックチェーンを活用した金融へのアクセスの仕組みの開発を進めています。

インドネシアでは一部の地域で金融サービスにアクセスすることが非常に難しい状況のため、地方の農家の人たちなど従来型の金融サービスで高利貸しなどの課題に直面している現状などを変えていきたい狙いです。

金融サービスの裾やを広げる議論は今後も幅広く議論されていくだろうと考えられます。

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