見出し画像

金融サービスはブロックチェーン技術でどのように変化するのか?

金融分野では支払いや送金などでの技術の活用実験が進んでいます。

今後どのように広がっていくのかには注目です。

世界最大のペイメントネットワークを提供するVisaはブロックチェーンを活用したシステムを通じてMintやCredit Karmaなどの金融アプリケーションを通じた新しいデータ集約の仕組みを進めています。

LucidiTEEと呼ばれるシステム上でセンシティブなデータをブロックチェーン上に書き込み、信頼された環境下 (TEE)で過去の取引などを基にしてそれぞれのコンピュータ上で処理を行うというものです。

画像1

支払いや送金関連のサービスは現在各アメリカの金融機関や産業で注目している分野の一つであるとCB insightのレポートでは発表されています。

2019年にはアメリカの銀行は24のフィンテック関連企業への投資を行い、2018年から引き続いて45の投資案件を進めていくことになります。

これは2017年から180%伸びている状況で、今後ユーザー向けの支払い関連のサービスはさらに成長していくことが期待されています。

SAPとブロックチェーン企業R3はアクセンチュアと連携して銀行とユーザー間での支払いに関連するシステムの開発を進めています。

これまでは大幅にコストがかかっていたリアルタイムでの支払い機能をブロックチェーン技術を活用することで、実装まで持っていきたい狙いです。

スタンダードチャーターズはイーサリアムエンタープライズアライアンスのコンソースアムメンバーとして新たに加入を発表しています。

イーサリアムをベースとした開発を行う他の企業との連携や、おープンスターンダード化を進めていくなどの取り組みを行う予定です。

今後は技術を実装していくことによって顧客体験の改善などを進めていく予定です。

金融機関やサービスは徐々にユーザー起点に変化していきているので、今後の動きにも注目です。

コラボゲートではブロックチェーンとビジネスの研究会、新規メンバーを募っています!気になった点は気軽にコメント、ソーシャルでご連絡お待ちしております!


ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!