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誰でも3人分の業務を1人で回せるようになる!業務外注化のコツとは

おはようございます。バリ好きマーケター五十嵐です。

ここ数日、都内は気合い入りまくりの暑さですね。

急な気候の変化に、私の周りの友人はバタバタと体調を崩して倒れております。。。

さて、今回の投稿では活用している企業も多いであろう、業務の外注化のコツについての記事です。

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私が外注化の必要性に迫られたのは、メディアの運営の責任者を任命された時でした。

当時の私は、メディア運営なんてしたことがなかったので、右も左もわからない中、事業戦略の立案から、データ整備、はたまた営業まで、手探り状態で一人で回しておりました。

ありがたいことに、それなりにビジネスが軌道に乗り、成果も出て楽しかったのですが、営業が取れれば取れるほどクライアント対応や請求書の処理が増えるし、メディアのバグが発生したりデータの取得エラーが発生すると、自分で原因を見つけて修正しなくてはならず、常に時間に追われていたのも事実です。

その頃は、口を開けば「人をくれー増員してくれー」という、半ばゾンビのようなヤバい人間だったと思います。

しかし、懇意にしていた社外の人に、例によって「うちの会社、人増やしてくれないんすよ。あーだーこーだ」と文句を言っていると、

「人員増やす他になんか手はないの?てか、社員が補充されたとして、その人分の人件費をまかなえるくらいの利益アップになるの?」

と返されたのでした。

そのとき初めて、単純に人員増加を訴えるにあたって、
前提として、やるべき仕事とやらなくてもよい仕事という切り口で業務の整理を行わないと無駄なコストを産むヤバいやつになる
リソース配分は
人員増加だけが解決手段じゃないという事実に気づいたのです。

浅はかでした。

そこから、人を補充してもらうという解決策の前に、現状の業務負荷を減らしつつも、最大の利益を上げる方法について考えたり調べ始めたのです。

当時は、社内にも今すぐにサポートしてもらえるようなリソースがなかったため、外注化の方向で検討していくことになりました。

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そしてそれから一ヶ月後。。。

結果から言うと、他の部署でメンバー3人で回すような仕事を私は外注を活用して1人で回し、かつ社内で行う以上のクオリティーを出すことができるようになったのです。

もちろんPL上の利益貢献度も業務の内製化に比べて、外注化の方が約15%ほど高い結果となりました。

この結果は、単に業務を外注に切り出したからこその結果じゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。

しかし、実は他の部署でも外注化に着手しているところがあったのですが、なぜかスムーズに進まずに、結局社内で吸収してしまうという話も、一度や二度ならずあったのです。

そこで、今回はうまく行く外注化とうまくいかない外注化の違いはどこにあるのかを中心に記事を書いていきたいと思います。

本記事では、私が現場で見た事例も含め、誰でもスムーズに業務を外注化でき、かつ高いクオリティーのアウトプットを得られるコツと、この記事を読むだけで誰でも3人分の業務を1人で回せるようになる具体的な進め方を解説していきます。

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また、余談ですが、最近のトレンドとして社員のテレワークを推進している企業も増えてきています。

これも、誰かに何かを依頼する、という点で本質的に外注と同じスキームですので、正しく外注化できる企業はテレワーク化も上手い印象があります。

これからどんどんリモートワークが増えていきますが、それに比例して、リモートの人に業務を依頼できる人も求められてきます。

ぜひ、外注化のコツを掴んで、仕事の依頼のプロになってください。

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外注化をするメリットについて

まずはじめに外注化によって得られるメリット(目的)について確認していきましょう。

外注化をすることで何を得るか、を正しく理解していないと、外注化の失敗確率が格段に上がりますので、ぜひ再確認してください。

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10年以上事業会社でマーケティング/事業開発に携ってきました。昨年立ち上げた『BtoBマーケティング研究会』は参加人数700人規模まで成長。マーケター向け勉強会や懇親会を主宰し企業とマーケターの最適なマッチングやマーケターの繋がりを活発化させるべく奮闘中。