久保多渓心

占術家・ライター・WEBメディア運営。篁霊祥命という墨を使ったオリジナルの占術をしてい…

久保多渓心

占術家・ライター・WEBメディア運営。篁霊祥命という墨を使ったオリジナルの占術をしています。月参り(朔日参り・十五日参り)による開運指導。「月刊ムー」x「note」企画『 #私の不思議体験 』ムー大賞受賞。https://linktr.ee/keishinkubota

マガジン

  • 霊的問題

    経験、知見に基づいた霊的問題の諸相を語ります。

  • LIFE

    死生観や、生き方についてのあれこれ

  • 神使・眷属

    「神使」「眷属」とは、神の意思(神意)を人々に伝える存在であり、またの名を「使わしめ」ともいいます。 『神々の意思を伝える動物たち 〜神使・眷属の世界』では、神の使いとしての動物だけでなく、神社仏閣に深い関わりのある動物や、架空の生物までをご紹介します。 動物を通して、神社仏閣の新たなる魅力に気付き、参拝時の楽しみとしていただけたら幸いです。

  • スピリチュアル・オカルト

    スピリチュアル、オカルトなどについての思索です。

  • 私の不思議体験

    わたしが体験した不思議な話あれこれ。 *無断転載禁止

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【写真追加+追記あり】鳥の足跡 〜訪れる謎の侵入者〜

#私の不思議体験 2013年の夏、あるマンションに引っ越しをしました。 地の利は悪いのですが、築年数も浅く、外観も室内も綺麗で、間取りも使い勝手がよいので、他の物件を見て回ることもせず、すぐに契約しました。 しかし、引っ越してすぐに、おかしなことが起こり始めたのです。 廊下から聞こえる音引っ越しを終えて、しばらくは快適に暮らしていました。 数ヶ月ほど経った頃からでしょうか、夜中に廊下のあたりで「パタッ、パタッ、パタッ」と連続的な音がするようになりました。 玄関から

    • 【備忘録】心霊スポットの条件

      東京国立博物館の西側を縁取るようにして白金トンネルが通っている。2階構造になっていて、上部は首都高だ。 この白金トンネルは、都内屈指の心霊スポットとして知られている。 白金トンネルの西側100mのところには、山手線・埼京線などの線路が走っている。そして、その白金トンネルと線路の間には白金長者丸という縁起の良い名前の高級住宅街が広がっている。実際の町名は上大崎である。 この白金長者丸は、かつて大量の銀を保有していた豪族の柳下上総之介が居をかまえていたことから「銀(しろがね

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      • 【2020.11.6執筆】「怒り」渦巻く社会で生きるということ

        新型コロナウイルスが猛威を震い始めると、電車内や商業施設などでマスクをしていない人を厳しく叱責する、いわゆる「マクス警察」と呼ばれる人たちが増え、酷いケースでは暴行に及んだ事件なども報道されました。 また、緊急事態宣言や飲食店の休業要請下で、外出している人や、営業をしている店舗への攻撃的な振る舞いも問題になりました。 このコロナ禍で浮き彫りになったのは、人の中に厳然として渦巻く他者への「怒り」。 人は誰しも多かれ少なかれ、心の澱を抱えているものです。うまくいかないこと

        • 瑞祥を運ぶ、天日鷲神の使い「鷲」-『神々の意思を伝える動物たち 〜神使・眷属の世界(第五十五回)』

          「神使」「眷属」とは、神の意思(神意)を人々に伝える存在であり、本殿に恭しく祀られるご祭神に成り代わって、直接的に崇敬者、参拝者とコミュニケーションを取り、守護する存在。 またの名を「使わしめ」ともいいます。 『神々の意思を伝える動物たち 〜神使・眷属の世界』では、神の使いとしての動物だけでなく、神社仏閣に深い関わりのある動物や、架空の生物までをご紹介します。 動物を通して、神社仏閣の新たなる魅力に気付き、参拝時の楽しみとしていただけたら幸いです。 日本の鷲神使として

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        【写真追加+追記あり】鳥の足跡 〜訪れる謎の侵入者〜

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        記事

          辰年だからこそ言いたい!龍を金儲けの道具にする勿れ!

          ずっと、気になっていたことを。 昨今、「龍と話が(コンタクト)できる」「龍と友達である」とする、スピリチュアリスト(・・・と言って良いか分からないが)が増えて来ており、龍を題材とする書籍の類も数多く出版されている。 自論から言えば、実際に龍神と名乗る存在とコンタクトし、その姿が本当に見えていたとしても、それが商業主義と交わってしまった瞬間から、その主張を疑わざるを得ない。 若しくは私が以前書いた、こちらの記事。 このような存在と、コンタクトしてしまっている可能性もある

          辰年だからこそ言いたい!龍を金儲けの道具にする勿れ!

          神社の拝殿に浮遊する緑色の物体〜正体はレンズゴーストなのか?

          以前、以下のような内容で記事を書きました。 詳細は上のリンクを読んでみてください。 撮影時間は、早朝6時過ぎで神社の境内は灯篭の灯りのみ。 同じ場所に立って、何度かiPhoneの撮影ボタンを押したうちの1枚に件の緑色の物体が写っていました。 普通に考えると、灯篭の灯りによるゴースト(レンズ内で強い光の反射が起こり、青く丸い光が写り込む)だと考えられますが、妙に立体的で、不規則な形をしていること、底面に影が見受けられることから、ゴーストではないかもしれないと思って、当時

          神社の拝殿に浮遊する緑色の物体〜正体はレンズゴーストなのか?

          神様とのご縁を深める初詣、神社参拝の方法・完全版

          昨年末に「PRASADA」へ掲載した初詣・神社参拝コラムへのリンクはこちらです。 *記事内のリンクに不備がありましたので、修正しています(1/11)

          神様とのご縁を深める初詣、神社参拝の方法・完全版

          妙見神社(五十猛神社)

          いつも、朔日詣り、十五日参りを行っている飯盛神社のそばに、「五十猛命(いたけるのみこと)」を祀った社、「妙見神社(五十猛神社)」があることを知り、参拝に伺って来ました。 地元の方々からは、「妙見さん」と親しまれています。 いつもお世話になっている、飯盛神社の中宮の御祭神が、五十猛命。 五十猛命は須佐之男命の子として知られます。また、林業の神であることから、林業が盛んな地や、山間地域で崇拝されている神様です。 妙見神社は、飯盛山と西山の間、その麓に位置しています。 新

          妙見神社(五十猛神社)

          【野芥縁切地蔵】削り取られたお地蔵様

          自宅近くにありながら、『奉納百景 神様にどうしても伝えたい願い』(小嶋独観・著)を読むまで、その存在を知らなかった「野芥縁切地蔵」に行ってみました。 福岡市営地下鉄、野芥駅から南へ1km弱。 住宅街の一角にあり、由来が書かれた看板以外は目立つ目印がないため、ここに珍しい縁切地蔵があることすら、知らない近隣住民も多いかもしれません。 ストリートビューにも写っている中央の短い階段を上って、左側にお堂があります。 お堂内には、男女がうつむき加減に背中を合わせている絵馬と、封

          【野芥縁切地蔵】削り取られたお地蔵様

          【百間矢来(浅家地蔵尊)】黒田藩に逆らい処刑された者たちの恨みが宿った石

          JR博多駅から、約1Kmほど北へ行くと今なお昭和の風情が色濃く残る町、千代。 その路地裏にひっそりと佇んでいるのが、「浅家地蔵尊」通称「百間矢来(ひゃっけんやらい)」。 黒田藩が当地を治めていた時代、この辺りは砂浜に松林が点在した広大な土地であったそうです。 この一画を、当時の住民たちは百間矢来と呼んでいました。 黒田藩は、この地にあった百間(約180m)の矢来(竹の柵)で囲んだ馬場を、罪人の処刑場として利用していたことから、この名前がついたのでした。 罪人とはいっ

          【百間矢来(浅家地蔵尊)】黒田藩に逆らい処刑された者たちの恨みが宿った石

          鳥居とは何か?⑤ 〜鳥居の分類と構造〜 【神明鳥居・後編】

          鳥居の分類(神明系鳥居・後編)『鳥居とは何か?②』より、鳥居のバリエーション豊かな種類をご紹介して来ました。 「鳥居の分類」については、本日が最後。 「神明系鳥居」の後編をお届け致します。 今回、ご紹介する最初の2つの鳥居は、一見するとこれまでご紹介して来た鳥居との区別がつきにくい鳥居です。説明を読む前に、写真だけを見て、その違い、特徴を当ててみて下さい。 3つめの鳥居は、非常に珍しい鳥居です。 宗忠鳥居 「宗忠鳥居」は、前回ご紹介した「鹿島鳥居」を化粧仕立てにし

          鳥居とは何か?⑤ 〜鳥居の分類と構造〜 【神明鳥居・後編】

          鳥居とは何か?④ 〜鳥居の分類と構造〜 【神明系鳥居・前編】

          鳥居の分類(神明系鳥居・前編)「鳥居」にフォーカスして、お伝えしている短期連載企画『鳥居とは何か?』。 第二回より、鳥居の様々な種類をご紹介しています。 鳥居に、そんなに豊富なバリエーションがあったのかと新鮮な驚きを感じられた方も多いのではないでしょうか。 今回の企画を機に、神社参拝の折には鳥居を眺める時間を少しでも持っていただけたら嬉しく思います。 さて、今回より「神明系鳥居」のご紹介です。 「神明鳥居」の大きな特徴は、「笠木」、「貫」、「柱」から構成され、柱には

          鳥居とは何か?④ 〜鳥居の分類と構造〜 【神明系鳥居・前編】

          鳥居とは何か?③ 〜鳥居の分類と構造〜【明神系鳥居・後編】+ 天と地を分ける銀座の社と、街に点在する鳥居

          銀座の鳥居東京・銀材の入り組んだ路地を歩いていると、ビルや店舗の間などに小さな鳥居を見つけることができます。この鳥居は、くぐるというより、そこに神社があることを示すもの。 神社にあるはずの、立派な社殿や広い境内はそこにはありません。鳥居と小さなお社があるのみですが、地元の商店主や、企業にお勤めの方などの厚い崇敬を受けており、忙しそうに足早に過ぎ去る人たちの傍で、熱心に手を合わせる参拝者のお姿を拝見することがあります。 毎年、銀座の町に点在する12神社が参加の「銀座八丁神社

          鳥居とは何か?③ 〜鳥居の分類と構造〜【明神系鳥居・後編】+ 天と地を分ける銀座の社と、街に点在する鳥居

          鳥居とは何か?② 〜 鳥居の分類と構造〜 【明神系鳥居・前編】+ 不思議な鳥居の夢

          鳥居の夢以前、明晰夢についてお話をしました。そちらでも少し触れましたが、私は不思議で、リアルな夢を毎日見続けていた時期があり、この夢を記録することによって、その意味や、メッセージ性が解明できるのではないかという思いから、夢日記を1年に渡ってつけていたことがあります。 その中に、鳥居にまつわる奇妙な夢について綴っていることを思い出しました。 ごく私的な日記の一部ですが、奇妙で不思議なシチュエーションなので、是非ご紹介したいと思います。以下のような夢です。 こうやって読み返

          鳥居とは何か?② 〜 鳥居の分類と構造〜 【明神系鳥居・前編】+ 不思議な鳥居の夢

          鳥居とは何か?① 〜鳥居の起源と、不思議 + 鳥居の知られざるパワー

          今回から数回にわたって「鳥居」をテーマにお話をしようと思っています。 鳥居の起源鳥居とは何か。 鳥居という存在は、あまりに私たちの日常にありふれています。都会のど真ん中であろうと、のどかな山間部であろうと、必ず私たちの視界のどこかに飛び込んで来るのが鳥居です。 鳥居というものが、誰によって、どういう意図で作られたのか、そして何故「鳥居(とりい)」と呼ぶのか、その起源については、実ははっきりと分かってはいません。数多くの推論があるだけで、いまだに定説となるものはなく、謎に

          鳥居とは何か?① 〜鳥居の起源と、不思議 + 鳥居の知られざるパワー

          神社仏閣の素朴な疑問 〜 神社には行ってはいけない時間がある?

          「月参り」など、神社仏閣に関するコラムを書かせていただいていますと、参拝などに関する素朴な疑問を寄せていただくことがあります。 その中から、いくつかの疑問にお答えしたいと思います。 「月参り」コラムを読むようになって、神社に興味を持たれるようになった方からのお問い合わせです。 多忙なので、仕事帰りの夕方に参拝しているが大丈夫かという、ご質問です。 神社には行ってはいけない時間がある?大都市のビジネス街には、古くからその土地を守護している鎮守様を祀った神社が鎮座している

          神社仏閣の素朴な疑問 〜 神社には行ってはいけない時間がある?