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「カラダ大学」主宰。ボディワークする、ライター。約20年の雑誌&書籍ライターを経て、今…

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「カラダ大学」主宰。ボディワークする、ライター。約20年の雑誌&書籍ライターを経て、今はカラダ大学という場所で、身体的知性の探求を続けています。

最近の記事

積み重ねた経験は、ちゃんと身につく。

2019年、カラダ大学のセッションは本日から。 2週間のお休みをもらい、久しぶりのセッションでした。 2週間もセッションしていなくて、大丈夫かな? ちょっと昨晩は不安になったものの、 なんの問題もなく、むしろ、新しい引き出しが使えたり、 繊細な筋肉、骨格の動きまで観察できてびっくり。 小さな動き、小さな筋肉が全体に与えている影響が、 手を伝わり、目で観て、感じ取れると、 セッションの質は上がり、 90分後のお客様の体感覚も随分と変わるとあたらめて。 2年間、約900セッ

    • 私の「どうでもよくない」こと。

      「他の人たちが、普通に満足していること、何気なくスルーしていること、それほど気にしていないことについて妙に文句が多い自分がいたら、そこには自分の仕事の鉱脈があるんだなあと思います。それについて「どうでもよくない」わけです」(「かかわり方の学び方」西村佳哲著より) この一文を読んだとき、確かにそういうの、ある、と思った。 じゃぁ、私の「どうでもよくない」ことってなんだろうか? ・心身に対する概念のこと  運動すればなんでも良いとか、感情にフォーカスとか、いちいち違和感。

      • 仕事はじめは原稿仕事

        2019年は1月3日から仕事はじめ。 珍しく「原稿」仕事からのスタートです。 私の書く仕事は、相手の頭の中にあるごちゃっとしたものを、 こんな感じ? と「まとめる」役割が大きいことに気がつく。 取材相手は、まとまっていることを話していなくて、 話したいことを、伝えたいことを、伝えるべきテクニックを話す。 それを、カテゴリーにわけ、読者が知りたいであろう優先順位をつけ、 ストーリーを組み立て、原稿に落としこんでいく。 いろんな原稿スタイルがあるけれども、 雑誌の実用ページ、

        • ゆっくり歩むと風景に豊かになる

          「もうね、25年になるらしいの。でもね、毎日が新しいわよ」 女神山ライフセンターでの5泊6日を終え、 別所温泉駅まで送ってくれた、 ライフセンターの食事をすべて切りもりする、けいこさんとの会話。 ‘毎日が新しい‘ この言葉を聞いたとき、 女神山ライフセンターから毎日眺めた、お山の景色が浮かんできた。 5日間、毎日、同じ場所からお山を眺めたけれど、 確かに、ひとつとして同じ景色はなかった。 それは、毎日撮り続けた写真を今見ても、確かに‘毎日が新しい’。 「新しい事をしな

        積み重ねた経験は、ちゃんと身につく。

          仕事はじめの前に。

          新年あけましておめでとうございます。 気がつけば、もう3日。そろそろ……という気持ちになりnoteを書いています。 年末は5泊6日で女神山にこもり、 西山佳哲さんが主催する「インタビューのワークショップ」に参加してきました。 私にとって20年続けてきた記者としての取材と、 カラダ大学でのボディワークや講座、ワークショップは、 どちらも「きく」ことで、同じだと思っています。 ただ、ボディワークをはじめてからの「きく」は、 取材執筆だけをしていた頃のそれとは違って、 言葉では

          仕事はじめの前に。

          不思議な言葉が浮かんだ。

          7月の、ほぼ満月の夜。 ある日、まるで天から降りてきたように浮かんだ言葉たちを、 ここに綴っておこうと思う。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ あなたは、 あなたの手にした小さな石を 湖面にひとつ投げなさい その小さな石は、 大きな波紋をうみだすから あなたは、 あなたの涙を一粒、 湖に落としなさい その美しいかたちをした涙は みるみる湖を浄化していくから あなたは あなたの手の温もりを 隣の人に伝えなさい その温もりは隣人の手を伝い、 また誰か

          不思議な言葉が浮かんだ。

          同じ話は二度と聞けないスタイルでいく。

          同じ話を何度もできる人たち。 営業する人、講師業、取材される側の人……。 たしかに、同じ商品・サービスを売るなら、 決め台詞的な売り文句があるだろうし、 同じ内容のセミナーや研修をやるなら、 そんなに話す内容は変わらないし、変えちゃいけない。 取材される側も、安定した回答が必要かもしれない。 ライターや編集者はどうだろう? 同じ話は2度としない人が多い気がする。 「その話は前に聞いたことある」ってのが一番恥ずかしいし、 似たような取材であっても、 その日、その時で自分の心

          同じ話は二度と聞けないスタイルでいく。

          知識がある人は、まず自分に使ってね。

          月曜日はロルフィング。 火曜日はクリスタルボウル演奏&ヨガ。 水曜日はA-YOGA。 毎日、自分のカラダを動かす、感じる、整える日々。 誰かのレッスンを受けると、 自分で動くだけとは違う刺激が入り、 筋肉痛も起きるし、閃きもある。 昨日もアイデアがふたつ、今日もアイデアがひとつ。 知識は持つだけでも、他者に対して使うだけでも、ちょっと足りない。 本当は自分自身に向かって、めいいっぱい使ってあげないと、 腹の深ーいところから、伝え、心を震わせ、身体が動き出してはくれない。

          知識がある人は、まず自分に使ってね。

          待ち人来ず、、、な時間は日記タイム

          六本木一丁目を飛び出し、北参道のカラダ大学キャンパスへ戻る夜。 けれども、待ち人来ず、笑。 1年ぐらいのお付き合いで、ほぼ遅れることがない方だと、 なにかあったかしら? と思うもので、その予感は的中。 「急な仕事の対応が入りまして……」と秘書さんからメッセージ。 というわけで、日記的なものを綴ってみることにする。 (ちなみに予約は20時。現在は21時2分。来るのか、どうなのか?) 今年3月に決断したことが2つ。 ①ライター業(書籍)の復帰 ②小学校でヨガレッスンを行う社団

          待ち人来ず、、、な時間は日記タイム