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ツンデレ猫*さいとうT長さんの世界*#もしスキがお金だったら

#もしスキがお金だったら
いただいたみなさんの募集記事に、PONOがショートショートを書かせていただいてます。
今回はさいとうT長さんの世界↓


「スキの数がお金の世界」のショートストーリー
●”スキ”するのは無限にできる(相手のお金になる)
●”スキ”の数がそのまま収入になるけど、数はじぶんにしかわからない

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アタシは保護猫。名前は”かまぼこ”
どうしてこんな名前なのかはわからないけど
野良猫だったころからそう呼ばれている。

今は酔っぱらい占い師と一緒にいる。
正確に言うと、酔っぱらいのめんどうをみてやってる。

悲しそうな時は一緒に寝てやったり、甘えてあげたりする。

でも一番めんどうをみてるのはスキをあげることだ。

肉球にスキボタンがついてる犬の噂は聞くけど
アタシにはアゴの下にスキボタンがついてる。

アゴの下のスキボタンを撫でられると
にんげんのスキになる。

まあ、そのスキがアタシのごはんになったり
ちゅー○という我を忘れるおやつになったりしてるから、文句は言わない。

だれがスキしたのかわからないこの世界。
このアタシがめんどうをみてやってるなんて気が付かないで、酔っぱらいは偉そうな顔してるよ。

あ、また酔っぱらいが来た。
あの人は気分屋だから気が向いたときに、アゴの下をさわりにくる。

今日はちょっと意地悪して、おもちゃを持っていって遊んでくれたらさわらせてあげよう。

飼い主と一心同体にならないとスキはうまれない。

そんなことを知らない占い師は今日も酔っぱらい…。

※この物語は7年前にてんごくへ行った猫(かまぼこ。通称ボコちゃん)の名前以外はすべてフィクションです。

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独特な世界でいつも笑わせてもらえる、おかづ(保護犬シーズー)にほっこりしたければ、さいとうT長さんちへ!

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