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映画感想『フェイブルマンズ』全ての出来事には意味がある

 映画を見にいく時は水曜日になることが多い。週の真ん中の水曜日がリラックスして観れる気がして、昨日は片道30分の道を歩きながらシネコンに向かう。

『フェイブルマンズ』はスピルバーグ監督の自伝的映画。アカデミー賞にもノミネートされていて(毎年2〜3月の映画は楽しみだ)昨年から待っていた作品。
映画館の中は、わたしより年上じゃないか?と思われる女性も多く見えて(映画の途中トイレに行かれただろう女性に足をすくめて通路に通す)いつも決めているいちばんうしろの席での2時間半。

映画を見た少年が映画の魅力にとりつかれていく。
好きなものを創る作業は、楽しいようで闇もある。
そして好きなことを応援してくれる初めての人が、親である。そこにはいろんな葛藤があるけれど、闇の部分を受け入れて、少年は好きなものに向かっていく。

創ったものを編集したり修正するとわかることがある。映画に限らず本だって絵画だって、たぶんどんな作品も編集してやり直したりして、作品としてうまれてきていて、その過程でなくしたものや新たに加わったものがある。
結果がどうであれ、見た人が感じることが真実でなくても、作品は受け手のこころに影響をあたえてる。

「全ての出来事に意味がある」
劇中に何度か聞いた言葉。

帰りの片道30分はイヤホンでyoutubeの『フェイブルマンズ』考察動画を聴きながら歩いたら、見えてなかったところが見えてきたり。
1日の総歩数は11000歩ちょっとで、すべての出来事に意味があるよと言われた気がした。



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