「日本人の髪と目の色は黒」なんて、誰が決めたんだろう。
あいつら全員消えちまえ!私の頭の中から。
※記憶の断捨離シリーズです。いやな過去を葬り去るための、とっても個人的な内容の記事です。
しばらく忘れていたんだけど、そういえば小学生の頃にもいじめに遭っていた。1、2年生の時に。(よく考えたらあの頃が一番地獄だったかもしれない。物理的にはいちばんえげつない。しかし、なぜかあまりダメージは残っていない。)
ターゲットにされた理由は「髪が茶色だから」。
たった、それだけのことで。
私は、両親共に日本人だが、ほんのちょっと色素がうすい。北国出身者にはそこまで珍しくないのだけど、髪は栗色で目の色も茶色。
小学校に入ってすぐに、髪の色が理由で不良扱いされた。「みんなと同じ黒」じゃないから。
そして、「ミンナデワルイヤツヲコラシメヨウ」と扇動した迷惑な女児がクラスにいて、4-7人くらいの取り巻き男児(時々メンバーが入れ替わる)から、殴る蹴るの暴行がはじまった。意味もなく必要のない謝罪を要求されて、「お前は学校に来るな」と言われていた。
あれで、よく毎日通ってたな。
一年半ほど、内容の薄い日々をすごした。
だから、大して印象に残らなかったのだろう。
これといって書くほどのことではないが、担任が気分にムラのある女で、プール学習の時間に理不尽な八つ当たりをしてきたことがあった。友人(そういえば、いた!)とどちらが長く潜っていられるか、不毛な競争をしていた時のこと。「あんた、溺れたフリしてみんなに注目してもらおうとしたでしょ!」とヘンな言いがかりをつけて殴って来たのだ(友人の方は、同じことをしても殴られなかった)。その女は、給食の時間になるといつも隣のクラスの男性教員と教室でいちゃついていた。(平成初期のいい加減さ!!)
そして2年生の夏。私の事情とは関係ない、周りのオトナたちの都合でたまたま引越しをすることになり、あの地獄からは解放されることになった。
やったー!!!!!!
転校した後の学校では、担任にはあまり恵まれなかったが、そこそこに新しい友人もできて比較的穏やかに過ごすことができた。(学校は嫌いだったけど、今思えばあの頃は平和だった。中学時代が来るまでは。)
無理していい言葉でまとめるほどの話でもないのだけど、この記事で言いたいこと。
私は自分を、「個性」や「多様性」という言葉でラベリングしたいわけではない。一方的に自己主張するだけで相手を理解しようとしない人がよくこの言葉を使っているからなのか、実のところ食傷気味。(※昔の記事で、私も「個性」とか「多様性」とかつかっていましたね。)
IGMってそう何度も遭遇するものでもないらしく、私には何か人様の鼻につく要素があったのかもしれない。
ただ、迷惑をかけていない分には「こういう人もいるんだな」とそっとしておいてくれると嬉しい。私は周りが思っているよりずっと凡庸な人だけど、いろんな人がいるのも面白いと思うよ。
ところで、ランドセルの色は、今何色あるのだろう。いろいろあって良いではないか!
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