甘いものはほどほどに:2021年11月17日(将棋の日)
将棋は日本や中国が発祥だと思っていたのですが、実は将棋はインドが発祥と言われています。
インドといえば、スパイスの効いたインドカレーや賑やかなインドムービー、ITに強い、英語が早口などのイメージ。
盤面で静かに対局をする将棋の起源がインドと言われるとちょっとびっくりしました。
ただ、インドといえば静的な瞑想、肉体の訓練と精神の修練である「ヨーガ(ヨガ)」の発祥の地でもあります。
将棋の元となったボードゲームである「チャトランガ」は、戦争好きの王に戦争をやめさせるため、戦いを模したゲームを高僧が作って王に献上したのが始まりとする説もあるそうなので、「チャトランガ」もインドのマインドフルネスの文化の一つだったのかもしれません。
私自身も子どもの頃に将棋を祖父や父から習っていたので、今も打つことはできますが苦手です。
それぞれ性格(役割、動き)が違う駒を動かして相手の「王」をとるゲームである将棋。
敵の陣地に入ったら駒の性格が変わったり、相手の駒を取れば自分の味方にできたりしながら、相手の手の先を読んでいく、あらゆる盤面の可能性を考えながら自分の駒を動かしていくのは脳がとても疲れますね。
私も祖父や父と将棋を打った後は、甘いものがほしくなった思い出があります。
11月17日は将棋の日。江戸時代、将棋好きの第8代将軍・徳川吉宗がこの日を「お城将棋の日」とし、年に1回の御前対局を制度化したそうです。
将棋といえば、史上最年少となる「19歳3か月」での四冠を達成した藤井聡太さんのニュースが話題ですね。
私は将棋自体の勝負を観る趣味はないのですが、ちょっと注目しているのは棋士の方が食べられた「おやつ」です。
藤井聡太さんは今までも、対局ごとに可愛いおやつを選ばれていて、
「ぴよりんアイス」や「コロコロしばちゃん」は対局後に飛ぶように売れたとニュースになっていました。
今回の竜王戦で選ばれたのは「長門ゆずきちのシフォンサンド」。
山口県オリジナルの柑橘「長門ゆずきち」のジュースを生地に加えて焼いたシフォンケーキにフルーツなどがトッピングされていて、12日の対局のために特別に作られたケーキとのことです。
こちらは新たな山口県の銘菓になるかもしれないですね。
私も仕事でExcelでのデータ分析をした後は、マレーシアで甘いKopi(コンデンスミルク入りコーヒー)をよく飲みたくなります。
特に集中力を使う藤井聡太さんを始めとした棋士の方々が勝負中に口にするおやつ、食べるとなんだか力がみなぎってきそうですね。
ただ、藤井聡太さんは「おやつは食べすぎると太るのでほどほどに」とも言われていたとのこと。
私もほどほどに。
本日もお読みくださりありがとうございます。
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