マレーシアで日本の書籍を買う:2021年10月27日(読書の日)
マレーシアでも日本の書籍は現地の書店で購入できる。
首都であるクアラルンプール、マレーシアのシンボルであるツインタワーのすぐそばにあるSuria KLCCという超大型ショッピングモールの中に紀伊国屋書店があるのだ。
マレーシアまではほぼ毎日日本から航空便が届くので、日本の書籍、漫画、最新の雑誌などが揃う。
その他にもマレー語の本、洋書、中国語の本など多種多様の本があるので、いつも多くの人で紀伊国屋書店は賑わっている。
ただし、マレーシアでの日本の書籍を購入する場合には、関税などがかかるので日本で買うよりも約1.5倍の値段がつく。
日本で780円(税込858円)の新書がマレーシアでは47.53リンギ(約1,300円)になるのだけど、すぐに手に取って本を読みたいときには便利だ。
電子書籍のKindle本を買ってアプリで読むこともあるけれど、手元に形としておいておきたい本やKindleになっていない本で、どうしても今読みたい本は現物を買ってしまう。
Kindle本も一度買ってしまえば期限などもないので、データという形でいつも本は手元にある状態にはなるのだけど、なんとなくディスプレイに映る文字列よりも、紙に印刷された文字を読む方が好きだ。
10月27日は読書の日。
11月9日までの読書週間の1日目だ。
秋の夜長は読書にぴったりだということで、「読書の秋」と日本では言われているけれど、マレーシアは年中が夏の気候なので「読書の秋」というものはもちろんない。
これも四季があって、それを感じながら楽しむ感性のある日本独特のものだなぁと、日本の外に出て改めて思う。
ただ、ずっと暑いと思われているかもしれないマレーシアも朝と夕方、夜は涼しかったり寒いくらいの日もある。
マレーシアで過ごす「読書の秋」、夜は少し窓を開けて涼しい風を入れながら本を開いてみよう。
*記事の中の写真は野本響子さんの「日本人は『やめる練習』がたりていない」。
私が「マレーシアで暮らすことができて良かったな」、と思えた本だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?