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ロボットの「不気味の谷」(2022年6月5日#Pepperくんの誕生日)

最近マレーシアでも街に出るとロボットが働いている姿をよく見るようになりました。レストランに行くと配膳用のロボットがいて、席まで料理を届けてくれます。

また、注文も紙やタッチパネルのメニュー表がないレストランが増えていますね。
代わりにスマートフォンでテーブルのQRコードを読み取ってメニューを表示させて注文や支払いもスマートフォンで完了してしまいます。
そのせいか、レストラン内の店員さんはとても数が少なくなっていて、以前は店内に響いていた注文の声もなくなり静かになりました。
店員さんたちはお皿を下げてテーブルを片づけているのですが、それもそのうちロボットに取って代わるかもしれないですね。


6月5日はそんなロボット、世界初の感情認識機能を持った人型ロボットPepper(ペッパー)くんの誕生日です。
ペッパーくんが発表されたのは2014年のこと、今から8年前のことなのですが、つい最近のように感じます。

人型ロボットのことを調べているとこんな動画がありました。
最近の人型ロボットについての内容なのですが、「不気味の谷」という現象は興味深かったです。

「不気味の谷」は、ロボットやアンドロイドを人間の姿に近づけていくと、かなり似てきた段階で急激に強い違和感や嫌悪感を覚える、人間の心理現象のことを言います。
この違和感や嫌悪感を回避するためには3つの方法があるのですが、不気味の谷より手前を意識して人間に似せない、人間以外をモチーフにする、極限まで人間に近づけるのどれか。

確かに「LOVOT(らぼっと)」は可愛いですね。
(暗闇で目が光ったら怖いですが)

CLAMP先生の漫画作品である「ちょびっツ」でも人型ロボットと以外にも人によってはキャラクターモチーフのロボットを所有しているという描写もありました。

Pepperくんも今日で8歳…Pepperくんは人にまだ似すぎていない見た目がよいのかもしれないです。
ロボット開発の動画などを見ていると、そのうち人間とロボットの見分けがつきにくくなる社会も来るのかなと思いながら、それは楽しみでもあって少し怖くも思えます。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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