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「いい人をやめる」:【学びと気づき:うまくいっている人の考え方】

ハロウィンの朝、マレーシア時間8時からは恒例のZoom勉強会の時間。
勉強会への参加も今回で5回目です。

今日も2冊の書籍について発表がありました。

発表が始まる前の恒例の参加者の一言コーナーでは、「自分にこんな能力があったらもっと幸せになれること」をそれぞれ共有しました。

フランス料理が作れたら、断捨離ができたら、個人プレイではなく人を巻き込んでいけたらと、それぞれの考えが出る中、私のほしい能力は「言語能力」
マレーシアで働いてもう2年半になりますが、現地の言葉であるマレー語はさっぱりです。なので、職場や日常生活でも、相手にマレー語で話されると何を言っているのかもちろん分かりません。

英語も通じるのですが、やっぱりコミュニケーションの上で言語は大事。
今日のこの発表が勉強を始める良い機会、チャンスなのかもしれないな、というのは今日の勉強会全体が終わってからも感じました。

今日の一冊目は、「うまくいっている人の考え方」からのアウトプット。
ちょっと怪しげな本のタイトルということもあり、私はまだ読んだことが無かったので、今回の発表も興味深く聞かせていただきました。

・勉強会アウトプットの内容

私は「うまくいっている」という言葉に少し抵抗を覚えてしまっていました。「うまくいく」=世渡り上手、周りに合わせるなどのイメージが先行してしまい、何となく「よくない」イメージがあったのです。

今回の書籍「うまくいっている人の考え方」は、大きく2つのテーマで「うまくいく」考え方が書かれています。

1.自分を好きになる
2.より良い考え方を身につける

私の中の「うまくいっている」というイメージとは少し違うようです。

勉強会の中では、本の中のキーワードである「自尊心」と「セルフイメージ」についての解説に加えて、100項目ある「うまくいっている人の考え方」の中から発表者の方が気になった項目の紹介がありました。

・「自分を好きになる=自分を信じる」

書籍の中では自分を好きになることは、あるがままの自分を受け入れることだということが書かれています。

自分を受け入れること=自尊心が高まり、新しいセルフイメージを手に入れることができ、人間的な成長につながる、ということが「うまくいっている人の考え方」の前提です。

つまりは、自分を信じることがとても大事なのですね。
確かに自分を好き=信じていないと、毎日がつまらないものになってしまいそうです。

嫌なことがあったり、困難な場面に出くわしたときには、どうしても不安や不快な気持ちになってしまいます。
ただそこで、自分だけでも自分を最後まで信じることができたなら、自ずと道は開けてくるのかもしれません。

・以前の私は「他人を変えようとしていた」

書籍の中で100項目ある「うまくいっている人の考え方」の中から、今日の勉強会の参加者で自分が気になる、気づきのあった項目を発表しあいました。

勉強会は発表を聞くだけではなく、こうしてお互いで考えをアウトプットしあうのも良い刺激です。

私が気になった「うまくいっている人の考え方」は、
「いい人をやめる」という項目でした。

100個の項目の中には、他人と自分の関係についての内容がいくつか出てきます。
(他人は思い通りにならない、他人に期待しない、他人の反応を気にしない等)

「いい人をやめる」というのは、自分勝手という意味ではなくて、「他人に都合のいい人をやめる」こと。

他人に都合のいい自分でもしあったならば、それは他人に期待をしたり、他人の反応を気にしたりせざるを得なくなってしまいます。

つまりは、自分が他人を思い通りにしようとしてるのと同じことで、私はそれを以前やってしまっていました。

そして、思った反応を返してくれない他人にイライラもしていたし、コントロールして支配しようとしていたのだと思います。

そんな自分のことも省みながら、「いい人をやめる」ことをこれからも意識していきたいですね。

・今日の学びのまとめ

前半の発表を後で思い返しながら、1つの詩を思い出しました。
ドイツの心理学者フレデリック・S・パールズの「ゲシュタルトの祈り」

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。」

「うまくいっている人の考え方」とは、こうして自分と他者をそれぞれに尊重できる考え方なのかもしれません。

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