Marika Taniguchi

日本人初のワールドピースゲームの認定ファシリテーターとして、日本全国にワールドピースゲ…

Marika Taniguchi

日本人初のワールドピースゲームの認定ファシリテーターとして、日本全国にワールドピースゲームを届けています。 みんなが自分らしく生きられる平和な社会を作りたい。2018年5月宮崎に移住、夫、娘とのんびり暮らしてます。

マガジン

  • 私と教育の距離

    私の教育観をエッセイとして書いております。

最近の記事

やさしいひと言が、わたしのご機嫌な1日をつくる

書きたいことは、タイトルに書いたその一言で終わりなのだけど、 子育てをしていると自分にとっての経験=社会に対する印象になりがちだと思う。 だから、どんなひと言をかけるのかがめちゃめちゃ大事という話。  もともとアクティブな性格で1日中家から出ずに過ごすなんて想像もできなかった私も、出産直前から娘の1ヶ月検診が終わるまで家から一歩も出ずに過ごしたし、コロナの影響で1ヶ月と言わず数ヶ月はほぼ引きこもりみたいな生活をしていた。 1ヶ月検診を終えて外に出た時は清々しい感じがしたし、

    • ワールドピースゲームについて

      群馬県前橋市での開催決定に続き、募集していた愛知県西尾市の実施も無事開催が決定しました! 現地でお会いする皆さんどうぞよろしくお願いします! ワールドピースゲームって、なに?という方は下記のリンクから開発者であるジョンハンター氏のTEDトークをぜひご覧ください。 子どもたちが、世界のリーダーの役割を担い、現存する社会課題の解決を目指すというシミュレーション型プログラムです。 大人として、何を教えれるのかではなく、「何も教えない」=子どもたち自身に考えてもらうというこれ

      • 勝手に宮崎県内の朝市まとめ。実は宮崎は、サンデーマーケットが活発だった!?

        こんにちは! 5月に宮崎市に移住した谷口真里佳です。 突然ですが私、朝市が大好きです。海外旅行の見所としてもよく出てくるの「サンデーマーケット」 ニュージーランドにいた時は、毎週のようにマーケットに出かけてコーヒーを飲み、野菜を買ったり、お菓子を買ったりしていたし、いつかドイツのクリスマスマーケットに行きたいなという夢があります。 実は宮崎には、このマーケット、マルシェ、朝市(いろんな言い方があるな〜)が至る所で行われていることを知りました。 ということで、勝手に朝市まと

        • ビール女子・ホップを育てるの巻

          ひょんなことで、ビール女子という素敵なキーワードがあることを知り、当時の編集長だった瀬尾さんと出会ったのが2015年。 そこからご縁があり、ビール女子で、英語とビールのワークショップを主催させてもらったり、ニュージーランドに留学してからは、「ニュージーランドビール紀行」というコラムを担当して、美味しいビールの店や、自作ビールを作る様子を書いたりしていました。 ちょっぴり恥ずかしい3年前の記事はこちら。 ニュージーランドでは、1500円くらいで手作りビールキットが売っていて

        やさしいひと言が、わたしのご機嫌な1日をつくる

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        • 私と教育の距離
          7本

        記事

          私の前世は水中生物だったに違いない。

          突拍子もないタイトルですが、 昨日10年ぶりにプールで泳いたのですが、あまりにも楽しかった。 泳ぐ楽しさがすごすぎて、「なぜ、私は泳ぐことをやめたのか」ということを考えてみました。(笑) 私の水泳歴を思い返すと、幼稚園生の頃にスイミングスクールに通っていたのが始まりで、いつそこを辞めたのかという記憶が全くない。 泳ぎながら「こんなに楽しいのに、なぜ辞めたいんだろう?」と考えてみたら、2つくらい理由がありそうだということを思い出してきた。 1つ目は、小学校の高学年になると

          私の前世は水中生物だったに違いない。

          宮崎移住の先輩にこれからの展望を聞いてみた〜Shingen Camp 大塚真言さん〜

          7月某日、宮崎移住の先輩で、フリーランスエンジニアの大塚真言(通称:しんげんさん)と一緒に、日南までドライブをすることになった。 せっかくなので、移住1年8ヶ月を過ぎて、どんなことを考えてらっしゃるのか、お話を伺ってみました。 Q.今年が宮崎で過ごす2回目の夏ですが、今年はどんな風に過ごしたいと思ってますか? そうですね、今年は宮崎っぽいことしたいですね、サーフィンとか。 最近、沖縄と屋久島に行ってやっと海の楽しみ方がわかってきたところなんで。 今年の夏は、週5日海に通お

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          宮崎移住の先輩にこれからの展望を聞いてみた〜Shingen Ca…

          私と教育の距離 最終話

          ワールドピースゲームに出会い、 答えがない場を提供する側に回ったことで、 私はみんな”もっと自由でいい”と、思うようになった。 自由でいい、って言うのは、ルールなんて全てなくていいってことじゃないけど、ルールや常識の外に、世界をよくするアイディアがあるんじゃないかと思えるようになった。 子どもの頃の私は、先生がいうことが全て正しいと思ってたし、 社会のルールは全て守らないといけないと思っていたけど、 大人になって、ルールというのも誰かが何かのために作ったもので、 それを守

          私と教育の距離 最終話

          私と教育の距離 vol.6

          そんな時に出会ったのが、 ジョン・ハンター氏のTEDトークだった。 それは、ワールドピースゲームといい、 世界の課題を解決することを子どもたちに委ねると言う。 しかも、「大人が正解を教えない」のだと。 このトークを見た時に、直感的に感じた。 大人が教えなきゃいけないという発想が、もはや違うのかも、と。 なんか大人として「もう教えれることってないんだ」と思うとショックだったが、同時に「教えなきゃ!」と思っていた私は少し安心したのを覚えている。  ジョンハンター氏

          私と教育の距離 vol.6

          私と教育の距離 vol.5

          いざ決断をして、仕事を辞めてみると、なんだか世界は明るかった。 世界は明るいなんて書くと大げさかもしれないけど、当時の私は、「もう就職できないかも。そしたらどうやって生きていこう」と真剣に心配していた。 留学しようか、仕事を探そうかと悩んだけど、次に仕事をするなら熱中できることをしたいと思っていたから、英語の先生になることにした。 この英語の先生という仕事を通じて、子どもたちを惹きつけるレッスンの作り方や進め方、褒め方や叱り方を学んだ。 学生の時に熱中して勉強していた

          私と教育の距離 vol.5

          私と教育の距離 vol.4

          そういえば、私が、仕事を辞めるかどうしようかと悩んでいる頃、 一貫して「自分がしたいことを今すぐにするべき」と言っていた人がいた。 それが今の夫なのだけど、 彼は、物心ついた頃から「自分で考えて生きる」を実践している人だった。 同じ時代に同じ日本に生きていながら、「みんなが」という事に流される事なく、自分がやりたいと思う事や必要な事に向かって行動する人で、私は「就活だーどうしようー」と大騒ぎしたのに、彼は「起業する!」と言っていた。(そして、のちのち本当に起業した)

          私と教育の距離 vol.4

          私と教育の距離 vol.3

          私が教育を仕事にしているのは、世界から戦争や貧困のない状態を作るには、次世代の教育がとても重要だと信じているから。 小さい頃おじいちゃんが、戦時体験を聞かせてくれていた。 「空襲警報が鳴るとみんなで疎開した」とか 「終戦後に、アメリカ兵から飴もらってね」とか、紛争下にある何気ない日常の話をよく覚えている。 テレビを見ると、アメリカ兵から飴をもらった少年がおじいちゃんに鳴る程の時が経っても、世界では戦争があることにものすごく違和感を感じた。 大人は「もう戦争はしないで

          私と教育の距離 vol.3

          私と学校の距離 vol.2

          私は一体、学校で何を学んできたのだろう? 22歳、その時に私は「新卒で入った会社は、3年は続けること」ということが正解だと思っていた。 でも入社から半年くらい経った頃に、自分のこれからの生き方、やりたい事を考えた時、この1年で十分だなと思っていた。 最初にこの「会社を辞める」という選択をするまで、私は結構受け身だったな、と思う反面、思い返すと自分としては、「自分の意志を持って」色々選択していたつもりだった。 部活は3つくらい掛け持ちしてたし、 バイトも色々やってみた

          私と学校の距離 vol.2

          私と学校の距離 vol.1

          先日、「まりかさんって、学生の頃どんな子だったんですか?」と聞かれた。 私は、どちらかと言えば、ずっと学校が好きだった。 先生とお話も、友達に会いに行くことも、勉強もテストも好きだった。 先生に恵まれていたのだと思うし、団地に住んでいたこともあり価値観が近い友達も多かった。 私には、学校に行くことも、テストを受けることも、受験があることも、 何にでも”答えがある”ことが当たり前だった。 それが、社会人になったら、自分の当たり前が、”当たり前”のように崩されるし、こ

          私と学校の距離 vol.1