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「祈りの法則」5つのポイント(大川隆法著「幸福の科学の十大原理」第5章「祈りの原理」より)

いつも私の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

元日の能登半島地震、2日の飛行機事故におかれまして、被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

一日でも早く、心穏やかな日々を過ごせるよう、祈っております。

前回の記事に引き続き、「祈り」についてを特集していきたいと思います。

地震、津波、飛行機事故と、立て続けに予期せぬ災害が起きており、不安な日々を過ごしている方もいらっしゃると思います。

そんな時にこそ、おすすめしていきたいのが、「祈り」になります。



祈りとは?

大川隆法先生は「奇跡との出会い。」の歌詞の中で、「祈り」について次のように説かれています。

祈り、それがすべて。
祈り、それが答え。
祈り、 それがあなたと神とを結びつける、 一本の白い絆。

大川隆法作詞「奇跡との出会い。」

そう、祈りとは、神様とダイレクトに繋がることのできる、私たちの最後にして最強の武器なのです。

純粋な祈りは、必ず天上界に届きます。

反対に、たとえ祈ったとしても。不純な祈りは、天上界に届かないこともあるそうです。

そこで今回は、天上界に繋がるような、正しい祈りの法則を5点にまとめてご紹介します。

ご紹介する内容は、「祈りの原理」(大川隆法著「幸福の科学の十大原理ー下巻第5章)から要点を抜粋したものになります。

「祈りの原理」には、祈りについての本格的な理論が書かれています。

詳しく学びたい方は、ぜひ書籍の方をご覧ください。


祈りの法則①心清くあれ

まず、「心清くあれ」ということを、私は言っておきたいのです。

「反省・瞑想・祈り」という順序を取り上げる場合もありますが、
祈りから出発する場合には、まず心清くあれ。

この最初の段階が満たせないときに、その祈りは届かない。

これは法則です。

祈りとは、一つの電話と同じ行為です。
思いの糸をつなぐ行為であるのです。
心の針を天上界に向ける行為であるのです。

「清くあれ」ということを、もっとみなさんに近い言葉でお話するとするならば、「自分というものが消えてしまうような、透明な時間を持ちなさい」ということになります。

ふと振り返ってみると、「自分が、自分が」という、そうした思いで、一日の二十四時間がいっぱいになってはいないか。

自分の幸・不幸だけで、一日の二十四時間の思いが成り立っていはしないか。

この「自分が」という言葉を去ったときに、透明な時間を発見できるか。

「祈り」をする上でまず大切なポイントは、心清くあれ

「自分が、自分が」と思っているうちは、決して「心清らかな祈り」はできず、天にも届かない、ということですね。

神社の初詣などで祈願する「今年も商売が繁盛しますように」とか、「家族が健康でありますように」などの願いも、一歩間違えると自分のための祈りとカウントされてしまうのかもしれません。

少なくとも、そのような個人や自分の周囲に関する祈りをする場合には、「自分たちが幸福であることで、周りの人々、世界中を幸福にしていきます」というような、利他の思いを持つことが、天に届くための条件となりそうです。


祈りの法則②祈りの「主語」をなくせ

祈りの世界に入っていくためには、主語が不要なのです

われと彼、人間と神、こうした主語が不要となってきます。

そこに必要なるものは、全宇宙を貫き流れているエネルギーと一体となることです。

こうしたことができるようになったときに、心は透明となっていくのです。

その思いは純化され、やがて対象を超えてゆきます。

「何のために」というものが落ち、「何人のために」というものが落ち、祈りは純粋化していきます。

心が透明になってくるとき、祈りに主語が不要になってくる

つまり、「私が成功したい」とか、「私が彼と結ばれますように」などの願いは、自分本位の願いだけであれば、ただの欲望であり(笑)、純粋な祈りではないということですね。

たとえば、「どうかこれ以上の地震の被害が出ませんように」という祈りであれば、少なくとも自分のためではなく、誰かのための祈りになっていると思います。

他者の方の幸福を願う祈りは、「自分が」と言う主語ではないため、祈りの質としてはやや上がる気がします。

「世界が幸福に包まれますように」だと、より神様の境地に近いかもしれないですね。


祈りの法則③神と一体となれ

(心が透明になり、祈りが純粋化された時)そこに神我一如の姿が現れてくるのです。神とわれが一つのごとく感じられる瞬間です。

この瞬間こそ、人間に贈られる最高の幸せであるということを、私は皆さんにお伝えしておきたいのです。

これを仏教的に「大悟」ということもあります。大きな悟りです。
この「大悟」は、言葉を換えれば「神我一如」ということであり、神我一如ということは、「神の心」と「われの心」との区別がつかない状態を言います。

願わくは、そのような状態が続いていくことが理想ですが、それを果たせない凡夫である私たちであるならば、せめて一日のうち一時、神と一体となるために時間を取ろうではないかと言っているのです。

みなさんに、今、お話している私自身はどうであるかと言うならば、まことにまことにありがたいことではありますが、一日の二十四時間、神我一如です。

まったく神我一如で生きていくことが可能となっています。
ありがたいことです。

それは、私自身に「人生を私物化する気持ちがない」からなのです。

この私の人生を、あらゆるかたちにおいて神のために生かしたいと思っているからです。

これはかなり難しい境地ですが、心が透明になり、祈りが純粋化されていくと、神と一体となる境地(神我一如)が現れるのだそうです。

専門で宗教修行をしている人でも、なかなかここまで到達するのは難しいと思います。

あくまでも目指すべき境地として、知っておいていただければ幸いです。


祈りの法則④個人的な悩みをなくせ

神我一如の状態で一日を生きるとき、そこには一つの特徴が現れてまいります。

その特徴とは何であるかというと、悩みがなくなるということです。

悩みがあるということは、少なくとも神我一如という境地はまだ達成されていない。

そのことを示しているのです。

その悩みが大きければ大きいほど、深ければ深いほど、

広ければ広いほど、まだまだです。

まだまだ至っていないのです。

神我一如(神と一体になる)の境地になる時点で、すでに個人的な悩みは滅しているとは思います。

自分の個人的な悩みを常に持っているような人は、それだけ自分のことを考えている時間が長いということですので、心を透明に保ったり、純粋な祈りを捧げることは難しいのかもしれません。

古くから、聖職者が結婚しないで独身を貫くことを推奨されていたのは、家庭を持つと個人的な悩みが増え、修行に影響があるためかと思います。

「常に個人的な悩みを持たず、神のために生きている」、という方の祈りであれば、無私なる祈りとなり、天上界にも通じやすいのでしょうね。


祈りの法則⑤悩むなら、悩みの質を上げよ

みなさんの心のなかから、「いまだかつて、悩みなき人と会ったことがない」という声が聞こえてきそうです。

悩むならば悩んでもよい。

しかし、その悩みの中身を検討せよ。

悩みの質を上げよ。

悩むのであれば、もっと徹底的に、神の代わりに悩んでみよ。

おそらく、それは「悩み」という言葉で形容されるべき内容ではないでありましょう。

これは「情熱」という言葉に置き換えられてもよいものであろうと思います。

何の情熱か――それは世の中をよくせんとする情熱です。

そうは言っても、私たちは人間ですから、何も悩まずに生きることは難しいです。

そこで、大川隆法先生が推奨されているのは、「悩むなら、悩みの質を上げよ。神の代わりに悩め」ということ。

自分のことを悩むのではなく、いっそ世界がどのようにすれば良くなっていくのかを悩み、情熱を注ぎなさい。

そのように言われると、私自身もハッとするところはあります。

私たちは少しずつでも、悩みの質や方向性を、神様に近づけていくこと、他者の幸福のために情熱を注ぐことはできるのかな、と思いました。


〈まとめ〉

いかがでしたでしょうか。
今回のポイントをまとめておきましょう。

☆祈りとは……神と人を繋げる一本の白い絆

〈祈りの法則5選〉

  1. 心清くあれ

  2. 祈りの「主語」をなくせ

  3. 神と一体となれ

  4. 個人的な悩みをなくせ

  5. 悩むなら、悩みの質を上げよ


はじめての方には少し難しい話になってしまったかもしれませんね。

心清く、個人的な悩みを持たず、常に神様の気持ちを慮り、世界の幸福について情熱を注いでいるような方。

そのような方の祈りは、最強の祈りとなるのではないかな、と思いました。

私もまだまだ未熟です。

祈りのレベルを純化していくべく、共に頑張ってまいりましょう!

最後までご覧くださり、本当にありがとうございました。



☆「祈りの原理」について、さらに詳しく学びたい方は、ぜひ書籍の方をオススメさせていただきます。

幸福の科学の十大原理(下巻)の第5章に所収されています。


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