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「転職・独立に悩む人へ」7つの処方箋(「大川隆法著「幸福になれない症候群」より)

この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書の中から、人生を豊かにする智慧をご紹介しています!

今回ご紹介するのは、「『幸福になれない』症候群」の第4章から、「転職に悩む人へ」です。

お悩みテーマ別に処方箋をご紹介するこの企画は、様々な方にご好評いただいており、本当に感謝です。


「『幸福になれない』症候群」

『幸福になれない症候群』は、1998年に発刊され、25年もの間、多くの人の悩みを解決してきたベストセラーです。

「幸福になりたい」と思っているのにもかかわらず、なぜか「不幸になる」選択をしてしまう人のケースを研究し、その解決法を教えてくださっています。

夫婦・嫁姑・子育てなどの問題や、倒産・リストラ寸前の人など、さまざまな悩みを克服するための処方箋が示されています。

第4章5節「転職に悩む人へ」では、転職・独立に悩んでいる人向けのアドバイスが登場。

「幸福になれない症候群」自体は、1998年に発刊され、25年以上の月日が流れています。

当時の「転職」事情と、現在の「転職」事情は、時代の流れによって変わってきている部分も相当あるでしょう。

ただ、「転職」という人生の方針を変える一大事において、必要な心構え、というのは、変わらないものがあるのではないかと思いますので、ご紹介させていだだきます。

転職に悩んでいる人も、転職についての知見を広めたい方も、ぜひご一読ください♪


転職に悩む人へ①迷っているときは現状維持でよい

現在、転職に悩んでいる人に対して、ひと言でお答えするならば、「迷っているときには、まだ現状維持でよい。迷いのなかにあるときは、まだ動く必要はない」とアドバイスしたいと思います。

迷っているときは、まだ本心ではなく、本決まりではないということなのです。

そのようなときには、半年や一年、頑張ってみて、自分の力を内部に蓄えることです。

それは現在の仕事で頑張ることでもあるし、もし転職したとしてもやっていけるように、新たな知識や情報を仕入れることでもあるでしょう。

あるいは、マルチ型人間として活動できるように、さらなる能力を磨いたり、さらなる技術を身につけたりすることであってもよいでしょう。(中略)

迷っている時には、まだ現状維持でよい!
迷っている時は、まだ本心ではなく、本決まりではない!

これは目からウロコのお話でした。

転職というと、何か現状に不満があり、今よりも良い仕事はないか、と漠然と探し始めることもあるかとは思います。

ただ、迷っている時はまだ本気ではないので、半年や一年、今の仕事を頑張ってみて、自分の力を内部に蓄えるというのも一つの手だそうです。


または、迷っている間に、もし転職したとしてもやっていけるように、新たな知識や情報を仕入れる準備もできます。

個人的には、自分探しの一環として転職活動をしていくのは、「新たな情報を得る」に当たるのでアリなのかな、というふうに思います。

そして、「本決まり」ではない間に、今までとは違った+αの能力・技術を身につけることで、マルチ型人間として活動できるようになる可能性もあります。

最近では副業という手もあるので、これが「マルチ型人間として活動する能力を身につける」にあたるかもしれません。


転職に悩む人へ②自らの心のうずきを大切に

ほんとうに転職すべきときには、やはりそうした時期がくるものです

転職するかどうかを決めるにあたっては、「自分自身の心のうずきが強く出てきているか。あるいは、他の人によって、どうしてもそうせざるをえない状態に追い込まれているか」ということを見きわめることが大切です。

本当に転職すべき時には、「今すぐにでもやめたい」と言う気持ちが起きたり、どうしても辞めざるを得ない事件が起きたりするそうです。

たとえば、どうしても嫌な上司に当たったり、家族から仕事を変えるよう、強く言われることもあります。

確かに、絶対に「やめよう!」となる瞬間というのはあり、そのレベルに達した時には、もはや迷ってすらいられないと思います。

「やめたい!」という思いが強く出てきているとき。

それは、あなたの魂が強く出している、「心のうずき」かもしれません。

その場合は、人生が大きく動く時期が来ているサインかもしれないので、思い切って転職してみると良いでしょう。


転職に悩む人へ③いったん決めたならば、迷わず、勇気を持って進むこと

そして、転職すると決めたときにはスパッと行動することです。(中略)

迷いのときには現状維持でよいのですが、いったん決めたならば、もう迷わず、勇気を持って断行し、がむしゃらに道を進んでいくことが大事です。

転職すると決めるまでには、悩みが沢山あったことと思います。

ただ、一旦やる!と決めたら最後までやり通す

それぐらいの覚悟がなければ、転職活動も、転職した後の仕事も上手くいくとはいえません。

覚悟を決め、前に進む勇気も必要です。


転職に悩む人へ④転職先を甘く見ないこと

転職先をどう見るかについては、「甘く考えるのはよくない」とだけ言っておきましょう。

「たとえどのような場に行ったとしても、自己発揮をして頑張ってみる。環境のせいにせず、自分自身でやれるところまでやってみる」という自力の思いで生きていくとき、初めて道は開けてくるものです。

「転職先に行けば、自分にふさわしい環境が現れるかもしれない」という受け身の姿勢ではなく、「どのような環境に転職したとしても、道を開いてみせる!」という気概を持った方が、結果的に道が開けることが多いです。

自分自身で道を切り開いていく。

言い訳をせず、自分自身でやれるところまでやっていこう!という気持ちが大切ですね。


独立して成功するための条件①自主独立の精神

独立して成功するための大事な条件として、私があげておきたいのは、自主独立の精神があることです。

「人の力をそれほど借りなくとも、なんとか自分で独立してやっていける」という気性の持ち主であることが第一の条件になります。

転職ではなく、新たに事業を起こす、つまり、「独立する」という選択肢もあります。

独立はとても夢のある道ですが、それにふさわしいだけの責任感と決断力、行動力がなければ、道は開けません。

転職後の心得でも、「たとえどのような場に行ったとしても、自己発揮をして頑張ってみる。環境のせいにせず、自分自身でやれるところまでやってみる」という言葉がありました。

独立となると、それよりももっと厳しくストイックに、自分の責任で努力する姿勢が必要になってくるのだと思います。


独立して成功するための条件②金銭感覚が発達していること

あなたが今の会社をやめて独立するとして、成功するかどうかをズバリ占うには、あなたがいったい何年勤務して、いくらの貯金をしたかを見れば、だいたい分かります。

その貯金の額が、同年代の人の平均より少ないようならば、独立して成功する可能性は少ないと見て間違いありません。

結局、あなたは浪費型なのです。
浪費型の人は、独立しても成功できません。

自分自身で蓄財をしたことのない人間には、経営などできません。

これははじめて聞く論点の方も多いのではないでしょうか。

貯金額が同年代の平均よりも少ないならば、蓄財感覚がないため、独立しても成功しない。

金銭に関する感覚がシャープでないと、たいていは失敗するそうです。

自分の事業資金を自分の力で貯めることができ、そのお金の大事さが分かった上で仕事をする人なら成功します。

その逆に、お金の管理は人任せで、ただただ予算を使うだけの人であっては、独立する際の金銭感覚はありません。

それゆえ、「自分で蓄財をしたことのない人間には、経営などできない」という厳しいお言葉になるのだと思います。


独立して成功するための条件③人に好かれる性格

人にきらわれる性格であるがゆえに、会社をやめて独立しようとしているのならば、おそらく、また失敗するはずです。

なぜならば、人間は決して銭金だけで動くものではなく、心意気で動いてくれるものだからです。

あなたがよい人ならば、「協力したい」という人が必ず出てくるでしょう。

ところが、あなたがまるで毛虫か何かのように人からきらわれる性格ならば、独立しても成功するはずはありません。

その人に成功の雰囲気が漂っていなければ、成功はなかなか舞い込んでこないものなのです。

どんなに自立していても、どんなに金銭感覚が発達していても、絶対に外してはいけないのが「人柄」

「人柄」さえよければ、いざと言う時、皆さんに助けていただけます。

その人に成功の雰囲気が漂っていなければ、成功はない。

こんな厳しい言葉で語られるほど、独立への道は甘くないようです。

この人の事を助けたい!と思えるような温かい人柄なくして、人脈をつくっていくことも、協力者を得ることもできません。

逆に、人望の厚い方であれば、転職ではなく、独立を選んでも、人が集まってきて成功することがある、と言えるでしょう。


<まとめ>

いかがでしたでしょうか?

今回のポイントをご紹介しておきましょう☆彡

【転職に悩む人へ】

  1. 迷っているときは現状維持でよい

  2. 自らの心のうずきを大切に

  3. いったん決めたならば、迷わず、勇気を持って進むこと

  4. 転職先を甘く見ないこと

【独立して成功するための条件】

  1. 自主独立の精神

  2. 金銭感覚が発達していること

  3. 人に好かれる性格

※独立を検討していて、上記3点のうち2点以上に不安がある場合には、転職をせず現状維持とする、転職して組織のラインに入る、というパターンも検討してください、とのことでした。


転職も独立も、人生のターニングポイントであり、皆さん一生懸命考えることだと思います。

転職において大切なのは、自分の心のうずきがあるか。
独立においては、自主独立、金銭感覚、人望があるか。

ぜひ、心に留め置いて、参考にしてみてくださいね。

最後までお読み下さり、ありがとうございました☆


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