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もみの木の行列に並んでみた話

11月18日がなんの日ですか?と聞かれてIKEAのもみの木の販売開始日と答えられる人は少数派だと思われます。私もうるさい子たちから聞かされるまでは知りませんでしたから。

20年くらい前はアメリカに住んでいて生のもみの木を買ってオーナメントを飾り付けるのが毎年のクリスマスだったけれど、その香しい緑のにおいに惹かれつつ日本でまでそれをしようとは思っていませんでした。

子どもは何歳くらいまでサンタクロースを信じているのでしょうか。我が家の末っ子は小学六年生までは信じていた確信があります。毎年クリスマスイブにはサンタさん用のミルクとクッキーを玄関に用意して眠りについていました。お礼の手紙もつけて。

そのころならクリスマスツリーを飾っても飾り甲斐があったのですがここ6年ほどはもうそんな大掛かりなことはどうでもよくなってしまいました。だからIKEAの生のもみの木を買いに行くつもりも毛頭なかったのに・・・世代交代というのでしょうか。独立して暮らす娘たちが幼少期を懐かしんで生の木を買いに行くから車を出せと言ってきました。

今週木曜日だけ予定がなく、休養に当てるはずだったのに、突然舞い降りてきた急なお誘いに好奇心も手伝って出かけてみることにしました。平日12時前の店舗には長い整列ができています。有休をとってまで買い出しに行こうというのはわが娘だけではなかったようです。

やっと順番が来て軍手をはめてたくさん寝かせてあるもみの木を立ててみては形や色を確かめます。アメリカでは2メートルくらいの木が平均でしたがさすがに日本だとマンションにも飾ることができる90センチくらいのかわいらしい木か並びます。日本産やベルギー産とのこと、前者は少し葉が長く、後者は短めと違いがあるようです。

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幹を見てしっかりしたものがいいのかな?上までたくさん枝がついているのがいい?ほかの人が選んでいるのはどうも形がよく見えるものですね。なかなかオンリーワンのマイツリーに巡り合えません。30分近くかけて選んで新聞で巻いて台も積んでレジに向かいます。

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こんなにぼわぼわと下手に巻いているのはうちの家族だけで皆さん手慣れてスッキリ綺麗に巻いておられました。2980円で買って、1月に使用済みの木を返しに行くと1500円のクーポンをいただけるそう。

季節用品はオフシーズンの収納も頭が痛いので使い終わったら引き取ってもらえるのは大変ありがたいことです。

オーナメントはニトリがいいというのでこの日は大型店を命からがらはしごしました。出来上がった写真を見るとまあ苦労が報われたということにしておきましょう。

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クリスチャンでもないのにクリスマスを祝うなんて、という正論はちょっと横において季節感を味わうことに。こうして今年の秋も暮れゆくのですねえ。

皆様、ハッピーフライデーはお楽しみでしょうか。1週間お疲れ様でございました。


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