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■欲しいものは忍耐でしか手に入らないと思ってた。

💖熱量高めで
あなたを真反対の世界へお連れする💖

お手伝い心理カウンセラー・マリチャンヌです。


わたしは現在、
心理カウンセリングを通して
心のボタンの掛け違いをゆるめてほぐし


未来を思い出すお手伝いという
お仕事をさせていただいています。



『我慢強くない人・・』

今なら若干理解に苦しいのですが・・

以前のわたしは
そんな風に自分のことを見ていました。



根気とはまた違い、
状況に耐える力の方ですね。


思いやりが遠かったかな・・



今日は「欲しいものは忍耐でしか手に入らないと思ってた」
について書いてみようと思います。


よかったら最後までお付き合いください。



5年くらい前のこと。

歯医者さんでの治療中、
麻酔をするかしないか選んでくれと言われました。

しなくても耐えられる人もいるという想定での
選択肢ではありました。



男気を出したいわたしは
「なしで」と言いました。



歯医者さんは、それでも痛くなったら手をあげてね、とは
言ってくれました。



ガリガリと、削れていく金属音を聞きながら
神経も削られていく気分です。
もげそうでした。



しかし、わたしは、
「妊婦さんが出産する時は、こんなもんじゃあないだろう。
それに比べたらこれしき、ぬるいことに違いない・・」

憶測で乗り切りました。


先生にも、歯科衛生士さんから、
すごいねえ!と言われましたが

実際、わたしは
自分でもなんのためにそんなことをやったのが
よくわからなかったので

「はあ、まあ〜」と返事をするだけでした。


それから、数年経って

自分という人のことを
それまでとは違う角度から見直すことが増えました。


ある夏の日、わたしは、
自分が最終的に不登校になっていくまでの間


実は、何度か強制終了が来ていたのに
知らんぷりをしていたことに気がつきました。


体も心もボロボロだった・・
実は5歳時点でその兆しはあったんです。


過剰にというみんなに合わせなきゃ・・という思い込みです。


それはもう、我慢強いなんてものではないレベルまで
自分を捻じ曲げて

他人に受け入れてもらうためなら
どんな要求でも聞きます、と

生きるために、剣山の上での皿回しをしていたようなものでした。


深い部分では
泣き言を言わないわたしでいれば

・一目置かれるだろう

・我慢強いやつだと思われるだろう

・粗末に扱われないだろう。


体を張って痛みに耐えて
ポイントカードにスタンプ一つ。



それは他人の気分次第でいくらでも抹消される
頼りなく危ういもの。


それでもその価値観だけが
世界の全てだと思っていたため
後生大事にしてきたんですね。


あの時、麻酔なしで痛みに耐えていたわたしは


「本当は痛かったんです」。

神経がえぐれるほど。


歯医者さんに限らず、いろんな場所で

わたしはわたしを軽く扱っていたんだなぁ

いつも、置き去りにしていたんだなぁ

泣いている自分を見殺しにしていたんだなぁ・・・


わたしは、心が慌てる出来事が起こると
すぐに心の消火器を探す癖がありました。


なんとかしなくちゃ!と慌てる奥には

その場しのぎの安心でいい・・!
きっと未来がボヤを起こしている
放っておけば火事になる


・・今を大事にするという視点がないため
過去を教訓に未来を憂う気持ちがありました。


自分を守ってあげたい気持ちは奥底にあったんですよ。

ただ、術がわからなかったんですね。


たくさんのごめんなさい、を
自分に言った後

「そういうの、もういいや」って、思いました。



偽物の「まあいいや」の世界観にさようならをいうことは
一人ぼっちになる覚悟です。



個を生きる覚悟です。



当たり前のことを知ったのは
うんと遅かったけれど、

いつだって今日が一番新しい日です。


いやなのに、いやじゃないふりはやめていく。


あのとき、歯医者さんは、麻酔してもいいよ?って
選択肢も提案してくれていたんです。


ラクして、ニコニコ。

優しい世界を掴みましょ。



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