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海の生き物|カブトガニ編

海には底があるはずなのに、宇宙のように深く感じるのはなんでだろう。

海の生き物を見ていると、そんな気持ちになります。途方も無い年月を生きてきた彼らが、私たちには計り知れない時間を纏っているからでしょうか。

今日は生きる化石として有名なカブトガニくんを紹介します。

◆カブトガニ

鋏角類 (節足動物の分類の一つ)
クモ・サソリ・ダニなども属しています。名前はカニだけど、一番近いのはクモのようです。

祖先はカンブリア紀 (5億7千万年〜5億年前) に存在した三葉虫です。そこからすこーしずつ進化を遂げて、2億年前にはほぼ今の姿になっていました。だから"生きる化石"なのですね。

カブトガニは恐竜とも同じ時代を過ごしています。隕石の衝突→埃&ちり舞い上がる→太陽光届かなくなる→地球の気温の低下→食べ物なくなる、で恐竜は滅びてしまいましたが、カブトガニは1〜2年絶食状態でも生きられるので健在です。

博士の独りごと... 2億年も前って、、本当に途方もない。。。高校でひぃひぃ言いながら習わされた日本史がつい最近のことのように思える。戦国時代とか、つい昨日じゃん。。。

人類が誕生して、二足歩行していたものの、まだほぼおサルさんだったのが500万年前。そこから進化を遂げて今に至るけど、まだ多分進化の途中だよね、、(人類の進化は終わったという説もあるようだけれど)

それなのにカブトガニは、2億年前にすでに最終形態になれてたなんてすごいな〜

そして私たちが生きる時間って、本当に指をパチンと弾くくらい一瞬のものなんだなと痛感させられます。生きるってなんなんだろ。ただの地球の(宇宙の?)サイクルの一環?はぁ、不思議が絶えない〜

◆おしらせ

さいきん投稿している海の生き物のイラストですが、実はLINEスタンプやグッズがあります。海洋生物好きの方ぜひ!買ってください m(._.)m

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