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なにをしたら良い?「退職」にあたっての公的手続き(備忘録)

2023年7月7日の出社を最後に有給消化に入り、8月末に無事退職。

退職後、就職活動をしているアタシは、公的な手続きを自分で行わないといけない。

今後また就職し退職するときのためと、退職することを検討中の方に向けて手続きについて残しておきたいと思う。


■住民票の支払い

退職に伴い、区役所から今年度残りの住民票の払込請求書が届いた。
こういうのはすぐ届くのね。10月~来年3月までの半年分。
まあまあな金額だわね。
2回に分けて支払うようになっていたけど、一括で支払いを済ませた。

■雇用保険(失業手当)受給手続き

いわゆる求職者給付金。
次のお仕事を探している前提で、いただけるもの。
手続きは退職後、いつおこなっても問題ないけど、退職から1年間のうちに貰いきる必要があるので、特に支給期間が長い方は早めに手続きすることをオススメする。

申請は区のハローワークへ出向き、担当の方に説明と手続きをしてもらう。
手当をいただける期間は退職理由や在籍期間、年齢によって90~360日と幅がある。アタシの場合は、諸々換算し支給日数は最長120日間と決まった。

手続きに必要なものは、会社からもらえる離職票ⅠとⅡ。そして、マイナンバーカード。
マイナンバーカードがない場合は、証明写真2枚が必要となる。

実はアタシ「離職票Ⅰ」しか手元になかったのだけど、その旨を担当者に話したら、離職票Ⅱをハローワークの端末で出力してくれた。離職票は公的な書類なのでこの世に1枚しか存在してはいけない、ということらしく「もし今後手元に離職票Ⅱが届いたら破棄してください」とのことであった。
 
自己都合退職の場合、手当の支給までには2か月ほどかかる。
アタシの場合、9/12に最初の手続きを行ったが10/3に再度ハローワークへ出向き、最初の認定手続きが必要となる。そこからは4週間ごとにハローワークへ行き、就職活動の状況を報告するようだ。最初に手当が支給されるのは11月の予定。

自己都合退職の場合、支給が始まるまでがめちゃくちゃ長い。
色々手続きをしたけれど、実はまだなんにも始まっていないということなのだ。

自己都合での退職をし、その後特に働く予定のない方は少なくとも2か月くらいは生き延びることができるだけの、お金なのかコネなのかヒモなのかはあった方が賢明かも。

ちなみに自己都合退職をしたとしても後から「会社都合退職」にするために申し立てをすることもできるらしい。アタシも残業時間が毎月かなり多かったので条件的には申請可能であったが、「会社に連絡され調査が入ること」「相当の期間戦わなければならないこと」「会社の人たちとの今後の関係性」を鑑み、申し立ては断念。

会社都合として認定された場合、支給が1週間程度で開始されるのと、支給期間も最長240日間になるとのことであった。倍の期間か~。

魅力的だけど、支給期間があんまり長いと本当に社会復帰できなくなる気もするし、120日でも充分かな、と繰り返し自分に言い聞かせた。

■社会保険→国民健康保険への切り替え

これまでは社会保険に加入しており、保険料の半分を会社が負担してくれていた。今後は、国民健康保険へ切り替え、自分で支払っていかなければいけない。手続きは退職から14日以内行う。
区の相談窓口でお話しを聞き、今年度の収入からだいたいの支払い額を聞く。

高い・・!

すると、担当の方が「社会保険を継続する方法もある」と教えてくださった。向こう2年間に限りこれまで会社が負担してくれていた保険料を上乗せして支払うことでこれまでと同じ健保組合の社会保険に加入できるという。
こちらは退職から20日以内に健保組合への申請が必要。

急いで会社に連絡し「だいたいの保険料負担額」を教えてもらった。

区で聞いた国民健康保険料より安かったので、今回は継続で対応することに。健保組合のHPから申請書をダウンロードし、記入、郵送した。
すると、すぐに向こう3ヶ月分の保険料の払込請求書が到着。支払いを終えた数日後に保険証本体も簡易書留で届いた。
(管理番号などが更新されるため旧保険証は使用できない)

今後、4ヶ月目以降は口座振替にて支払いをしていく。

■厚生年金→国民年金への切り替え

年金も、厚生年金から国民年金への切り替えが必要だ。こちらは、単に書類に記載していくだけで対応完了。

ただし、相当期間無職になることを伝えたら、支払い減免措置が可能とのことであった。雇用保険の認定が下りたらその証明書をもって再度手続きが必要らしい。

ふむ。


まだ、ハローワークへの定期的な就業活動報告および国民年金の免除申請等残ってはいるが、退職時のお役所手続きのすべて(住民税の残分支払い、雇用保険手続き、保険切替、年金切替)を記載してみた。

色々あって大変! 
ご参考に。



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