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20. 【企画編】② ⑴テーマ案に戦略的熱量を込めよう!|松田 優希

こんにちは。

先日、カラーガードの練習をしていたのですが、5年前ほどガムシャラに練習する自分がいないことに気づきました。
割と、頭でペース配分を考えて、「疲労」や「集中力」「ケガ」「苦楽」なんかをコントロールしながら練習していることに気づきました。
5年前までは、「とことん追い込む」みたいなスタイルで練習していたのですが、完全に今の方がいいですね。
気づくのが遅かったです。勉強になります。
では、今日の本題に入ります。よろしくお願いします。

【企画編】②テーマ確定は熱量と民主主義のシーソーゲーム

(1)テーマ案に戦略的熱量を込めよう!

まず、作戦の第一段階です。
3つのテーマ案を考えたとしたら、3つのうち「本命の案に100%の熱量、あとの2つの案に70%ぐらいの熱量」を込めましょう。
【比較対象を意図的に作るため】です。

人は、相手から1つだけの提案をされたとき、
「他に代案はないか?」
「これは本当に大丈夫か?」
と疑念を抱きます。

スーパーマーケットのハム売り場にて、「1つの会社のハム」しか売ってない状況はほとんどないですよね?
いろんな会社のハムが並んでいる中で、よく見ると、ある会社の商品が多かったり、売り場面積が大きかったりしています。
そうした方が売上が上がるのです。
しかも、売りたい商品が売れるのです。

これは、「他に比較対象があることで安心する」という人の心理を利用しています。
人は無意識のうちに「基準」を設定し、比較することで対象を評価します。
この心理を利用して、「基準=本命以外の案」を意図的に準備します。
相手はこちらが用意したテーブルの範囲で思考してくれやすくなります。
さらに上手くいけば、あなたの本命を肯定的に選んでくれるのです。
そのために、本命はしっかり熱量を込めましょう。

「じゃあテーマ案に熱量を込めるってどうすればいいの?」
「熱量ってどうやって伝えるの?」

という疑問について、次回『【企画編】②(2)デザイン&ストーリー』でお話ししたいと思います。
ご参考になれば幸いです。

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松田 優希 -Yuki Matsuda -
Location:福岡
Player:カラーガード / 和太鼓
Production:ガードshow / マーチングshow / 和太鼓show / 映像作品
Twitter : @PBTD_matsuda_jp
Mail : playback.td2020@gmail.com

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